2007/01/17 - 2007/01/27
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ゆみナーラさん
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3日目1/19、美しい街チェンマイも良かったけれど、何かが物足りない。
タイにわざわざ一人で来て、そっと心の洗浄をするのには、ここは洗練され過ぎていて却って心が痛むからなのかもしれない。
そういうわけで、今回も旅烏・移動移動のバスの旅
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
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-
ホテルの1階にあるカフェテラスで、目的地であるメコン沿いの町までどのような行程で行こうかと考えた。
チェンマイからウドーンターニーまで週に3便・水金日曜にNok Airが出ている。今日はちょうどその就航日である。
Nok Air→ http://www.nokair.com/nokconnext/aspx/welcome.aspx?currlang=en-US
しかし今日も寝坊な私、もうすでに10時30分をまわっている。12時のフライトに間に合うか、取れるかもわからない。 -
メコンまでは長い道のりになりそうだがやはりバスが私を呼んでいるのだと諦めて、潔くバスターミナルへ向かう。
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チェンマイ・アーケードバスターミナル
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バスターミナルに来ると、風邪気味で少し沈んでいた気分も高揚してくる。
あ〜やっぱりバス旅だな〜、と思う。
出発前のタイの人々は長椅子に座って何をするでもなくのんびりと、また遠くをボーっと見つめたままバスの到着を待っているし、どこからかバスが入ってくると、「○○○行き〜!これは○○○行き〜」と車掌の威勢の良い叫び声が飛び交って、ターミナルが一瞬活気を帯びる。
そのターミナルの脇では、バスで遠い町から到着した客を拾う為気長に待つtuktukやサムロー、モーターサイの運転手が屋根つきの客席に寝そべって、または木陰を見つけて気持ち良さそうに居眠りしている。 -
バスチケット売り場。いくつも窓口がある。
チェンマイのような大きな町なら英語表記があるが、地方に行くとタイ語表記のみになるので、タイ語がまるで読めないときっとチンプンカンプンである。
「バイナイ(どこに行くんだ)?」
ターミナルをうろちょろしていると誰かしら必ず寄ってきて、行きたい町までのバスの窓口まで連れて行ってくれる。
これは私が外国人旅行者だからという訳でなく、タイ人に対してもほぼ同様のようだ。 -
どこのターミナルにもある売店。
新聞や本にお菓子、飲み物にカップラーメンなど。
口寂しくならない程度のオヤツを購入する。 -
出発までまだ時間があったので、ターミナル脇の食堂でセンレックをすする、30B。
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食堂から見たバスターミナル
こういう何でもない時間を過ごすのが、とても好きです。 -
まだ時間もあるので、タイ長距離バス好き代表として撮影に興じる。
これはメーサイやメーソッドへ行くバス -
これもね。
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パヤオ、ナーンに向かうバス
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ナーン、プレー行き
かっくい〜 -
じゃ〜ん、これが私が乗るバス・ピッサヌローク経由ウドーンターニー行き。所要6時間。
ウドーンターニーまで一気に行ってしまおうかと思ったけど、多分12時間は堅いのでやめた。
チェンマイからピッサヌロークまでは211B。 -
車内では、TVやビデオが大音響で流されます。
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チェンマイからランパーンまでは緩やかな山道を抜けます。
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途中、ランパーン。
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表記がタイ語のみ
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そして4時間半ほどするとウタラディットの町。
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あともう少し。
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19:30、ピッサヌロークに到着。
バスターミナルに着くやいなや、tuktukやモーターサイの客引きがバスの出口にわ〜っと寄ってきて、「どこ行くどこ行く」と、到着したばかりの客に息をつかせる間もなく声をかけてくる。
「バイ ロンレーム アマリンナコーン。」
はいよはいよ〜、と言って勝手に荷物を引っ張って行ってしまうので、必ず料金交渉はしましょう^_^;
今回の旅では、どこの町でも気さくな人達に恵まれた。
「コンイープンか、何?バイティアオ(遊びに行く)コンディアオ?へ〜、タイ語もゲンゲン(上手)だな〜」
こんな会話をしつつ心地良い夜風を受けながら、モーターサイやtuktukでホテルへ向かったりする瞬間もまた好きです。 -
泊まろうと思っていたアマリンナコーンホテルは一杯だった為、時計塔近くにあるLithai Guesthouse に宿泊することにした。
一泊350B、ホットシャワーとエアコン、朝食つき。
部屋は非常に清潔でフロントの感じもよく、ゆみナーラスペシャルお勧めのゲストハウスです。
フロントで隣から、「日本からキタですか?」と声をかけてきた中年の女性がいた。
聞くと2年前まで沼津に住んでいたらしく、非常に日本が懐かしいと言っていた。今でもまだ兄弟は沼津に住んでいるという。
車で来ているので一緒に食事でもどうですか、と誘って頂いたが、調子があまり良くないせいか人と話すのが多少億劫に感じていたので、ナイトバザールに行く旨を伝えやんわりとお断りした。 -
お湯の出もなかなか良いシャワー。
今回はどこの宿でも、トイレ・バスまわりの状態はすごぶる良かった。 -
2度目のピッサヌローク
ここは特別何がある訳でもないけれど、人が優しくて夜風も優しい、私にとってとても居心地のよい町だ
旅の道中よく感じることだが、人間同士の関係と同じように自分と肌の合う町と合わない町が必ずあるように思う。
ピッサヌロークはきっと前者なのだと思う。 -
ナーン川に沿ったピッサヌロークのナイトバザール全景
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地元の若者がそぞろ歩き
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そして一番奥にある、川を望むレストラン
美味しいんだよね〜ここが。 -
追加でトムヤムクンも頼んで完食、計190B。安っ!
