2007/01/01 - 2007/01/07
221位(同エリア288件中)
きっちーさん
『遊バス』に乗りそこね、タクシーで『中山陵』へ。
中山門から城外を走り、不意に建物が消えた先に広がる、綺麗に整備された山道をするすると登ります。
なんつっても中国ですから、中山陵入り口までそれなりに距離があります。
『むしろ、この山がすでに陵なのか??』
と悩めるところ。
タクシーの進む道は緑に囲まれ、付近に民家は見当たりません。
散策のコースになっているのか、歩いている人がけっこういます。
お年寄りからカップルまで歩いているんですが、地図で見るとほとんど一本道なので、ふつーに歩いてる人達ちょっと尊敬。
健康的だなー。
最後まで歩く気なら、ほとんどトレッキングじゃないですか。
タクシーが停まったのは道ばたの小さな駐車場。
車から降りた途端に、パンフレットを持ったお姉さん達が近寄ってきます。
中国語教室の成果がまったく活かされません(笑)。
何をアピールしているのかさっぱり分からず、とりあえず「ブーヤオ、ブーヤオ(不要、不要)」と丁重に(?)お断り。
そういえば、どっちに行けばいいんだ。
困ったときは人の後について行きましょう。
目の前を歩く、親子連れのグループに紛れ込みます。
道路を渡った向かい側の駐車場に入って行く皆さんにくっついて、駐車場の入り口をくぐります。
たて長にゆるいスローブが続く大型車用の駐車スペースの奥に、お土産屋さんがズラリと並んでいます。
ここで、いいみたい。
ホッとしている私の横を、くたびれた『遊バス』が通り過ぎて行きます。
くそ〜!
乗りたかったのにー!
どうも今回は、バスと相性が合わないみたいです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
-
お土産屋さんの道を登りきった右手に、チケットボックス。
『軍人・高齢者・ハンディキャップのある人、その同伴者は無料(免費)です』
中国語と英語で表記してあります。
シーズン・オフのためかすいていたので、いつもの『ぬかしちゃる〜。横は入りしたる〜』の人がいなくて、助かります(笑)。
田舎に行くとみんなちゃんと順番を守るのに、なぜか都心部では『ぬかしちゃ友の会』メンバーが出現するんですよね。
最近もう慣れて、気になんなくなったけど。
地方であれやったら、ヒンシュクですわよ。
「イージャン、ピャオ」
入場券を購入し、いよいよ『中山陵』へ入ります! -
チケット売り場はすいていましたが、中はけっこうな人出です。
中国語・ハングル・日本語で案内板がでていて、なんとなく嬉しい。
ほかの観光地に比べて、南京では日本の観光客にまったく出会わないのですが、それでも日本語での看板があるってコトは、南京の人達にいちおう歓迎してもらえてるように思えます。
看板の前で、
「えへへ」
と内心、喜んでいるとカップルが近寄ってきて、写真を頼まれます。
中国語がわからないのに気がつくと、英語で話してくれます。
あ〜あ。
これじゃあ、ちっとも上達しないなあ。中国語。
門をくぐり歩き始めると、今度は友達同士で来ているおじいちゃんに声をかけられます。
孫文さんの思想の影響なんでしょうか、やたらフレンドリーな観光地です。
これなら自分からも話し掛けてみようと、通りすがりのお姉さんに「写真撮って貰っていいですか?」とたずねます。(これくらいしか喋れません!)
「いいですよ」
快く引き受けてくれたお姉さんは、角度にこだわって撮ってくれました。
ちゃんと、廟がはいってるでしょ?
シャッター押しただけだと、バックは階段しか写りません。
お姉さん、ありがとー! -
行かれた方皆さんが「かんべんして〜」と思われたのではないでしょうか?
ぐるぐる渦巻状に登るよりは、そりゃストレートにあがったほうが早いでしょうけど・・・。
日陰の無い『階段登山』と思っとくと良いかも。
とにかく階段をのぼります。
ひたすら登ります。
これって、ハンディキャップある人(と同伴者)は、どうしてんだろ?
どっか車椅子用の道とかあるのかな?
この日は、曇りで気温も落ち着いていたのでそれほどキツクは感じませんでしたが。
夏行ったら、死ぬかも。
マジで。
『国父』ぅ〜!
孫文さ〜ん!
