2007/03/17 - 2007/03/20
69位(同エリア100件中)
アリヤンさん
ムスメの旅行参加表明で急きょ変更した方角で、シーパンドン最南端のコン島に生活することになった。
(シーパンドンには2つのコーン島があるが、こちらは小さなコン島)
フレンチ・ブリッジのそばで、全くはやらないゲストハウスに落ち着いた。
昔の白黒映画、山里に出てくる、菅井きんさん演じるキチャナイおバアさんソックリなオバチャン、GHで出てきて、ワタクシたちが泊まると分かったら、手を合わせて「コプチャ-イ」(ありがとう)と言った。
宿帳を見ると、ワレワレで実に10日ぶりの客だ。
どうもここはヘンピなところで、ほとんど客も来ないラシイ。
で、電気もない。
一応、電灯らしきものはぶら下がっているが、今日は「バッテリーが無~イので。電気がな―い」、とのことで、全く電気の無い、真っ暗な夜を、人生で初めて過ごした。
現地ネット環境劣悪のため作成した当時の現地緊急避難ページ。
http://www.geocities.jp/ariyan05/4traemergency_051.html &
http://www.geocities.jp/ariyan05/4traemergency_052.html &
http://www.geocities.jp/ariyan05/4traemergency_053.html &
旅行データー集は、http://outdoor.geocities.jp/ariyan9906/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
川底がみえるほど、メコンは浅い。
たくさんの川藻がゆらいでいる。
立派なリゾート・バンガローが立ち並ぶ、デット島をあとにして、コーン島に向った。 -
-
フレンチ埠頭もあとにして、、、
-
-
途中、ワタクシたちのボートは、浅瀬に乗り上げて、動かなくなった。
船頭が降りて、マニュアルでボートを押して、軌道修正。
乗客たちは、乗り上げたこと自体が、激写の対象だ。 -
イチオシ
船頭さんが胸まで浸かって、ナントカ、浅瀬から脱出!
-
ボートはコン島に近づいた。
-
デット島とコーン島を結ぶ、フレンチ・ブリッジが見えてきた。
終戦まぎわ、大日本帝国、南方方面軍は、フランス軍を追い、この橋を渡り、デット島にはいり、占領した。
(ホント、えらいトコまで、日本の兵隊さんは来たモンダ) -
-
ボートは、フレンチ・ブリッジのすぐそばに着いた。
ワタクシたちはここで降りて、宿探しを始めた。
他の乗客たちは、船頭につれられ、コン島探検にでかけた。
おそらく、2~3時間かけて、放置されているフレンチ・蒸気機関車をみたりしたり、しばらく探索して、同じボートに乗って、デット島に帰るのだと思う。 -
イチオシ
ボートが停まった場所のすぐ近くにあった、バンガロー宿(ダブル、ファン、シャワー・トイレ付きで一泊US$3)に泊まる事にした。
*この宿の詳しいことは、下記ページ参照。
http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10166553/
泊まったバンガローのベランダからは、フレンチ・ブリッジが、すぐそばに見えた。 -
イチオシ
ベランダのすぐ下では、子供たちが元気に水遊びをしていた。
ここらでは、メコンの流れは非常にゆったりとしており、川底がみえるほど、浅い。
しかも、透明度が高い。
もうすぐ先で、滝となって、落ちるはずだ。 -
ワレワレのバンガローの隣の家。
家というよりは、掘っ立て小屋のようだ。 -
でも、ブタさんだけはマルマルと、太っていた。
-
水牛たちは毎日メコンにつかり、夕方になると勝手に家路につく。
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島の地図。
西にはソンパミットの滝、南端には旧日本軍が使ったと思しき機関車の残骸とイルカの生息地、東にも滝がある。 -
最初の夜、生まれて初めて、全く電気なしの夜を過ごした。
対岸のデット島には、夜10時頃まで灯りが付いていた。
対岸の灯りが消えるまで、ベランダでハンモックに揺られて、月明かりに映える、フレンチ・ブリッジを見ていた。
満天の星空だった。 -
翌日、旧宗主国フランスが走らせた蒸気機関車の残骸と、ソンパミットの滝を、朝早くから張り切って見に行くことにした。
04-05の歩き方には
”機関車を単独で探すのは困難”
と書いてあったので、どんなに困難か?と気合が入った。
そこに行くには、入場ゲートで9000kipsを払って行かねばならないが、運良く?、係官が居なかったので、スーッと、ゲートを通ってしまった。 -
イチオシ
フランス統治時代に使っていたミニ蒸気機関車。
「ジャングルの中にあって、中々見つからない」ってどこかに書いてあった。
のに、今は簡単、カンタ―ンに見つかった。
このように、周りを観光用に整備していて、まったく、拍子抜けだ。 -
目玉の機関車のトイ面に、別の機関車の残骸もあった。
-
そこからドンドン歩いていくと、30分以上は歩いたか、お寺を通り越して、田んぼン中を行くと、また料金所があって 、また9000kipsを徴収する場所があった。
ソンパミットの滝の見学料だという。
ナンカ釈然としない。 -
オオッ!
