2005/12/28 - 2006/01/04
477位(同エリア532件中)
瑞樹さん
パレスチナから戻って、いよいよ旅の終焉。
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
パレスチナからのチェック・ポイントを通過し、エルサレムへ戻ります。
-
ボーイ&ガールスカウトかな?にぎやかでした。
-
このアーチが見えると、なんとなくエルサレムに帰ってきた気分です。
-
ただいま17時前。夕陽が沈みかけるところ。
-
これから一度ホテルに戻り、夜は中華のお店で夕食です。
-
イスラエルで中華。店もそれらしい雰囲気満点?
-
メニューは、スープに焼きそばにフリッターだったり炒め物だったり、そして白い御飯。
イスラエルの料理が美味しいとはいえ、やはりたまには違ったものは良いですね〜。 -
夜のエルサレム。御飯を食べ終わって、これからまたホテルへ戻ります。
-
ホテルの土産物屋で見つけた、ヘブライ語のテンプレート。面白いので買ってみました。
-
他にもしおりや切手なども買いました。
-
今日は一日エルサレムの観光。
今日行く予定だったパレスチナに昨日行ったので、あの死海写本館もああるというイスラエル博物館に行けると、昨日聞いていました。
が!
今年から(だったかな)休館日が変わり、火曜日とのこと。
今日は1月2日、火曜日。うっ。
残念ですが、死海文書はまたの機会に。 -
で、代わりに第2神殿時代(紀元前538〜期限70年)の模型を観に行くことになりました。
エルサレムの中心地から少し離れたところにある高級ホテルのホーリーランドホテルの中庭にある(ふきっさらし状態で)、50分の1スケールの第2神殿時代の模型です。
なんでもホーリーランドホテルのオーナーが資金提供したとかで、この場所にあるみたいです。 -
しかしこれまた運が悪いというかなんというか、この模型は国立博物館へ移動中とのことで、半分くらいしかありませんでした。
エルサレムの家々は、エルサレムストーンと呼ばれる白っぽい石で周囲を飾っています。
この模型はそのエルサレムストーンが使われており、考古学者のアビ・ヨナ教授が『ユダヤ戦記(ヨフラウィウス・ヨセフス著:紀元66年に勃発したユダヤ戦争でユダヤ軍の指揮官として戦い、『ユダヤ戦記』を著し著述家としての名声を得る)』をもとにかなり精巧に作られていて、面白いです。 -
第二神殿の模型。古くはアブラハムがイサクを捧げたモリヤの丘であり、ソロモンが神殿建設を行ない、イザヤが幻を見た場所。
古代ユダヤ人たちは、年に3回の巡礼に春とその50日後、そして8月終わりから9月頃の秋に訪れたそうです。
神殿からは常に煙が上り、中へは沐浴してから入り、しかも右から入って左から出る、という決まりがあったとか(但し、病気の人や喪に服している人は例外)。 -
当時エルサレムには30万人を超える人が住んでいたとされ、巡礼の時期には更に15万人の人が訪れたそうです。
バビロンの捕囚から戻ったイスラエルの民は、破壊された神殿を再建することが最大の目標でした。ダビデ王の時代、凡そ3000年前には神殿は無く、エルサレムは城壁の外だったようです。
紀元前515年頃目標は達成され、現旧市街の南半分くらいまで拡大されたといわれています。 -
この模型の脇には更にミニチュアがあって、どの建物が神殿か、ヤッファ門かダビデの塔か分かるようになっています。
精巧とはいっても、かなり想像の部分が大きいようで、発掘の度に手直しされているそうです。
旧市街を訪れる前に観て頭に入れておくと、一層在りし日のエルサレムを楽しめるかも知れません。 -
次は、タイム・エレベーターへ。
ガイドブックには「タイムマシンを疑似体験!」とありますが…どんなだろう。
行ってみると、課外授業かな?先生と生徒らしき集団がいました。 -
入るまでは、扉の前で待たされます。すると、左のような画面で案内が流れています。
これは……どこかで見たことがある……。
そうだ、まるでTDLのスターツアーズ(笑)。
時間になり中へ入ると、他の小学生たちも席へ着きました。
私たちも指定された席へ座り、シートベルトを締めます。 -
ということは、席が揺れるということ。
うーん、ほんとにスターツアーズ画面の中の進行もキャラクターの雰囲気もそっくりなんだけど…ディズニー関係者が作ったのか?