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ここのカオパックン(エビチャーハン)は激ウマ。
ヤムタレーとビアシン -
食後、川沿いを橋方向に戻っていくと、お洒落に飾り付けている一坪バーが並ぶ一角があった。
地元の若者が道楽でやっているようだ。客層もその友人達が飲みに来ている、という感じ。
前に来た時にはなかったけど、ちょっくら飲んでくにはちょうどいい按配の雰囲気。 -
オレンジカクテル50B
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気温や湿度の高さのせいでぼんやりと宙に浮いたような景色が、いかにもタイらしい。
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リタイゲストハウスの朝。
快適な部屋だったので、昨夜はゆっくりと眠れた。調子が良い。さあ今日も6時間のバス旅だぁ〜 -
1Fのレストランで朝食、洋食など何種類かありその中から選んだのはプリプリの鶏肉が入ったお粥。
「ユミサ〜ン!」と奥から昨日の女性が声を掛けてくれた。隣に中年の男性が座ってる。
「あ・・コレはね〜、え〜っと・・・ニホンゴでそう、、、ダンナ!」
これから向かう先の話などを少しして、握手をして別れた。「気をつけてね、チョックディー。」
チョックディーと聞くと、前回の旅のタンさんのことを思い出す。 -
リタイゲストハウスの入っているビルです。
アマリンナコーンホテル入り口を左に見ながら真っ直ぐ進んだ突き当りの通りを渡ったところにあります。
地球の歩き方にも載っています。 -
バスターミナルに行く前に、タイで最も美しいと言われる仏像があるという寺院にサムローで向かう。
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賑やかだったワット・プラシー・ラタナーマハタート。
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寺院の周囲にはまるで国境の町によくあるインドシナマーケットのような、中国やラオスのものらしい土産を置く店がずらっと並んでいる。
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お供え物なんですって。ブヒ
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本堂内は写真撮影禁止なので、入り口から・・・
美しい、浮かび上がっているようだ〜(・▽・)
あまり仏像などに興味がなくとも見る価値ありですね、これは。ぜひぜひ。 -
その後tuktukにバスターミナルまで交渉したら50Bだった。ちと高いかな、と思って値切ったけど折れないので、ふーんだっ!って行こうとしたら、あっちからサムローのおじさんが40Bだと手を振ってきた。
結構な距離あるんだけどサムローで行くことにした。
サムローって漕いでて疲れないのかな・・・・
仕事だから、って分かってても何だかいつも申し訳なく思ってしまうのは、私は人が良すぎなのかもしれないな。
もし誰かに騙されていたとしても、バカな私は、最後の最後まで気づかないかも知れない。 -
ということで到着、ピッサヌロークのバスターミナル。
今日もここから半日かけたバスの旅が始まります。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- nakamasananiwaさん 2009/06/30 09:24:23
- ♪♪♪
- サワディーK
ゆみナーラさん
すんごいすんごいわかりますー♪
これって一人旅に限ってくるんやけどね、よめはンはむり、なにしてんの?もうええ?はよいこどんくさいんやから、ほんまにもうってなります(笑)?(淋)?
いや何回みなおしてもええな〜♪このシリーズ
ちょくちょく手直ししてあげてるんね、サバーイ!
- ゆみナーラさん からの返信 2009/06/30 22:25:23
- RE: ♪♪♪
- nakamasananiwaさん、サワディーカー!
うろちょろ逃避行シリーズより順に、も少し読みやすく修正中でございます。当時は何となく書ききれなかった表現なんかも正直に入れ込みましたので、宜しければたまにはタイをバス旅している気分で、気軽に読んでみてください(^^)
特にこの時の一人旅は、望んだわけではなかったのですが、タイ人を知る良い機会が偶然に訪れたことも多く、今でも思い入れの強い旅のひとつです。
後にも先にもこのような旅は無いと思います^^!
ではまた〜
-
- osdさん 2007/02/03 21:05:47
- こんにちは!
- ゆみナーラさん
ご無沙汰です。
最新カキコミ イイですね\(^o^)/。
?も?楽しい。なぜか叙情を感じる。
小生、小事多忙にして、4トラは冬眠です。
ただ、畢生の大作<ローマ法皇見参録>なるものの導入部にとりかかって
います。
<THE INTERNATIONAL YOUTH SYMPOSIUM FOR PEACE AT THE VATICAN>-1984 ST.