9000kipsの価値は、おおアリだ。
あの、静かなメコンからは、想像もつかぬ、迫力。 -
-
イチオシ
ドードーと落ちる滝は迫力満点である。
-
見た目には涼しげな、冷たそうな流れである。
ゴツゴツした岩を上り下りすると、タダでさえ熱帯
である、汗ビッショリになり、暑くてタマラナイ。
この滝に飛び込めば、さぞかし気持いいだろうに!
で、飛び込んだ♪。
ン?生アッタカ~イ!
そう、ココは、あのユッタリ流れていたメコンなのだ。
水は、そのメコンの水で、温かいのである。 -
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小さな滝つぼで、外人の若者たちが水遊びをしていた。
気持ち良さそうだ。 -
滝の落ちる直前の部分は、ひときわ、静かな浅瀬となっている。
-
今は乾季で、水量が少ない。
周りの、竹林のシナリを見ると、雨季には、どれだけの水量になるのか?
想像ができる。
これらの竹林は、今は、通り道やら、休憩所になっている。
でも、一旦、雨季になると、水かさが増えて、こうしたところも、大きな流れの一部となるのだろう。 -
休憩所の赤ん坊
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最近まで地元の人々が
「精霊の棲む滝;リーピーの滝」
と称していたことが、理解できそうだ。 -
滝からの帰りに、6世紀に建立された、と言われるお寺に立ち寄った。
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このお寺のそばには、滝に落ちる寸前の、メコンが静かに流れていた。
-
この寺の由緒は分からないが、6世紀頃から残っているのではないか?
と、思わせる古い仏塔が残っていた。 -
仏塔以外は、比較的、新しいツクリだった。
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メコンに陽が沈み、2日目の、電気なしの夜を過ごした。
-
隣の家は、普通の家庭だが、水揚げポンプが無いので、生活用水は全て人力でメコンから運ぶ。
毎朝、おバアちゃん、おカアちゃん、おニイちゃんの3人で川から水をむ。
見ていると考えさせられる。
いまだに、このような生活があるのだ。 -
島の病院
-
ゲストハウスの家庭も、トナリと余り変わらないが、
ボートのエンジンを利用して、水ポンプで水を揚げているので、隣の生活よりマシだ。 -
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夜の灯りは、灯油ランプか、ロウソク。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 熱帯魚さん 2010/06/16 14:40:41
- いいなぁ〜
- アリヤンさん
こんにちは!
ラオス、コーン島ですか〜
とても素敵なところですね。
島好きとしては気になります。
ラオスは学生の時2回行ったきりで
それ以来行っていないのですが、
久しぶりに行きたくなりました。
滝つぼも、精霊が住むといわれている場所も
何だかとても神秘的です。
素敵な旅行記を拝見させて頂きました〜
有難うございます。
- アリヤンさん からの返信 2010/06/16 17:23:08
- RE: いいなぁ〜
- 熱帯魚さん、
南ラオスはワタクシとパートナーが大好きなところです。
今度は、まだ行ってないカンボジアと、カンボジアから南ラオスに抜けるコースで旅行をしたく思っています。
今、映画「キリングフィールド」の原作となった、カンボジア人が書いたノンフィクションを読んでいます。
まあ、実際に行く頃になったら、内容は忘れているだろうケド、キリングフィールドにいった時になにかを思い出すだろう、っと思い、読んでいます。
カンボジア国境近くのコーン島と、メコンで最大の島、コーング島はもう一度訪れたい所です。
今、また、南ラオスのページの整理をやってますが、やってる本人も、いいなぁ〜っと思ってしまうほど、オモシロイところです。
熱帯魚さんには、ぜひ、行ってみて欲しいですネ。
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