2007/01/01 - 2007/01/08
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azianokazeさん
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「ここを見なくてはマンダレーに来たことにならない」とも言われるマハムニ・パヤー。
マンダレーヒルの静けさとは対照的に庶民の活気と祈りにあふれた賑わいをみせていました。
その後、日本語ガイドのウィーさんとは一旦別れて、初めてひとりでマンダレーの街を歩いてみます。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- タイ国際航空
-
マンダレー市民の生活と最も関りの深いお寺が市街地南部にある“マハムニ・パヤー”。
参道にはいろんな出店が並んでいます。 -
お供え用の花。
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各地でよく見られる、“小鳥を放して功徳を積む”というもの。
ミャンマーではフクロウが使われるみたいです。
ペットによさそう。 -
こちらはお菓子。
ココナッツなどまぶしてあっておいしそうですが、お腹のことを考えるとちょっと手がでません。 -
ウインナーみたいにも見えますが、ウィーさんは“豆の木の根”とか言っていたような・・・
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上のものを平たく加工したもの(?)
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これはカニですね。
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境内の一角では大勢集まって石盤でタナカをすっています。
なかなか大変な作業です。
信徒の皆さんが作ったタナカを集めて、朝の4時半にご本尊のお顔を洗う儀式が行われるそうです。 -
男の子もお手伝いです。
私はタナカは長芋をすりおろすように縦にするのかと思っていましたが、周囲の樹皮だけ横にするもののようです。 -
ご本尊のお顔を洗っているところの絵です。
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ちなみにタナカを顔に塗っている女性はこんな感じです。
(かなりベットリ塗っている例です。)
売っているのがタナカの木で、全国どこでもどんな街でも売っています。
(でも、こんなに消費して枯渇しないのかな・・・?) -
若い女性はうっすらと塗るほうが多いみたい。
最近では溶かすだけで塗れるインスタントのタナカもあって、TVでCMも流れています。
(毎日石盤でゴシゴシするのは疲れますからね。)
木の葉を頬に描くように塗るとか、いろいろファッショナブルな塗り方もあるみたい。 -
話を“マハムニ・パヤー”に戻します。
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マハムニというのは“大きな仏”の意とか。
ご本尊前には大勢の市民がひざまづいて祈っています。
女性は数m離れたところまでしか近寄れません。 -
ご尊顔。
毎朝4時半にタナカでお顔を洗います。 -
台座に上ってお体に触れられるのも男性のみ。
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金箔をはります。
お顔以外の金箔が重ねられる部分はモコモコしています。
インレー湖にも金箔でダルマのように膨らんで原形をとどめていない仏像がありました。
女性が金箔を貼りたいときは、男性のメッセンジャーに託して間接的に貼ります。
イスラムなどはもっと顕著ですが、宗教の世界に残るこのような男女の差は、それなりの背景・経緯のあるものではあるでしょうが、現代の眼からすると部外者にはやはり奇異に思えます。
お釈迦様が現代におられれば喜ばないと思うけどな・・・。 -
それはともかく、この台座、私も上に登りましたが手すりもないので後ろに落ちそうでちょっと怖い感じがありました。
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本堂の外でも熱心に祈りを捧げる人々が大勢います。
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境内にはライオンや人間のブロンズ像が安置されたお堂があります。
これらはもともとアンコールワットに置かれていたものとか。
カンボジア、タイ、ミャンマーという地域は歴史的には互いに争う抗争の場ですので、これらは戦いの戦利品として、カンボジアのアンコールワットから、タイ、ミャンマーのバゴー、更にヤカインへと転々とし、最後にここマンダレーに持ってこられたものとか。(“歩き方”より)
バンコクの有名なエメラルド仏にも似たような歴史がありますね。
一方、ヤンゴンのシュエダゴンの大釣鐘はイギリスが持ち去ろうとしたとき川に沈んで持っていけなかったことから、釣鐘がミャンマーに残りたがっているという伝説も生まれたそうです。
このブロンズ像にとってマンダレーが安住の地になることを祈ります。 -
