2007/01/01 - 2007/01/08
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azianokazeさん
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マンダレー周辺では18〜19世紀にかけて遷都が何回も繰り返されました。(“歩き方”より)
アマラプラ、ザガインやインワもそんな街です。
それぞれ特徴のあるこれらの街を日本語ガイドのウィーさんと車をチャーターしてまわる“三都めぐり”、先ずはアマラプラから。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- タイ国際航空
-
アマラプラはマンダレー南約11km。
30分ほどのドライブで到着。
街に入ると“カタン、カタン、・・・”と機織の機械のリズミカルな音が響いてきます。
お目当ての“マハーガンダーヨン僧院”でのお坊さん達の食事見学にはまだ少し時間があるので、織物工場のひとつを見学します。 -
一番繊細な刺繍のような絵柄を織り込む作業。
根気のいる仕事です。 -
各種製品に応じていろんな機械が動いています。
暗い作業場の中は耳を聾する音があふれています。 -
お店で何も買わないのもつまらない気がしたので、勧められたシャン族風のデザインのシャツを少し値切ってお買い上げ。
多分着る機会もあまりないので部屋につるして飾りにと思っています。
(今回、結局自分用のお土産は他に何も買わなかったので、これが唯一の旅の土産となりました。) -
時間も10時が近くなったので“マハーガンダーヨン僧院”へ移動。
1000人近いお坊さんが修行する国内最大級の僧院です。
お坊さんの食事は早朝と托鉢後の10時過ぎの2回だけ。夕食はありません。
この僧院が観光名所になっているのは1000人あまりのお坊さん達の食事風景が見学できるからです。
ホールでは食事の準備が始まっています。 -
こちらは庭先でごはんの準備。
-
時間になって合図が鳴らされるお坊さんが集まってきます。
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それにしてもすごい観光客です。
私もそのひとりですが。 -
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ごはん配りが始まりました。
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この日はさるお金持ちからの寄進による食事のようです。
寄進がある日は托鉢には出ないそうです。
功徳を積みたいお金持ちからの寄進は結構多いそうです。 -
寄進がなく托鉢で集めたごはん・おかずを分け合って食べるときは、おかずはあちこちからの寄せ集めですからその種類は様々。
そこでミャンマーでは普通の家庭でもおかずの数が多いときは“お寺の食事”と言うそうです。
この夫婦が今日寄進された方のようです。
1000人分の食事ですから相当の金額になります。
寄進が多いということは、そのようなお金持ちも結構多いということです。 -
これが今日最後の食事ですが、その量はすごいです。
どんぶりで3杯ぐらいありそうです。
こんな感じで各自のおひつにごはんを入れます。 -
ホールでの食事風景。
-
食べる間も観光客が回りに群がっています。
“そんなことに気をとられるようでは修行が足りない”ということでしょうが、毎日のことですから“うっとおしい”思いもあるのでは・・・。
短時間で食べ終わって、おひつを抱えて三々五々部屋に戻っていきます。
みかんやバナナといったデザートはたいてい持ち帰るみたい。
果物はこの後も食べていいそうです。 -
こちらは見習いの小坊さんです。
お寺の生活に慣れたら正式にお坊さんになります。
なお、ミャンマーで僧侶になる義務はないですが、男性であれば一度はお寺に入る風習はあるそうです。ただ、その期間は短期間でもよく、ウィーさんは1週間ずつ3回お寺に入ったことがあるそうです。
「3日間だったら三日坊主ですね。」なんて言っていました。
女性の場合は瞑想センターで瞑想することが多いそうです。 -
こちらは台所の様子。もちろん薪です。
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ごはんを炊く釜です。
正確には蒸気で蒸す炊き方のようです。 -
アマラプラには“マハーガンダーヨン僧院”の他にもうひとつ観光名所があります。
160年ほど前に湖にかけられた木橋“ウー・ベイン橋”です。
夕陽に赤く照らされた木橋の写真をよく目にします。
私もそのような“絵葉書のような”写真が撮りたくて、僧院見学の後はザガイン・インワに向かい、夕方再びアマラプラに戻ってきました。 -
途中、夕陽までには時間が相当あるように思われたのでザガインでかなり時間調整したのですが、ちょっと時間をつぶしすぎてしまいました。
地平線付近に少し雲の層があって、焦る気持ちを抑えてウー・ベイン橋に着いたときは日はもう雲に隠れそう。
橋の上で“最後の一瞬には間に合ったかな・・・”とも思ったのですが、よく考えると(考えるまでもありませんが)橋の上からは橋が写せません。 -
“く”の字型に曲がった全長1.2kmの橋ですが、真ん中付近に下に降りられるところがあります。
しかし、そこまで夕陽は待ってくれません。
残念と言えば残念ですが、この旅行中あちこちの仏様にお参りしてきた私ですので「まあ、あまりこだわっても・・・これはこれで・・・」と平常心を保ちます。
「橋に上がらずに最初から湖の岸に出ればよかったですね。」
「橋から飛び降りますか?」
その軽い言い方に少し殺意を感じましたが。 -
湖上には小船が多数でています。
「そうか、船の上からが一番よかったんですね。」
「以前、写真家が来たときは昼の2時ぐらいから船で一番いいポイントを探したことがあります。」
(そういうことは早く言えよ!夕陽の写真が撮りたいって言ってあっただろうが!)
まあ、何事も平常心です。 -
優しい夕陽が静かに沈んでいきます。
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空と湖面にかすかな残照が。
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橋の上でくつろぐお坊さん。
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橋の中ほどには屋根付きの休憩場所もあります。
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仕事を終えて家路を急ぐ人。
各自イメージで夕陽と合成してください。
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