
2006/12/29 - 2006/12/31
194位(同エリア218件中)
タンタン1号さん
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十勝川温泉の三余庵に2泊する年末旅行をしました。
宿のお食事編&お部屋のお風呂編です。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- JALグループ
-
お食事は「春秋」という1階の食事処で。
すだれでなんとなーく仕切ってあるテーブル席で、おおきな釜が見えます。ご飯あれで炊いてるのだろうか。わくわく。
奥のほうには個室もあるそうです。 -
ナプキンとお箸。2時間くらいたっぷり時間をかけて出てくるコース料理。うひー楽しみー。
タンタンは19時スタートにしてもらいました。
飲み物はだんさんが生ビール、私はブドウジュースをもらいました。バッファローという名前のついたブドウ100%ジュース。100%のブドウジュースってやたらあまったるいのが多いのですがこれはさっぱりしていてとても気に入りました。白はナイヤガラといい、これもすっきりでよかったです。ということで宿で買って帰りました。
ハッピネスデイリーのだというので、夏だったら多分自分で買いにいったと思うのだけど・・・。年末でお休みかもしれません、こちらでもお分けしてますよとおねーさんに教えてもらいました。 -
「雪月のお献立」の始まりだワン。
清舞フレッシュレモネードから。上側が清舞ワインの赤、下側がレモネードの白。2層になっててきれいな食前酒です。
お酒に弱いくりぼーも平気で飲みました。
清舞については何度か「池田ワイン城」に行って学習したので知っているぞ!山ぶどうと「清見」を交配した、寒さに強いやつだ!十勝のぶどうが無事に越冬できますように。一度ワイン祭りに参加してみたい。10月1日に来ないとーーー。 -
先付。
左がタコみそ漬け炙り。みそが香ばしい。
右が本マグロとアボカドのマスタードソース。このソースがまぐろにぴったり。一口サイズながらショーゲキが。 -
テーブルには三種類のお塩。
お刺身につけて食べてみました。塩の味の違いがはっきり分かりますワン。 -
前菜。
いろいろのっかっております。
レッドムーンというじゃがいもをちょっと甘くしたのがおいしかった。赤い皮のじゃがいもで、From芽室。
左側やや上のほうに半月状にいるものがレッドムーン(たしか)
対角線上にあるのが北あかりのマッシュ。北あかりは有名なじゃがいもさんだよね。その上にキャビアが。
おほほ贅沢ですみません。 -
御椀。
白髪ネギの下には湯葉につつまれたキンキ。キンキが!!このキンキは網走産。
お献立の裏側に北海道と十勝地方の地図があって、「この食材はこのあたりのもの」っていうのが分かるようになっていて楽しい。私は何度も十勝にきているので芽室とか音更がどのあたりか知っているけど、聞くだけじゃピンとこないもんね。
夏だったら温泉周辺の産地を巡るのも楽しそうだなあ。 -
タンタンは今まで大胆に焼いたのしかキンキは食べたことがなかったのでカンゲキ。
本シメジは愛別から。愛別はきのこの産地なのか。初めて知りました。 -
御造り。
ぶどう海老があまい!そしてねっとり!「幻の海老」といわれているとか。以前もどっかの夕食で出たけどこれほど印象が強くなかった。
そして左側にいるのがかの有名な「幻の鮭」鮭児。初めて食べました。だんさんも初めてだって。感涙。
幻づくしの御造りです。
もちろんウニもおいひかった・・・。
そしてお野菜が右側に添えられているのがニクイ。口の中がさっぱりするよ。 -
あまりにもうれしかったので鮭児のアップをキラキラにしてみました。
-
焼物。
焼物はチョイスができます。
この日は十勝牛の炭火焼か、本タラバの炭火焼でした。
お昼に市内で十勝牛ステーキを食べてきたので、二人ともタラバに。ぶっといのがごろごろやってきてむさぼりました。
思えば2006年後半は上海蟹、ずわい蟹、香箱蟹、そしてタラバ蟹と、蟹づくしでした。我が家は「蟹年」だったのか・・
このおいしいタラバで打ち止めとなりますか、カニ2006! -
お口直しのシャーベット。
さささあーっといただいてしまいました。 -
さっぱりしたところで、煮物。
スプーンがでてまいりました。
大根と白菜のミルク煮。そしてうえには炙り雲子。たらの白子なんだって。