こんな階段のぼってまで、お参りに来る人がたくさんいるなんて、あなたスゴイよ〜! -
やっとこさっとこ頂上(?)に到着。
孫文さんの廟は内部撮影禁止なので、裏にある屋外フォトギャラリーで紹介されている、内部の写真をアップしてみました。
左側の写真が廟内部の正面にある、孫文さんの坐像。
国父〜って感じですね。
この像の裏に小さな通路があり、ドーム型の霊廟につながっています。
霊廟の中央に円形に掘られた半地下に、右下の写真にうつっている孫文さんの全身像が彫刻された棺がおさめられています。
ここで、ちょっと感動。
誰も写真とってない!
中国を旅していると、良い意味でも悪い意味でもアバウトなところがありますので、『写真ダメ!』っていう所でもけっこう皆さんバシバシ撮っちゃてるんですよね。
そいでもって、警備員さんとかも見てみぬフリをしてくれるという。
そういうトコがまた、好きだったりするんですけれども。
話しを戻します。
上記の理由から「『禁止』って言っても、誰か撮ってんでしょ。私も撮っちゃお〜」くらいに思っていたのですが・・・。
誰もいないんですよ、シャッター押す人が!
しばらく待ってみたのですが、本当に誰もカメラを向ける様子が無い。
それだけ彼が中国の人にとって、リスペクトの対象になってるんだというのが伝わってきて、なんだかジーンとしてしまいました。
あ。
いま、イイこと書いちゃった? -
そんな敬愛の的である孫文さんの廟は、当然チカラが入っておりまして。
計画段階で、いろいろなデザインが出されました。
それがこの写真。
故宮のイメージから大雁塔イメージ、なにやらシャングリラっぽいのまで。
出来上がったのを見ると、シンプルなデザインで落ち着いたんですね。 -
素朴な感動を味わったら、リアルな味わいが必要!
お昼にします!
メシメシ。
中山陵内。
ふもとの広場に茶房とレストランを兼ねたお店が一軒あります。
茶房とレストランの入口が別々になっていて(中ではひとつになっているんですが)、むかって左手が茶房。右手の入口がレストランになっています。
わからなくて、茶房の席に座って、
「食事のメニュー見せてください」と頼んでしまったのですが、外国人のせいかとくに咎められず、喫茶室のほうで食事させてもらってしまいました!
スンマセン!
あとから来た中国の人たちは、うながされてレストランスペースのほうに移されていました。
お姉さん達ありがとー。
欧米のお客さんも多いのでしょうか。
ここのメニューは中洋折衷の、創作中華料理みたいな感じで海鮮鍋?おこげ?を頼んだらご覧のようなパエリアっぽいのが登場。
味は・・・おいしい〜っ!
ちょっと濃い目の味付けですが、スパイスが効いててイケます。
機会がありましたら行ってみてください。 -
中山陵のお隣に明王朝の皇帝陵(明孝陵)が並んでいます。
隣といっても山!なので、やはり距離があるのですが。
中山陵とセットで観光する人も多く、中山陵の敷地内から一帯にひろがる周囲の見所をまわる、無料の電動カートが走っています。
これに乗ればよかったのですが「時間の節約」と思い、タクシーを使ったのが間違いでした。
来るときに降りた、タクシーストップ兼バス乗り場で、バスを待っていたのですが、なかなかやって来ず、一緒に並んでいた人たちはみな、来たタクシーに乗って行ってしまいます。
痺れを切らし、私もタクシーに乗り込んだのですが、この運転手さんがチョイ悪おやじで『明孝陵』だってメモを見せているのに、まったく関係ない所で降ろして、そのうえ「あっちだから」と的外れな方向を教えて走って行ってしまいます。
その場では気づけず、
「人がいないなー」
と心細く思いながら、教えられた道を行こうとすると、道端で作業着姿で休憩しているお兄さんたちが、
「シャオジェ、どこ行くの?」
「そっち行っても何にも無いよ」
などと声をかけてきます。
「え!うっそ」
慌てて近くにあった地図を見ると、ぜんぜん逆方向!
やられた!
ワンメーターくらいの被害なので、何かされたってわけではないのですが。
お兄さんたちが声かけてくれなかったら、ずっとさまよっていたでしょう。
付近にはバス停があるもののいつ来るか分からないし、タクシーも走っていません。
周囲にいるのは、行きで見かけたようなトレッキングの人たちだけ・・・。
徒歩しかない。
しかたなく、もと来た道を歩き始めます。
あのオヤジ〜っ!
そういえば、言葉通じないと分かるってるのにやたら話しかけてきて、そのうえ笑い方がヤラシかった!
