2006/08/25 - 2006/08/29
2718位(同エリア3799件中)
すいさん
フィンランド旅行後半は、ヘルシンキを拠点に観光。
一国の首都でありながら、人口は55万人ほどという驚きの少なさ。どこもかしこもゆとりを感じるのはそのせいか。
誰とでも英語は通じるし、トラムは時間に正確。我が家の旅行につきもののハプニングも一切ナシ! これで物価が高くなければ、言うことなしだったんですけどね。
ここではヘルシンキ市内で過ごした4日間をまとめます(スオメンリンナとタリンは別の旅行記で)
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道
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ロバニエミから寝台列車に乗って、朝、ヘルシンキ駅に到着。
私の勝手な想像では、ヘルシンキは洗練されたモダーンな都市、というイメージだったのだが、着いてみるとごく普通のヨーロッパの街並み。しかし、通勤時間帯のはずなのに、人が少ないなぁ。 -
朝食を軽く済ませた後、エスプラナーディ公園沿いから港を目指して歩く。
8月なのに早くも銀杏の香りがプーン‥。おかげでヘルシンキで一番にぎわうこの通りを毎回避けて歩くことに。
おしゃれなトカゲドア。こういうの、もろ好みです。 -
バルト海の乙女像を取り囲む噴水は四頭のアシカ。いかにも北の海という感じがしてよい。
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マーケット広場で見つけた、ひときわユニークなフェルト帽。かぶるシチュエーションが見当たらないが、ちょっとほしかった‥。娘も興味津々。
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3日分のヘルシンキカードをインフォメーションで購入(写真は子供用)
http://www.helsinkiexperts.fi/helsinkicard/
ヘルシンキカードはヘルシンキの交通機関や美術館博物館の入館料が無料となるお得なカード。
ヘルシンキ一周のオーディオツアーもタダ(時間帯による)で参加できるので、確実に元が取れます。
別に私はヘルシンキカードの回し者じゃないですけど。 -
まずは、バスに乗ってオーディオツアーに参加。ヘッドホンで数々の言語による説明が用意されています。日本語ももちろんあり。
日本で観光産業に携わる人はこういうところを学んで欲しいところ。
ツアーはヘルシンキ大聖堂下の元老院広場からスタート! -
ウスペンスキー寺院。北欧最大のロシア正教の教会で1866年に建てられた、とのこと。
この近くにあるロシア料理店「ベルビュー」はとってもおいしかった。オススメ!(「地球の歩き方」の地図で行こうとすると迷います) -
テンペリアウキオ教会は、岩の中に作られた珍しい教会。ここで一度バスを降り、見学。中は観光客でごった返していた。お祈りしてた人、ごめんなさい。
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シベリウス公園でもう一度下車。
写真はエイラ・ヒルトゥネン作のモニュメント。どうみてもパイプオルガンをイメージしているようにしかみえないのだが、作家の意図は違ったらしい(解説で聞いたのだけど、忘れちゃった)。 -
おでこの広〜いシベリウスさん。「フィンランディア」でおなじみ、フィンランドを代表する大作曲家。シンフォニーやヴァイオリンコンチェルトにも名曲がありますね。
ガイドブックの写真から、もっと巨大なオブジェだと想像していたのだが、意外と小さかった。顔のインパクトが大きいせいかな。 -
ぐるりとヘルシンキを回ってオーデイオツアーは元老院広場でおしまい。運良くちょうど軍楽隊?のパレードが。よくよく見るとみんなあどけなさの残る少年たちでした。
フィンランドでは徴兵制があるって知ってました? -
ヘルシンキ駅向かいの郵便局。郵便グッズのショップや郵便博物館がある。
郵便博物館は、ほとんど誰もおらず、ガラガラ。 -
郵便博物館入口の馬の人形。子供は乗ってもよい。背中を押すと、フィンランドの郵便について馬が語ってくれるのだが、フィンランド語でちんぷんかんぷん。
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郵便博物館内にある「郵便配達シミュレーション・ゲーム」。スクリーンに表示される街を見ながら自転車をこいで、郵便を届ける速さを競う。面白くて何度もやりすぎて、最後は酔ってしまった。
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国立現代美術館キアズマ。モダンな建物で吹き抜けが開放感があって気持ちがいい。
展示されていた現代美術は、あまり面白くなかったけど。 -
キアズマに限らず、ヘルシンキの美術館では入場料を払うとシールを渡される。
これを服に貼って入場できる仕組み。
どこの美術館もシールのデザインが楽しい。 -
ヘルシンキの滞在は「ソコス・ホテル・トルニ」。
広々としたお部屋はモダンなインテリアで統一され、バスタブは猫足(!)。優雅な気分に浸れました。
朝食のレストランは席が足りなくて、いつも混雑。それだけがちょっと不満でした。 -
カイサニエミ通りで見かけた木琴・鉄琴のアンサンブル。息もぴったり!