濃厚な雲子とさっぱり大根たちをスプーンにのせて周囲のミルクソースをつけて食べると濃厚→さっぱり→ミルクの甘さ と口の中に広がって楽しい煮物になりました。 -
酢物。
うっすらピンクに見えるのは生ハムです。梨と生ハムが蕪巻きにされておるのです。
メロンと生ハムは何度も食べましたが、梨のショリショリと甘みとも出会いなんだなあー。やさしい酸味になってて、かみ締めているうちに生ハムの塩気がちょろんと出てくる。これは初めて食べる味でした。
味としては覚えましたが再現は困難なり。 -
食事。
お米は美唄のおぼろづき。
北海道のお米大好きです。白いご飯と鮭ご飯がありますといわれ、力強く「鮭ご飯!」と宣言。「はい!」と力強くうけてもらって満足。
そういえばいろんな方がサーブにきますが、丁寧さは共通。そしてちょこちょこお話すると個性が垣間見えて楽しいです。
赤だしに入っていたふのりがとてもいい香りでした。
お漬物は十勝ビール漬け。ちょっとほろ苦くてシメに合いました。宿でも買えるお品。 -
このお茶碗がとてもかわいいでしょう!イクラが飛び跳ねているみたい。
ホンモノのイクラは大樹産。
十勝地方というと牧場、平野、山脈ってイメージだけど実は海もあるんだよなーということを、帯広に初めて来たとき学びました。
鮭ご飯のお替り、おなかいっぱいでできず、胃袋の衰退を実感。すっごくおいしかったの。おまけにおだしがついてきて(後のポット)お茶漬けにしていただけるという、「ひつまぶし方式」なのだ。もー、ノックダウンです。 -
結婚記念日2007年前倒しで。
チェックインのときにお誕生日とかなにか記念日は近くないですか?と聞いてくれたので、先なんだけど結婚記念日が2月だと伝えたらチョコでお祝いプレートにしてくれました。ありがとー。先月母の誕生日で資生堂パーラーでこんなことやってあげていたので、自分にしてもらえるとすごくうれしい。
そういえば2006年の結婚記念日は、もー二人とも仕事でいっぱいいっぱいで、何を食べたのかも覚えておらず。多分何もできなかったような・・・
デザートは和洋折衷。鹿追のカントリーホーム風景の牛乳で作ったアイスクリームに、南京に小倉をぱかっとはめこんだムース、そしてもちもちのみたらし団子。南京は「有機ぼっちゃん南京」ぼっちゃんいただきますー。素材そのものから出てくる甘みだからおなかいっぱいでも食べやすいデザートでした。 -
記念にぱちり。
お風呂でばっちりお化粧落としたので、すっぴんです。ふははは。
後にかわいいイルミネーションが見えます。
1本だけついててとてもかわいらしい。ああこれで雪があったら・・(贅沢)
でも雪がないおかげで市内のお菓子屋をうろうろできたんですが。
デザートはシェフが持ってきてくださりお料理の感想を聞いてくれました。本当にどれもおいしかったし素材が吟味されているのを感じました。北海道でこんなに洗練された、ほどよい量の宿の食事は初めて。どっちかっていうと、素材バーン!!みたいなのが多かったので(それも北海道らしくていいのだが)
一品の分量が控えめでそれがとてもよくオススメできます。ゆっくり食べるので最後はおなかいっぱいになります。足りないアナタはご飯をお替りしてください。ああもっと近くに住んでいれば気軽に来れるのになあ。いよいよ移住か。 -
暖炉に火が入りました。
ロッキングチェアでゆーらゆら。
私は北海道の樹木の本を借りました。葉っぱから北海道の樹木を見分けて覚えようという、私にしては壮大な企画。
バーのそばに本棚があるのです。フロントに声をかけないで部屋にもってきちゃったよ、ごめんなさい。
依田勉三(帯広の開拓団、晩成社のヒト)さんの伝記もあったのですが、あまりにも開拓のところの話がつらそうで今回は避けてしまいました。以前100年記念館で資料を見たときもなんかつらかったんだよなあ。
でも今の十勝地方の始まりはコレなのだ。次は読んでみよう。 -
2階吹き抜け部分から見下ろしたロビー。
この角度の写真、よく雑誌に載ってるから撮影してみたかったのです(昼にやればいいのに・・・)
照明の当り方もニクイですねー。 -
2階の廊下部分。こういうところの造作も、なんともすてきです。
私はアールデコ風なのもスキですが、こんな感じのもスキです。
おうちの一部がこんなんだったらどんなにいいでしょう(そしてお掃除も誰かがやってくれたらどんなに・・・) -
2階の廊下。え?暗い?
