2007/01/01 - 2007/01/08
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azianokazeさん
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ミングォンから帰った4日午後はマンダレー市内をひとり散策。
お目当ては木彫り装飾が美しい“シュエナンドー僧院”、夜はミンター劇場で民族舞踊鑑賞というのがこの日のメニュー。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- タイ国際航空
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-
ジェッティからサイカーでゼェジョーマーケット付近に戻ります。
?でもふれたようにこの日は独立記念日。
マーケットの建物周囲には店が立ち並び大勢の人出。
特設ステージではなにやら女の子のパフォーマンスなども行われていて、通り抜けもままならない状況。 -
ただ、店自体は日本と同じ日用品・衣類で特に珍しいようなものはありません。
人ごみと埃、何より耳を聾する大音響の音楽・・・そう言ったものに疲れを感じて付近をひとまわりした後、早々に移動することにしました。 -
目的地は“シュエナンドー僧院”。
時計塔付近からは6kmほどは離れたマンダレーヒル方面にあります。
助手席に子供ふたりを乗せたお父さんの運転するミニタクシーで向かいます。
この建物はもともとは王宮の中にあって、マンダレーを築いたミンドン王が亡くなったのもこの建物の中。その後この地に移築され僧院として使用されているとか。
ミャンマーでも木造の僧院は数が減ってきているそうです。(“歩き方”より) -
とにかく建物全面を木彫りの装飾が覆い尽くしています。
(写真は外壁の一部) -
建物の土台もデコレーションが施されています。
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しかも、ひとつひとつの装飾が相当に手をかけたものです。
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空間を装飾で覆い尽くしてしまおうとする情念のようなものを感じます。
僅かの空白から魔物でも入ってくるのを恐れているようにも感じます。
人間の強い情念はときに気の遠くなるようなものを生み出します。 -
建物内部も日本人的には過剰とも思えるような装飾。
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建物入り口の木彫り。
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見学を終えてひとつ問題が。
ここに来るミニタクシーは“one way”で返してしまいました。
どのくらい時間がかかるかわからないので、待たれると“うっとおしい”感じがありたいていは“one way”で使っています。
とは言ってもそんなに長い時間はたっていなかったので“まだそこらへんにいるんじゃないかな・・・”なんて思って探しましたが、帰ってしまったようです。
2台ほどいるミニタクシーは他の客の帰路を待っているもの。
“さてどうやって帰ろうか?”と困りましたが、とりあえず表通りに出てみようと歩き出しました。
歩くうちにますます人影も少ないようなところに迷い込んでいきます。
“もとの場所に引き返したほうがいいかな・・・”と思っていると、思わず広場のようなところに出てトラック改造バスなども待機しています。
ちょうどサイカーも1台いましたのでホテルまで行ってもらうことにしました。(2500K)
サイカーは交通規制で表通りは走れないのか、裏通りを走ります。
王宮沿いの道なら大体の方角がわかるのですが、裏通りではどこを走っているのか皆目検討がつきません。
走り出した方向が自分の考えていた方向とは逆だったこともあって次第に不安になってきます。
“ほんとにホテル方向に行っているのかな・・・?もう1回確認した方がいいかな・・・?でも、まあ時間もあるし、まだ明るいしいいか・・・”なんて考えているうちにようやくセドナホテル付近を走っていることがわかり一安心。
こんなささやかな困惑、不安、安堵そういった気持ちの揺らぎがひとり旅にはついてまわります。
そしてそれがあちこちの観光スポットの印象をひとつの旅として固定してくれる接着剤のようにも思えます。 -
ホテルで一休みした後、夕方の散歩。
近くの“セッチャージー・パヤー”。
ガイドブックには境内に見事な菩提樹があるとの記載も一応ありますが、殆ど観光客も来ないようなところ。
夕暮れ時で、静かな境内では掃除をする人が数人。 -
丁度読経がされていましたので、しばらく仏様の前に座り何を考えるでもなく読経に身をゆだねていました。
と言えば旅の情緒もあふれてくるのですが、夕方ということで蚊が出てきたみたいで裸足の足が痒くなってきました。
読経も終わったので足をかきながら退出。 -
元首相お手植えの菩提樹もいいですが、境内のヤシもいい雰囲気です。
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ホテル近くの中華料理屋“ミンミンレストラン”で夕食を済ませるとセドナホテル近くの“MINTHA THEATER”へ。
MINTHA(ミンター)と言うのは男優のこととか。
(出演者は別に男性だけという訳ではありません。・・・と今でも思っているんですがね。)
伝統的な民族舞踊が見られます。(6000Kまたは5ドル)
60〜70人程度が座れそうな小さな劇場ですが、開幕のブザーが鳴ったとき観客は私とヨーロピアン二人連れの合計3人が最前列にいるだけ。
思わず横の女性と顔を見合わせ、“ええ!私らだけ!”と笑ってしまいました。
“今夜の収益は客が3人で・・・”と劇場経営の心配までしてしまいました。
すぐ近くにお金持ちが泊まるセドナホテル(1泊200ドル)があるのに・・・。 -
これが本物の“ビルマの竪琴”。
なお、お坊さんは楽器をひくことはないそうです。 -
バリなんかでも目にする楽器ですね。
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踊りは比較的早い動きで、足元の長い裾を蹴上げ、ときに飛び跳ねるような仕草で踊ります。
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ランプを両手に持った踊り。
観客も数人増えたみたいでホッとしました。 -
コミカルな踊りもあって、カンボジアのアプサラダンスような優雅な宮廷舞踊というより、村芝居で演じられるような素朴な踊りの感じもしました。
そのようなわかりやすい演目に絞っているだけかもしれませんが。 -
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マンダレー最初の夜にも見ることになった蹴鞠芸もありました。
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ショーとしては最初の夜のものの方が上手だったかも。
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1時間のパフォーマンスが終わりオールキャストのご挨拶。
近くには人形芝居の劇場もありますが、個人的には生身の人間の方が好みです。
またサイカーでホテルに戻ります。
「今はこんなサイカーをやっているが、大学も出て以前はきちんとした仕事をしていた。でもいかんせん給与が低くて・・・」「日本語も今少し勉強している。発音をなおしてくれ」云々、更には家庭の事情など走っている間ずっと話しかけてくるドライバーでした。
苦手な英語でやりとりするのも面倒で、できれば周りの景色など眺めながらボンヤリと乗るほうが好きなんですが。ときに生身の人間は厄介でもあります。
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