1分の奇跡　日本人的voyage～決行初日

2006/12/26 - 2007/12/26

12/26　出発当日

前日忘年会の幹事で、飲みまくり、食べまくりで
なんの準備もせぬまま、帰宅後、とりあえず今日泊まるロンドンの宿探しをネットで探し、多分疲れるだろうなとおもい、ヒースロー空港近くのホテルをpriceline.comで７５ドル　ホリディインを落札。
しかしこれが間違いだった...!!!

帰宅後、メイクもそのままでネットでホテル探してたら
夜が明けてた！(ﾟДﾟ;)
結局、この汚い部屋で年は越せんと大掃除をしてたら
成田空港へいつもの地下鉄＋京急特急では間に合わないことが判明。急いでKLMのサイトでオンラインチェックインを実行し、渋谷駅９：４６発成田エクスプレスに乗らなければ、１２時発の飛行機に間に合わないことがわかり、ものの４、５分でパッキング。

コムサで買った１０００円のキャリーバッグに、下着やら歯ブラシやら駄菓子（友達のリクエスト）を放り込み、戸締まりをして、いざ渋谷へ！！！
某私鉄路線で、なんと渋谷駅手前にして「前の列車がつまっているので調整しますうんたら」放送があり、すでにこの時点で０９：４０だった。もう、いけるか？いけないか？いけなきゃ、まあいいさ～航空券１１万もしたけど捨てると覚悟したものの、やはり行きたいので、蛭子能収さんの汗タラタライラスト並みに、焦りまくっていた。電車が動き出し渋谷駅４２分ぐらいに到着。

この平日の朝のラッシュ時間帯に、ガラガラキャリーバッグやでけー荷物を持って、みどりの窓口へ。すげー並んでる！！（TッT）

こんなの並んでたら乗り遅れる！！！！！
改札口の係員に聞いたら、成田エクスプレスは座席指定していないと乗れない。しかもここからホームまで、かなり遠いよ。無理だとおもうといわれ、諦めかけたものの、寸座に判断し、１３０円の切符を自販機で購入。ものは試しじゃー！！
無理だったら、今回の旅行はいさぎよく諦めよう。と切符握りしめ、成田エクスプレスの発着するホームへ突進した。

通勤ラッシュの時間帯に、ハチ公改札口から、成田エクスプレスのあるホーム（埼京線のほう）まで、死にものぐるいで走った。
階段でキャリーバッグをひきずったため、車輪が破壊。

９：４５　成田エクスプレス乗車。

ドアがしまり発車後、ハアハア息を肩でしながら
適当に開いてる座席に座る。

何回も成田空港行ってるけど、片道３０００円もする
成田エクスプレスなんて初めてだった。
一時間でつくとは、、
１分。この電車に乗り遅れていたら、間に合わなかった
今回のヨーロッパ旅行。

きづくと昨夜から、水も食べ物も口にしていなかった。
水を飲んで一息。車掌さんに経緯を話すと、フツーに
切符と差額を払い、「お好きなあいてる席どうぞ」
ここは極楽浄土ですか？
会社が見えるビルを横切り、成田エクスプレスは
私を今回の史上最強にハードなヨーロッパ旅行へといざなう。

教訓：旅において、１分をなめるものは１分に泣く。

KLMオランダ航空　でのフライトは快適だった。
アムステルダムまで飛び、乗り換えて、ロンドンへと向かう。
思えば初めての欧州長距離便で、すごい雰囲気がアジア便とは
違うかんじ。機内食もランチボックス風になっていて、パッケージデザインもお洒落。なかなか寿司とかそばとか、日本食もなげやりでなく、本当においしくて気に入っていたが、あのゴミの多さ（環境に配慮できてない）のはいかがなもんか？
サーブされるのは、エコノミーなのでプラスチックの食器だけど、KLMではほとんど捨てられる状態の透明ケースとかで、全部ゴミだ。これならまだビーマンの宇宙百貨みたいなキッチュな食器のほうがよいどー。

あと、シベリア上空を長時間飛ぶのですが、フライトなのに
夜行バスみたいな、車窓のおもしろくなさったら。
アジア経由便なら、ルートが違うから、もう少し綺麗な雲や朝焼けや大自然を満喫できるのに、ずっと同じ景色。しかも窓には霜ができていて、触ると溶ける。こんなフライトはじめてだ。
パリで友達のスッチーに聞いたら、機内寒すぎるらしい。
KLM長距離便乗る方は、お気をつけ下さい。帰りのフライトはさらに凄かったです。あと日本人は我慢するらしけど、ちゃんと寒いと言った方がよいです。

なかなかフライングブルー加入しとけばよかった！と思わせるぐらいよいフライトだったのだが、想像以上にアムステルダムのスキポール空港がしけていて、ガックリー。
香港の空港とくらべてないけど、これなにー！？

ロンドン便へ乗り換えて、機内でサンドイッチ（チーズだけ挟んだもの）とオレンジジュースセットのランチボックスを渡される。
味がイマイチ。

夜１９時頃、ロンドンヒースロー空港に到着。
普段使ったことのないターミナルで、電車で移動。
ややこしい。

ホテルへ移動するときに、しまった！！！！とおもた。
なんと、ヒースロー空港周辺にある空港へ移動する手段は
タクシーとバスがあるのだが、このバスの乗車料金がなんと
１０ポンド！！！！！日本円で約２３５０円ぐらいやで
ありえん！！往復５千円かよ！
ファ○○ンUK!!!

ホリデイ　インに到着。
もう少し値をあげればシェラトンだったのに。。
部屋は広かったがアメニティも十分だったが、備え付けの
ポットが汚くて交換してもらったり、見た目は綺麗なのだが、中は古い建物だった。空港のホテルは新しいとおもったのに。
朝、清掃人のおばちゃんにチェックアウトするのか？と起こされ、チェックアウト時にはお金精算しろ？払ってるぞごらー！と
フロントで文句いって、問題なくバスに乗る。また１０ポンド。死ね。

エリア ロンドン(イギリス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: KLMオランダ航空

NRT-AMS KL862便機内にて。乗れたことに安堵。機内が目が覚めるような水色っぷりだった。あらかじめチェックしていたとおり、機内にはパーソナルテレビもある！これが凄くよかった。自分の観たい映画を好きなときに選べて音楽もたくさんあって、好きな曲をセレクトできる機能も。機内食も環境問題を排除すればなかなかよかったー