2006/08/10 - 2006/08/19
9位(同エリア10件中)
瑞樹さん
更にバスで1時間ほど進むと、ジャンドゥーバの北凡そ9キロの山間にあるブラ・レジアへ到着。
町の起源は、紀元前4世紀のブラの泉を中心に建てられた小さな町。紀元前2世紀の頃よりブラ・レジアと呼ばれるようになりました。
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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更にバスで1時間ほど進むと、ジャンドゥーバの北凡そ9キロの山間にあるブラ・レジアへ到着。
町の起源は、紀元前4世紀のブラの泉を中心に建てられた小さな町。紀元前2世紀の頃よりブラ・レジアと呼ばれるようになりました。 -
ブラ・レジアは、ローマに併合される前はベルベル系民族であるヌミディア王国の首都でした。
騎兵の強さは地中海一とも云われ、第二次ポエニ戦役の際にはハンニバル軍の勝利を導きました。 -
しかし最盛期の王・マッシニッサが国を追われローマ軍の力により王位に返り咲くと、第三次ポエニ戦役の原因となるカルタゴ領の侵食をし始め、カルタゴを滅亡に追い込みます。
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入口正面には、ユリア・メムニアの浴場がありますが、地上の遺跡部分は大地震などで殆どが倒壊。
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遺跡内には普通に地元の人が佇んでいたり休んでいたりします。
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ここは何が有名かといえば、1900年初頭にフランスが行った発掘で発見された世界的にも珍しい地下住居跡と、モザイクです。
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照りつける強い陽射しを避け、昔の人々は夏は地下の住居で暮らし、冬は地上の住居を使用しました。
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バルドー博物館に収蔵されているモザイクは、ここで出土したものもあります。
ここは、温・冷浴室だったところ。
屋根は既にありませんが、建物のこうしたくぼみには、妖精の彫刻が飾られていたと考えられています。 -
こちらはサウナ。なんだか、抜けるような青い空との対比が、人の営みの儚さを感じます。ちょっと寂しい気持ちです。この辺りはひとつひとつの石が大きくなっています。山が近く、必要ない石が近くで採れたためだそうです。
ヤシの木状のアーチがありますが、これはローマやエジプトには無い技術で作られているそうです。サウナには、2階に図書室や今で言うジムがあったそうです。なかなかの充実度! -
ここは宝物の家と呼ばれているところ(変な名前)。この住居から、7世紀のビザンチン時代の金貨が大量に発見されたからだそうです。地下は、3つの部屋があり、果物のモザイクが残っているところはダイニング、残りの二部屋は寝室だったと考えられています。
地上はすっかり跡形も無いのに、地下部分はかなりの残り具合。モザイクも残っているのが見えます。 -
右の壁に沢山のパイプが通されています。これはテラコッタ製で、いわゆるエアコンの役割を果たしていました。素晴らしい。
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炎天下の中、点々と残っている遺跡を巡ります。暑い!ご覧の通り、周囲は普通の集落があり、また近くでは今でも大地主が採石などを行っているそうで、こんなに素晴らしい遺跡が壊れやしないかと心配です。
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この遺跡には、凡そ750軒の建物があったと考えられています。二本のメインストリートがあり、この道の両側にも、きっと立派な家や店が並んでいたことでしょう。
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周囲の畑では小麦を収穫し、それと大理石とを物々交換していたようです。チュニジアでは、黄色とピンク色の大理石が採れました。
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二つの道の十字路付近には、モザイクなどがよく残っている建物が多くあります。”狩猟の館”と呼ばれる住居跡を覗くと、地下にはこんなモザイクが残っています。
ここは居間として使われていた部屋で、四角い模様ひとつが一人分のお膳代わりに使われたと考えられています。 -
道の突き当りには、”新狩猟の館”があります。上から覗いたところです。地下の生活の為の明かり採り用の天窓を設け、壁には六角形の換気口を開けてあります。
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階段を降りてみると、細かなモザイクが良く残った部屋があります。
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地上部分にあったトイレ。多分狩猟の館のもの。地下住居でも、トイレは地上だけだったのでしょうか。トイレにまでモザイクがあります。床という床、全てモザイクで覆われていたのでしょうか。
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この家では、二つのトイレに二つのクローゼット付きベッドルーム、一階にはその家の奥さんが、二階には奴隷が住んでいたそうです。
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続いて”漁業の家”と呼ばれるところへやって来ました。ちょっと分かり難いですが、漁師が魚を獲る様子や様々な魚や蛸が描かれたモザイクが床一面に広がっています。
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こちらも同じ場所ですが、モザイクが良く見えるのが一部分だけです。遺跡のモザイクを見学するときは、是非ともミネラル・ウォーターを利用しましょう。モザイクが色鮮やかに蘇ります。
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アップにしたところ。赤も緑も、なんてハッキリと浮かび上がっているんでしょう。床前面に水撒きたいわ。
これなら絨毯や他の飾りなんていらない部屋ですね。ちょっと雨が降ってくれれば、云うことなしかも?でも雨が降ると危険防止の為か保存の為か、閉鎖になってしまう住居もあるそうです -
ここブラ・レジアの見所は、このアンフィトリテの家。ここにブラ・レジアで一番美しいモザイクがあるのです。 -
狭い階段で地下へ降りてみると、
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なんとこんなに保存状態の良い美しいモザイクが。2世紀のものだそうですが、うーん、信じられない。
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更に、こちら。ケンタウロスにまたがったアフロディーテを中心に、トリトンやアモールが描かれています。周囲には鯛やウナギ、イルカ、貝、天使などが描写されています。上部が光ってしまって申し訳ない。本当に細かいモザイクで、色鮮やか、美しい。
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そうそう、水を掛けるとこうなりました。今は失われていますが、当時は目に真珠が嵌められていたそうです。三白眼に見えるのは、それが無いからかな?
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ブラ・レジア、修復が進めば絶対に世界遺産登録されると思いますが、地元の人々は通学路に使ったり、はたまた散歩に来たり、挙句の果てには山羊や羊の放牧に来るそうです。いや〜贅沢って言うかなんていうか。そりゃ地元の人にとっては、遺跡なんかより明日の糧ですね。
遺跡にはその他に神殿やフォーラム、ローマ劇場などもありますが、まだまだ未発掘のところも多いそうです。 -
只今12:30、ホテルTHCGGAにてランチ。レストランは、世界各国のツーリストで一杯、賑やかです。
上の写真は、トイレの入口にある可愛い一角。鏡が高すぎて、私には無用ですが。 -
炎天下の下遺跡見学をしたので、冷たいものが飲みたくなり写真のソフトドリンクを頼みました。いわゆるスプライトのようなものですが、チュニジアの会社で作られていました。
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最初はパンに、やはりお馴染みのチュニジアン・サラダ。
で、メインは何かというと、 -
このお肉なんだけれど、何だと思いますか〜?
答えはこちら↓ -
上部中央からこちらを見つめている、あの方です。丁度来年の干支でした。
イスラム教では豚を食すことは避けられますが、猪は別のようです。
この猪、癖も無く柔らかくてとても美味しく頂きました。ごちそうさま〜。
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