女一人プラハ・ドレスデン・ベルリンの旅−ドレスデン

2007/02/07 - 2007/02/15

しばらく時間が空いたので、こんな機会は二度とないかも、と思いヨーロッパに旅行に出かけることにしました。
行き先は、最近気になっていたプラハ、ドレスデン、そして8年ぶりのベルリン。

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

プラハからドレスデンまでは、ECで2時間半程度。
切符は前日に本駅でカードで購入しておきました。
iに問い合わせ窓口と購入窓口と並んでいたので、英語も通じたし、ぜんぜん混んでなかったし、思ったよりスムーズに買えました。
ただ本駅にはかなり怪しい人々もいて、ぼーっとしてると危険な雰囲気。
噂の丸天井のカフェもどこにあるのかすごい探し回っちゃったし。
（外の階段で上がらなければならないのだった。）

東ドイツ方面への列車は、本駅ではなく、本駅から地下鉄で3つ目のホレショヴィツ駅から。
すごい周りに何もなくて、いいさびれ具合。
ここでも多数の韓国人の皆さんがいて、一瞬ここはどこ？的な錯覚に陥りそうでした。

ドレスデンに着くや否や、駅舎はパンの焼けるいいにおい！
あードイツに来た！！って感じがして、うれしかった！
しかし寒い！！
ざーざー降りの雪です。
美しいというエルベ川もすっかりくすんでしまってるし、
旧市街への道間違えて1時間もさまようし。。。

ブリュールのテラス、と呼ばれる河岸の遊歩道。
川沿いに美術館や教会が建っている。
天気がよければなぁ！

レジデンツ外壁の「君主の行列」壁画。
2万5千枚ものマイセンのタイルに、さまざまな時代の偉人が描かれている。
これは戦災を免れたらしい。

長いっ！

聖十字架教会。
現在の建物は18世紀後半に建てられたもの。

これは古っぽくて荘厳ですてきだけど、この向かいはだだっ広い空き地になっていて、付近の真新しいショッピングモールとともに、違和感がある雰囲気。
昔は大都会だっただろうに、戦争ですっかり破壊された街なんだなぁ、というのがかえって感じられて胸が痛む。

フラウエン教会。
戦争で破壊されたものを、瓦礫を一つ一つ鑑定して積み直しやっと近年再建されたらしい。
ちょっといかにも真新しくて残念だけど、とても大きくて美しい形。

ドレスデンは夜景！！と聞いていたから、日が暮れて照明が入るまでうろうろしてたんだけど。
寒い！！
でも、カトリック宮廷教会とレジデンツが重なってる感じは、さすがに美しい。
ゼンパーオペラもきれいだったー。

旧市街をうろうろして、手ごろそうなメニューを出してる店に入ってみた。
ローストポーク・ビーフソーセージ・キャベツの煮物・ポテトの盛り合わせという典型的なザクセン郷土料理。
これで水をつけて13ユーロくらい。
（今回の私のレートでは1ユーロ165円くらい、ドレスデン駅の両替所はレート最悪！！）

ソーセージのしょっぱいこと！
うちの地方で言う、「あだじょっぱい」ってやつだ。
でもたーーっぷり添えられたキャベツ（というよりケール）が、スープが効いてもやもやしてて、肉にからめて食べるとおいしい！！
ずっしりお腹いっぱい。

郷土菓子の「アイアーシェッケ」と思われるものを1個1ユーロで安売りしてたので、買ってみる。
と、ぼたっと地面に落としてしまった･･･
泣きそうになって、意地でもう1個買ってホテルで食べた。
ドイツ菓子にしては、ふわっとしてバニラビーンズが入っていたりして繊細な作り。甘さもちょうどいい。
もうちょっと香りがするとおいしいのに。

せっかく買ったトラムのチケットをなくしてしまったり（1回1.8ユーロ！！）ついていないので、早々にドレスデンを脱出することにする。
目指すベルリンまではほんの2時間ほど。
しかし電車は30分くらい遅れ･･･
ハンブルクまで乗り継いでいくというお姉さんはしきりにあせっていた。
でもベルリンではちゃんと電車は待っていたようだった。