2015/07/14 - 2015/07/17
104位(同エリア222件中)
Norisakaさん
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ホテルに戻って早めに就寝。翌日は温泉ですが、お友達がなんと池田のワイン城に連れて行ってあげるよ、というありがたい申し出をしてくれたので、それも予定に組み込みました。自然の中でのサイクリングも楽しみました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- グルメ
- 4.5
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ホテルをチェックアウトし、すぐ近くのバスターミナルへ。帯広市内から十勝川温泉まで通常はバスで片道500円ですが、チケットを買うとき、十勝川温泉の宿泊客ならば無料になります、と特別なチケットを切ってくれました。ホテルでこれを渡すといいらしい。帰りはホテルの無料送迎があるので、何ともお得でした。しかも行きも帰りも他に誰もいない貸切状態のバスで、快適に過ごせました。
朝一番の7時20分発のバスだったので、8時前に到着です。当然チェックインはできませんが、十勝川温泉第一ホテルに着くと、荷物を預かってもらい、自転車を借ります。一台378円で貸してくれるので、二台借りてさっそくサイクリングへ出発。この日も暑いので、昨日ファイターズ観戦で使ったフード付きタオルをかぶって広い大地を走り抜ける。いくつもサイクリングロードがありますが、電動自転車じゃないと難しいところが多く、意外と早くあきらめて、十勝エコロジーパークという公園に向かいました。 -
十勝エコロジーパークは、広大な森を含む園内も自転車で散策できます、ほとんど人もいないので、これまた貸切状態で有名なフワフワドームという遊び場でジャンプして遊びまくります。足の裏が熱くなるので靴下を、と聞いていましたが、はだしで大丈夫でした。旅行前にいろいろなサイトでこの公園を調べましたがどのサイトでも「子供は楽しいだろうけど、大人は・・・」とか「家族連れには最適」という口コミばかりでした。いいえ、大人も存分に楽しめます!こんなに楽しいアクティビティは他にはないです。きっと土日や夏休みは、子どもたちで埋め尽くされるのでしょう。でもこの時期の朝早くは、大人が子供にかえって遊べる楽しい施設です。
十勝エコロジーパーク 公園・植物園
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そして最大の楽しみは、園内にいくつかある「森」に自転車で向かうこと。地図を見ながら、時間もあまりなくなってきたので、一番行きやすそうな「水鳥の湿原」に向かいます。高い木々に覆われた森の中はものすごい森林浴が楽しめます。途中、いくつか脇道があって、なかなかのけもの道ですが、自転車でなんとか走れます。動物が食べたクルミの殻を見つけ、シダの生い茂る脇を走り抜けるのは気分爽快です。天気も最高によく、満足してホテルまでまた自転車を走らせます。
十勝エコロジーパーク 公園・植物園
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お友達がホテルに迎えに来てくれたので、自転車をおいて池田のワイン城へ。途中、池田駅前の「レストランよねくら」でおいしい池田牛をステーキランチでいただきました。ここは有名なバナナ饅頭も販売していて、お店でも食べることができます。注文したら牛乳もセットでついてくるので、おいしくいただけます。池田牛は柔らかく、ボリュームもあってもう満腹、でもバナナ饅頭は入るんです。おいしいバナナクリームの入った細いおまんじゅうが何本か、温かい状態で出てきます。出来立てをいただけるなんて、贅沢です。
レストランよねくら グルメ・レストラン
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池田のワイン城では、地下に降りると樽のたくさん並んだワイン蔵を見学できます。何十年も前の、研究のためだけに置いてあるボトルは、まわりにたくさんカビが生えているのが良い状態で保存されていたという証だそうです。一階では無料の試飲、有料の試飲(700円で三種類+おつまみ)ができ、お友達が運転してくれるのをいいことに、しっかりと両方試しました。いろいろ飲んで、結局「町民のワイン」というロゼを購入。「ここでしか手に入らない」という文句に観光客は弱いのです。
池田ワイン城 名所・史跡
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その後「ハッピネスデーリィ」というアイス屋さんで、おいしいジェラートをいただきました。周りは畑や牧場の中にあるかわいいお店です。ハスカップとチョコチップのジェラートは、はとても良い組み合わせだったと喜んで食べました。隣にはパン屋さんがあるらしいので行ってみると、今月は土日のみしか開かないらしい。もう食べられないし、いいか。
ハッピネスデーリィ グルメ・レストラン
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お友達の車で帯広市内まで走ってもらい、ばんえい競馬場へ。農耕馬だったばんえい馬がそりをひいてレースをする。今日はやっていませんが、建物は開いていて、結構たくさんのおじさんたちが来ています。馬も見ることができます。とにかく大きいばんえい馬は、体も信じられないくらい大きく脚も太く、近づくのに少し勇気がいりますが、リッキーという馬は人間慣れしているのか、とてもスイートな対応で感激しました。ニンジンをあげると優しい顔をしてくれました。
帯広競馬場(ばんえい十勝) 名所・史跡
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親切なお友達は再び温泉まで送ってくれて、私たちは別れを惜しみながら、ホテルにチェックインしました。自転車は翌日のチェックアウトまで貸してくれるそうなので、朝もサイクリングに行けます。
さっそく温泉に入りに行きます。十勝川温泉は「モール温泉」という種類らしく、植物性の有機物を含んだ温泉のようです。「泥炭(亜炭)などに由来する腐植物(フミン質)を含むアルカリ性の温泉」と説明があり、肌にとても良いらしいです。温泉内には「世界ではここ、十勝川とドイツの二か所だけの温泉」という説明文がありましたが、現在は日本でもあちこちで見られるらしいです。いわゆる温泉特有の硫黄のにおいが全くない温泉でした。お湯は茶色で、少しぬるぬるしています。大浴場は二階建てで、両方に露天風呂があり、眺めも最高です。ミスとサウナとタワーサウナと両方あり、楽しくて滞在中三回も行ってしまいました。客室も食事も最高!十勝川温泉ならこのホテルがよいです。 by Norisakaさん十勝川温泉 第一ホテル 豊洲亭・豆陽亭 宿・ホテル
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お待ちかねの夕食の時間。「木もれび」というレストランでのビュッフェです。「木もれびの食事はおいしいよ」お友達が言っていた通り、何もかもがおいしい。すごくたくさんの料理が並んでいます。地元の野菜、お肉など、選びきれないので、少しずつたくさんの種類をいただこう作戦で、ちょこちょことお皿にもらってきます。
翌朝はホテル近くのフットパスを自転車で走り抜けます。朝方は気温が低く肌寒いなか、約三キロを軽快に風を切って走り、朝ご飯に備えて準備オーケーな状態に。朝食は「白鳥」というレストランでビュッフェです。夜ご飯で満足していたので、そんなに期待していなかったのですが、これがまたおいしい。オムレツを焼いてもらって、おいしい牛乳も飲んで、地元の野菜サラダもたくさんいただきました。
最初に十勝川温泉に宿をとるとき、お友達にどのホテルがいいかな、と相談した時にこの第一ホテルがいいよ、と言っていたのがよくわかりました。ホテルはいくつかありますが、観光地としてうまくいっている様子はなく、つぶれてしまったホテルがいっぱいあったのをサイクリングで目にしました。ここは食事も大浴場も眺望も申し分なく、この中で生き残るのに十分な力のあるホテルだな、と感じました。
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