自分の体の悪い部分をさすると良くなるとか。
私も、日本出発のときスクーターで転んで膝を擦りむいていましたので、像の膝をさすってきました。
傷が大分良くなったのはご利益でしょう。
なかなか治りきらないのは私の信心が足りないせいでしょう。 -
これは境内で売られていたカレンダー。
2日の赤丸は満月、17日の青丸は新月を表し、市場などはこの日はお休みになります。 -
“マハムニ・パヤー”周辺には大理石工房が集中した一画があります。
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仕上げ作業です。
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予定の“半日”をオバーしてしまいましたが、ウィーさんの今日のガイドをこれで終了。
バイクでホテルに戻ります。
道が悪いのでシートのない後ろに乗っているのは結構きついものがあります。
途中茶店で休憩。 -
ホテルはユニバースホテルのスーペリアルーム。
と言っても1泊20ドルです。
しかし、安宿にしてはソファの置かれた広々としたスペースは上出来かと思います。 -
ただ、難点は部屋が暗いこと。
もちろん停電時は自家発電で灯りはつきますが、灯りが部屋の中央になく、しかも部屋の端っこ(カーテンの陰)にある蛍光灯は接触が悪くつけるのにはコツがあり、それを知らない3日間は蛍光灯の存在さえ気づかず、夜は入り口とベッドサイドの灯りだけのろうそくが必要なくらい薄暗い部屋で「何でこんな暗いんだろう?」と首をひねっていました。
停電の話をすると、ひとによって説明に若干の差はありますが、「今日はわりと長く電気が使えたから、次に電気が使えるのはあさっての昼かな。」といった具合。
マンダレーでは電気が使える時間より使えない時間の方が長いようです。
「それは“停電”とは言わないよ。“たまには電気が使えることもある”って言うんだよ」
商店や一部の家庭はジェネレーターやバッテリーで対応しますが、バッテリーでは冷蔵庫などは無理でしょう。
人々の不満も大きいようです。 -
部屋から見下ろした向かいのお店。
比較的広い歩道があるのですが、商品置き場、自転車・バイク置き場と化しています。
したがって車道を歩きます。特に停電の夜は真っ暗で、何があるかわからない歩道を歩くのは危険です。
車道には車が駐車されているので、車の脇、かなり車道中央近くを歩くことになります。
車のヘッドライトで足元がわかるだけ歩道よりはましです。
この時期は乾期で街中を埃が覆っているので、車のライトは夜霧に滲むような感じです。
もちろん信号などありませんから、真っ暗な交通量の多い通りは横断するのも度胸がいります。 -
夕暮れ前のひととき、ホテル付近を少し歩きます。
時計塔は格好の目印。 -
お坊さん達もバスでお寺へ帰ります。
托鉢のときはお坊さんはバスに乗ってもお金は払わなくていいそうです。
バスの屋根の上は通称“upper class”。
夏は涼しくていいですが、雨が降ったら大変。 -
-
客待ちのサイカー。
街を歩いていると、四つ角などでミニタクシーやサイカーが客を待っていることがわかってきました。
それほど煩い客引きはありません。 -
“歩き方”に伝統舞踊ショーが観られるレストランが紹介されていたので夕食はそこへ出かけました。
エーヤワディー川沿いのレストラン“エーヤワディー・シーン”です。
街中からミニタクシーで2500K。
どうもなんだか店の名前が違うみたいだけど・・・。
店の人間に「トラディショナルダンスが見れるの?」と確認すると「大丈夫」とのこと。
広いガーデン形式の店のステージでは若いお姉ちゃん達が入れ替わり立ち代り出てきて今風の歌を披露します。
写真を撮ろうとすると店の人間に「ダメ」と注意されます。
客は現地の男性のみ。
若いお姉ちゃんはきらいではないので、「違う店に連れて来られたみたい・・・。まあ、これも今のミャンマーの一面ということでいいか。」なんて思いながら大音響の音楽の中でしばらく食事していると、やがて出し物がかわり蹴鞠ショーになりました。
こちらは写真OKだそうです。
(後日ウィーさんに聞いたところ、店の名前も変わり、観光客相手ではなく地元客相手のビアガーデンになったとのことです。) -
セパタクローと関係あるのかミャンマーでは蹴鞠芸が盛んで、最近は女性がこのようなステージで見せてくれるところもあるということは事前に調べていました。
思いがけずそのショーを観ることができました。
後日別のちゃんとした劇場でも同様な芸は観ましたが、こちらのほうが技術的には優れていたみたい。
ビンの上の不安定な位置で蹴鞠を披露します。
また、蹴鞠をしながら縄跳びし、更にその状態で両脇で男達がまわす大縄を跳ぶといった芸などもありました。
中国の雑技のような感じです。
レストランからの帰り、車が見つからないのには困りました。
真っ暗な夜道を歩いていると幸いサイカーを1台発見。
逃げられる困るので、言い値の1500Kで了解。
夜のマンダレーは15℃ぐらいまで気温が下がるため、サイカーに乗っていると寒いです。
こうしてマンダレー初日は終了。
明日はウィーさんと郊外の旧王都アマラプラ、ザガイン、インワをまわります。
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