妙に多弁なタクシーはハズレだって、経験で分かりそうなものなのにっ。
だんだん腹が立ってくる〜。 -
無事、『明孝陵』へ到着。
歩いたのかって?
いいえ、懲りずにタクシーに乗りました(笑)。
笑いのエロい、チョイ悪タクシーおやじに引っ掛けられ、変なところで降ろされてしまい、仕方なく徒歩でもと来た道を引き返し始めたのですが、5分ほど歩いたところで背後からタクシーが!
「また、あのオヤジだったら・・」
ちょっとビビッたのですが、今度の運転手は若いお兄さん。
何にも喋んない人です。
タクシーはもと来た道を戻り、さらに山の中を走ります。
到着したのは今度も、何の看板も出ていない山道のゲート入口前。
「また騙されてるのでは・・?」
南京に来て一度も先ほどのような、イジワルタクシーは居りませんでしたが、一回出遭っちゃうとなかなか信用できぬもの。
不安そうにキョロキョロしていると、
「小姐・・」
無口なお兄さんが、殺風景なゲートの左手を指差します。
そこにはちゃんとチケットボックスが!
当然といえば当然なのですが、頼んだ場所まできちんと連れて行ってくれたのです。
おい!
チョイ悪おやじ!
反省しなさい。
あなたは、こういう真面目に仕事している、南京タクシーの評判を落としてるんだよ。
わかんないトコで降ろされて、けっこー怖かったんだから!
お兄さんタクシーの降ろしてくれた入口から、『明孝陵』までは3分と歩きません。
すぐついちゃいました。
陵墓に続くスローブのふもとには、『世界遺産』の石碑が!
えっ!
あれ。
ここ、世界遺産だったの?!
期待いっぱいで登ってみたのですが・・。
建物屋根ナイよ! -
ええ〜。これだけじゃつまらない〜。
壁だけじゃ、世界遺産気分に浸れない〜。
消化不良で建物(壁?)を降りると、裏にどこまでも続く階段が・・・。
墳墓の頂上まで行けるようです。
上には何かあるかも。
行ってみることにします。
ここまで足を伸ばす人たちは、かなりレア。
『どこ歩っても幸せ』カップルと、男同士の観光客くらいしかおりません。
しかし長いな、この階段。 -
鼻息も荒く頂上をめざします!
めざします・・・。
え?
これ、頂上?
皇帝の墓のうえ?
なんにもないじゃーんっ!
空き地でした・・・。 -
しょぼん・・。
こんだけなんてヒドイ〜。
ちゃんとした階段だし、上になにかあると思うじゃない〜。
結局、『U』の字に引上げる階段が続きます。
墳墓の周りを囲む高い壁沿いに、カップル・男同士・ワタクシの足音が反響しています。
孫文さんのお墓のほうが、人気あるのがわかるかも。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 城壁フェチさん 2007/02/09 09:33:03
- 壁
- 何の壁かと、勝手に南京城壁の一部と思っていたのが、なんと皇帝陵!皇帝陵にも壁が在るのね(笑)でもイイ!
- きっちーさん からの返信 2007/02/09 12:46:57
- RE: 壁
- はっ。
すいません。
城壁なら何でも良いって訳じゃないんですね。
南京城壁については、『中華門』のところでご紹介したいと思います。
南京門の周辺には古い町並みが残っていますので、j城壁フェチさんにも喜んで頂けるかと(笑)。
-
- pangziさん 2007/02/08 11:47:51
- すみません。
- 中国人が誰もシャッター押さないで感動しているところすみません。
私は撮ってきちゃいました。
あれだけ各地に中山広場、中山公園、中山路があって有名な人なのに。
確かに私の時も誰も写真撮ってませんでした。誰もいなくなったので1枚頂いてしまいましたが。反省。
- きっちーさん からの返信 2007/02/08 12:41:30
- RE: すみません。
- 拝見しました(笑)。
いや、わたしも『しばらく』どころかだいぶ、「誰か写真撮らないかなー」とカメラ片手に待ったのですが、誰もシャッターを押してくれないのですごすご引上げました。
撮ってはいけないといわれると撮りたくなるのが人情ですね〜。
-
- 城壁フェチさん 2007/01/22 09:25:37
- 南京の城壁
- ピース・・No4 11番目の城壁写真、壁紙に戴きました。イイ壁です。
- きっちーさん からの返信 2007/01/24 15:14:53
- RE: 南京の城壁
- 本当にマニアなんですね〜(笑)。
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