写真に撮るとそうなっちゃうんだけど、ほどよいスポットなので暗くはないですよ。
妙に落ち着くのですね。
左端に入ってるのは酔っ払いながらも鍵を開けるだんさんです。 -
おなかが落ち着いたところでお部屋のお風呂に入ります。
ケロさん準備完了。この写真を撮りたいがために宅急便でケロを送ったので撮影しないわけにはいきませぬ。タイルの色と合ってる。
首に巻いてるのは数年前六花亭で買った「ごろすけホーホー」の風呂敷。お菓子とは別に200円で売ってるやつ。 -
モモちゃんも「いい湯だな」ポーズを。
このとき浴槽からお湯があふれているのに気づいていなかったくりぼー。足がぬれてきてわあああ。
お風呂は深いですがお湯はけっこう早くたまる気がしました。いやなにやってたって、時間がゆったりなので普段「早くたまらないかなー」と思うのだって、なんとも思わない状態になっておりますが。
そういえば大浴場のシャワー、よくある「数十秒出て勝手に止まる」やつじゃありませんでした。私アレ嫌いなんです。ずっと流しっぱなしにするわけじゃないんだけど、髪の毛洗うときなんて面倒じゃない。たいそうなお値段とっといてこれですか!お宅のお客さんはシャワー止め忘れるようなヒトがいるんですか!と思ってしまうので、「そうそうこれだよー」と小姑納得。 -
モモちゃんはぴったり桶にはまりました。
どんぶらこ〜・・・温泉からモモが流れてきました・・・・ -
タンタンもいつもの桶入浴。
この琥珀色のお湯は北海道遺産です。
遺産をじゃぶじゃぶさせていただきます。
その代わり北海道にお金落としていくから許してくださいーーー。 -
湯上りはビールです。
お部屋の冷蔵庫からエビスを勝手に出してきてご満悦の二人。 -
夕食時にステキなカゴを持って食事処を出て行くお客さんを見て「あれはなんだろう」と思っていたのですが我が家にもカゴが配給されました!
お夜食だったのですー。このカゴも入れ物もしゅてき〜!
お夜食はなんだろう、わくわく。小腹空いてないけど空いたことにして食べてしまえ! -
かわいらしいお稲荷さんでした!
笹に包まれてこんにちは。
ちゃあんとガリもついてます。お茶をいれてぱっくり。
はあ〜、ちょうどよい大きさ。おいしいね。胃袋が活性化してお部屋にあった「のんびり屋」のクッキーまで食べてしまいました。 -
タンタンの大きさにぴったりだったので、ちょっと入ってもらって撮影。
なんだかピクニックにでも行きたい気分だわねー。
もはやだんさんはばったりと睡眠。
枕はいろいろ選べてこの日はくりぼーはトルマリン、だんさんは竹炭でした。お部屋に最初からついてる枕もなかなかよく、読書はその枕にして寝るときトルマリンに変えてみました。初めての感触・・・を一瞬味わったのち、がっくり意識不明に。
くりぼーは「のだめ」を読んで、「雪国」を読んで、両方ごっちゃになった夢をみてしまいました。どちらか一方にすればよかったですな。
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