2007/01/01 - 2007/01/08
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azianokazeさん
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1月4日、この日はガイドのウィーさんとは離れて一人で行動。
午前中はマンダレー近郊の遺跡、ミングォンを船でたずねます。
建設が中断された世界最大の仏塔の台座だけが崩れかけて残っています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- タイ国際航空
-
ミングォンへは川をボートで遡ります。
朝、ホテルからエーヤワディー川のジェッティへサイカーで移動。
この日はミャンマーの独立記念日ということで、時計塔付近では朝からパレードみたいなものが行われていました。
そのため表通りは通行止め。
裏通りにまわりますが、信号もなく警官も出ていないため交差点は完全にマヒ。
幸い私はサイカー(自転車)でしたので何とか混雑をすり抜けましたが、車は双方向からの列が狭い交差点でにらみ合うかたち、更にバイク、自転車、歩行者が入り乱れどうにも動けない状態。
表通りのパレードの華やかさとは対照的な混乱です。 -
ジェッティでは先ず入域チケット(インワと共通 3ドル)を提示したうえで、政府の外国人専用観光ボートの料金(3000K)を支払います。パスポートのチェックもあります。
ボートは9時発。少し遅れているみたい。
船で混雑する水辺で女性が人形を川に流していました。
船で川の流れがさえぎられて人形はなかなか思うように流れに乗れません。
同行の男性が竿でつついたりしていました。
無くなった子供の供養とかそんなものでしょうか。
そのうち「まあ、いいか・・・」って雰囲気で帰っていきました。
「まだ人形はそこらへんの船陰にあるけどいいの?」と余計な心配をしてしまいました。 -
20名ぐらいの外国人観光客を乗せてボートが出航します。
“外国人”とは言っても私以外は欧米人です。(主にヨーロピアン。アメリカ人はアジアでは比較的少ないような気がします。彼らの関心はヨーロッパなのでしょう。)
アフリカの人も、中近東の人も、南米の人も、最近よく見かける韓国・中国の人もいません。
現実の一端でしょうか。 -
行きかうローカルな小船。
それにしても寒いです。
マンダレーはこの時期夜は15℃ぐらいまで下がるということは調べてはいましたが。
9時過ぎでも川風が吹き付けるボートは、長袖を羽織っていても鳥肌がたつ寒さでした。 -
漁師小屋でしょうか。
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10時過ぎ、1時間近くのボートトリップでミングォンへ到着。
帰り便は13時。1日1往復ですから時間厳守です。
陸に上がって歩くと今度は汗ばむような陽気です。 -
船着場近くの小さなパゴダは“サトーヤ・パヤー”
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200年ほど前に建設されたものですが、今も洗濯物干し場として地元住民に活用されています。
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内部には仏足石と坐像・立像が安置されています。
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300mほども歩けばお目当ての“ミングォン・パヤー”が目に入ってきます。
パヤー(仏塔)とは言っても、台座だけです。
それも小山のような巨大な台座で、一部崩れかけています。
18世紀末、当時の王様が世界一の仏塔を作ろうという夢を抱いて工事をはじめましたが、王様の死去で工事は中断、1839年の地震でその台座にもヒビが入ってしまいました。
「もしこの土台の上にパゴダがつくられていれば、見る人を畏怖させる巨大なものになったろうに・・・」 -
土台中央には仏像が祀られています。
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土台右側は崩落していて、階段が設けられています。
ここから土台の上にのぼります。(入域チケットのチェックがあります。)
頂上近くになると人の丈ほどもある垂直な段差を手も使ってよじ登るような箇所もあるので、お年寄りには無理です。 -
頂上です。
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足元を眺めると、こんな感じ。
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須弥山をイメージしたといわれるパゴダ“シンピューミェ”の美しい姿が印象的。
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エーヤワディー川方向に目をやると、広々とした風景が広がります。
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頂上は凸凹や亀裂もあって歩きにくい状態です。
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巨大土台を降りて“シンピューミェ”方向へ歩きます。
土産物屋さんが軒を並べて賑やかです。
途中にあるのが“ミングォンの鐘”。
後で紹介するライオン像にしてもこの鐘にしても、もともとが巨大な“ミングォン・パヤー”に併せてつくったものですから、それぞれ随分大きなものになっています。 -
鐘から200mも行くと“シンピューミェ”。
パゴダを取り巻く7段の波状の手すりは須弥山の山並みを表しているとか。
ミャンマーの観光スポットはお寺・パゴダ関係が殆どですが、それぞれがユニークで自由な発想でつくられていて見飽きないものがあります。 -
お昼になったので参道の食べ物やさんで食事。
このときはヤギカレーのビルマ料理です。 -
“ミングォン・パヤー”の前に大きな石(レンガ造り)の塊。
これはライオン像で、後からお尻を眺めている格好になっています。 -
頭部は崩れて転げ落ちています。
左右1対の形でもう1匹います。 -
客待ちなのか、単に休んでいるだけのか、船着場近くの牛車。
歩き疲れてうとうとするうちにボートはマンダレーのマヤンチャン・ジェッティへ。
帰路は45分程度と少し早かったようです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- SUR SHANGHAIさん 2007/01/26 11:00:42
- ここまで来たらまた見えなくなりました
- ミャンマー編、このミングォンまで来たらまた画像が見えなくなりました。
続きはまた後ほど。m(__)m
アマラプラのウー・ベイン橋、今もまだ木橋のままで残っているんですね。
私たちが行った時、ギシギシきしんでいた音まで思い出します。
私も夕日が撮りたかったんですが、客人二人が暑さでバテ気味で断念。
こうしてアジアの旅行記を見ていると、やっぱり自分のルーツはアジアで、自分が自分で居られる場所はアジアだなあと感じます。
もちろんほかの地域にも惹かれて行ってみて、それぞれに素晴らしいと思うわけですが、最後に身も心も落ち着くのは、自分にとってはアジアです。
- azianokazeさん からの返信 2007/01/26 14:04:44
- RE: ここまで来たらまた見えなくなりました
- なかなか回復には時間がかかりますね。
昨日“ミャンマー2007”をつくり終えましたが、長々と書き流したせいで?まで行ってしまいました。(先ずは自分用の記録なもんですから。)
いつでもお時間の許すときお立ち寄りください。
ウー・ベイン橋は去年か一昨年の洪水でも大きな被害があったそうですが修復されたそうです。
夕陽に照らされて橋を歩くお坊さんと頭に荷物乗せた女性、そんな“絵はがき的な”写真を撮りたかったのですが・・・ちょっと残念。
国外で暮らされているとまたいろいろ感じることもあろうかと思いますが、私の場合は、特に仏教のお寺は気持ちが落ち着きます。
国内では“絶対に”お寺なんか行かないんですが、ミャンマーでは観光スポットの殆どがお寺だということもあって数え切れないくらいのお寺を回りました。
仏像を前にするとごく自然に手を合わせる気持ちにもなりますし、静かに祈る人達をみているとなごむものがあります。
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