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フィンランドのトラムは正確。次に来るトラムと、その次に来るトラムの時間も表示されるので、ストレス無く待っていられます。
これからアラビア工場に向かいます。 -
アラビア工場は、ヘルシンキに行ったら必ず訪れたいと思っていた場所のひとつ。フィンランドの代表的陶磁器メーカー。
一番上の階は博物館になっていて、涎の出そうなカップやお皿がいっぱい。まさに宝の山。
ファクトリーショップに行くと、「ここは日本?」と錯覚しそうなほど、日本人ばかり。みんなメモを持って、目の色を変えてお買い物をしている。アラビアの人気の高さをあらためて知る。
私もムーミンのカップやイッタラのグラスなどを購入。アウトレットのB級品だが、実際に使っている今でさえ、どこがB級なのかわからない。徹底した品質管理はさすがだ。 -
こちらもヘルシンキ観光の目玉の一つ、デザイン・ミュージアム。一階では家具の展示、二階ではイッタラ展がやっていた。有名な花瓶「アールト」を製作しているフィルムがあり、ユニークな形のガラス製品がどうやって作られるかがよくわかった。
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ミュージアムショップで購入した、マリメッコTシャツ。日本ならM〜Lサイズの私もSサイズで十分でした。
似合うかどうかは別として、前と後で色が違っていてとてもかわいい。
ここのショップはユニークなものがいろいろあり、おもしろかった。 -
ヘルシンキ滞在が土日とぶつかっていたので、お目当てのお店のいくつかは閉まっていて残念。
電気のついていない、暗いショーウィンドウを眺めながらホテル近辺をぶらぶらお散歩。
ウェディングドレスのショップも閉店していたが、あまりに素敵なのでパチリ。もはやすでに結婚とは縁のない私でもときめくかわいらしさ。 -
散歩の途中に大きな墓地があり、立ち寄ることに。
一番奥にはフィンランドの英雄マンネルハイム元帥のお墓とそれを取り囲むように無数の戦士の小さなお墓が並び、静謐な空気が流れていました。 -
墓地内にはリスがいっぱい。人間になれていて、えさをねだりに足元までやってきます。
えさをもらうとサササーと走っていき、えさを埋めて、また戻ってきます。
ずうずうしいのに、憎めない。かわいいって本当に得ね。 -
偶然見つけたアールトのお墓。お墓参りまでできて感激!
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タリン観光から帰ってきたときに立ち寄ったマーケットホール。食料品のお店が並んでいて楽しい。
夫はお土産にトナカイの肉の缶詰を購入。ちゃんと食べてもらえたのであろうか。 -
ヘルシンキ滞在の目的のひとつが「デザイングッズのショッピング」だったのだが、ユーロ高とフィンランドの消費税の高さにあえなく撃沈。ほとんどウィンドウショッピングになっちまいました。
そんななかで例外的に手頃だったのが、Kampiというバスターミナル直結のショッピングモール内にある、文房具屋さん。ここはかわいくて楽しいものがいっぱい。お土産用にマリメッコファイルケースを大量購入。
そのほか、ペーパーナプキンも品揃え豊富で目移りするほど。たしかひとつ、2ユーロでおつりが来るくらいの値段だったはず。もっと買っておけばよかった〜。 -
「世界でもっともまずい菓子」とも言われるサルミアッキ。
たしかによくわからない味ではあったが、世界一まずいとまでは思わなかったなぁ。 -
フィンランドといえば、ムーミン。
ペットボトルのジュースにもムーミンの絵が使われていました。
日本だとMoominなのにフィンランドではMuumiなんだよね。 -
アカデミア書店の文具売り場で購入のマリメッコポーチ。がまぐちになっているのがお気に入り。かわいくて旅行から半年以上経った今もまだ使えません。
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早朝のヘルシンキ駅。ここからバスに乗って空港に向かい、フィンランドの旅は終わり。
ヘルシンキの朝は夏でもひんやり寒かった。
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