Paul ? Hall
1年以上かかるでしょう。たぶん脱稿まで行かないでしょう。
?以降も楽しみにしています。 osd
- ゆみナーラさん からの返信 2007/02/05 23:22:07
- RE: こんにちは!
- osdさんお久しぶりです、お元気ですか?
また懲りずにタイに行ってしまいましたー。
何せ一人旅ですので道中色々浮かんでくる感情なども自分で後日忘れないように書き込んでしまっているような自己満足な部分の多い旅行記にもかかわらず、osdさんには初期の頃からご覧頂き本当に感謝しております。
ところで今は冬眠中とのことですが・・・
バチカンの1984年osd的大作、osdさんの鋭く的を得ていて、またユーモラス?な描写(のものになるのかどうか分かりませんが・・・)、期待しております。
しかし構想から投稿まで1年以上とはスゴイですね。骨組みを作るだけで3ヶ月はかかりそうですね。私もosdさんの投稿に感化されたら「1998年ゆみナーラ的南紀白浜出稼紀行」でもまとめてみようかな!
また遊びに来てください。
-
- ナーンさん 2007/02/02 12:02:30
- ピサヌロークへ行ったのね・・・
- たのしめていいですよ〜ゆみさんの旅行記(*^_^*)
だってなじみの街が出てくるんだもの・・・。
この写真の感じ・・いいですねえ〜。
この街は夜のナーン川がメインでしょう。
黒い闇に浮かぶ電飾飾りのホンアハーンで飲むビアシン、これもう言葉見つからないね・・・。町自体はエネルジッシュな町ですよね。交通量も多いしさ。
僕はデパートとくっついているトップランドホテルに泊まりました。ゆみさんが行った高名なお寺の近くでした。
さて次回はいよいよイサーンですね!
たのしみにしておりまする。
- ゆみナーラさん からの返信 2007/02/02 21:04:06
- RE: ピサヌロークへ行ったのね・・・
- なじみの町ですかー、、懐かしいでしょう?
夜の電飾が優しい町だと思います。
たしかに、昼間はある程度地方の中では都会?なのでしょうね。
トップランドホテルの中のデパートは前回覗いてみて、結構いい時間つぶしが出来ました。色々なお店入ってますよね。
ピッサヌロークは北から東に向かう際の拠点となる町なので、これからもたくさーんお世話になるかと思います。
この辺からが旅らしくなって来た頃です。ナーンさんに是非お勧めしたいメコン沿いのホテルもこの先ですが、ちょっくら明日から中国なのでしばしお待ちくだされ。
ではでは^^
-
- アル中さん 2007/01/31 20:50:44
- 楽しそうで良かったよ〜
- こんばんは、ゆみナーラさん
旅行記始まりましたね。
旅先からのコメントありがとうございました。
日本語を使えるPCを良く見つけましたね。
私もタイを最初に訪れたのは、やはりツアーでして、
それも初海外でとても興奮したのを覚えていますよ。
以前からアジアにとても興味を持っていて、アジアに関する本を
かなり読んでからタイに行ったので、何を見ても嬉しかったのを
覚えています。
チェンマイは、私も行きたいと思っていた場所です。
日本人が多く住むとかの事で。
良いですね、こういう所で老後とかに住めると。
私の周りの年配の人にも、海外に家を持っている人とかが居て
うらやましい限りですよ。
でも、肝心の年金も多分、今後は70歳以降に支給とかになりそうかな。
まあ、いいやこんな話は(笑)
旅行記中で触れていますが、タイでのバスを使用した旅行では、
タイの文字しか表記されていないと、うまく旅行を出来るのかな〜
と、以前から疑問に思っていました。
バス自体には、行き先が英語で書かれているみたいですね。
それなら、なんとかなるかな。
チェンマイから最終的にはどこに行ったのでしょうか?
続きが楽しみです!
では、また〜
- ゆみナーラさん からの返信 2007/01/31 21:13:53
- RE: 楽しそうで良かったよ〜
- アル中さん、こんばんは〜!
毎度ダラダラと長い旅行記ですがごらん頂き光栄でございます。
アル中さんもちょうどイサーンから戻られていた時期だったので、早々と出先からながらウボン情報見せて頂いた事感謝しております。後半になりますがお蔭様でウボンも行きました、素朴な町並みが本当に良かった。
やっぱりツアーからだったんですね。私も臆病者なので、まずはツアーでタイを覗きにきました。
私も当初はタイが好きだという同僚の影響を受けたのもありましたが、結果的にこんなに深く自分がどっぷりタイにはまり込むとはその頃はまだ思ってもいませんでしたね〜
タイを通じて、また旅行記を通じてもたくさんの人と知り合えたことは、私にとって本当に有難いことです。
地方に行けば行くほど英語表記のないバスが増えますが、荷物を持ってうろちょろしてると自動的に声がかかりますので、行き先さえ伝われば多分どこへでも行けます(^_^;) あはは
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