肝心の内容はというと、イスラエル建国から6日間戦争に至るまでの歴史を30分ほどで体験できます。
途中、ヴェルディの「ナブッコ(ヴェルディ28歳のときの3作目のオペラで、出世作)」が使われていました。 -
というのも、「ナブッコ」は旧約聖書を題材にしているからです。ナブッコはユダヤを侵略しようとする新バビロニアの王のこと。
英語なのが残念でしたが(未だ日本語版はないようです)、イスラエルを順不同に巡ってごちゃごちゃになった記憶を整理するのに良いかも。 -
いよいよ、最後の観光地です。
今日の夜には、もう空港へ行かねばなりません。
最後に相応しいといえる場所です。
ここは、イスラエル建国の父テオドール・ヘルツルが眠る墓地のあるヘルツルの丘近くの、ヤッド・ヴァシェーム。別名「ホロコースト記念館」。 -
第2次大戦中、ナチス・ドイツによって虐殺された、600万人に上るとも云われるユダヤ人たちを慰霊するために建てられた記念館です。
私はホロコースト記念館は初めて訪れましたが、やはりイスラエルだからか、資料は多く見ごたえがあります。
第2次大戦中、ナチの台頭によってユダヤ人だけではなく、ジプシーなどの少数民族は虐げられていきます。 -
没収された個人の財産、外出時にユダヤ人が付けさせられた黄色い星のワッペン、「ユダヤ人お断り」の店の張り紙、強制収容所へ送られる列車や、まるで物の様に積み重ねられた遺体の山の写真、彼らひとりひとりの写真や職業などのカード。。。
何故人を人とも思えないような状況が、思想が、政治がこの世を支配してしまうのか。しかしこれも私たちの一部。こんなことを書いている私も、戦時下のあの状況なら、友人のユダヤ人をナチスに突き出してしまうのかも知れません。
博物館内は写真撮影禁止なので、内部の写真は何も載せられませんが、これは写真を見るよりも何よりも、やはり実物を見て感じるに越したことはありません。
ということで、ヤッド・ヴァシェーム屋外の写真。 -
ポーランド、旧ソ連、ルーマニア、ドイツ、チェコ・スロヴァキア、ハンガリー、果ては北アフリカまでホロコーストは広がりました。
昨年、どこぞの首相が「ホロコーストは無かった」という発言をして自らの愚かさを露呈していましたが、信じられないことに、こういう人は数多いのです。
ここには、シンドラーをはじめユダヤ人をナチスから救った人々の写真なども展示されています。我らが杉原千畝さんの名を探しましたが、見付けられませんでした。 -
ニュルンベルグ裁判で一応の結末を見た今も、忘れてはならない事実。
イスラエルでは、ホロコースト犠牲者を追悼する日「ヨム・ハ・ショア」をパスオーバーの7日後、ハッサンの月の27日(4月か5月に相当)に制定しています。
この日を前後して、イスラエルのみならず世界各地のユダヤコミュニティでは追悼の催しを設け、黙祷の時には、車に乗っている人も降りて祈りを捧げるそうです。
今まで知りませんでしたが、”ホロコースト”とは「丸焼きの供え物」と言う意味なのだとか。 -
この記念館はいくつかの建物があり、ひとときも火を絶やすことの無い慰霊の部屋もあります。
ユダヤ人がこうした行動を続けているのは、犠牲者を悼みホロコーストを風化させてはならないとする気持ちは勿論のこと、自分たち以外の人種にも同じ苦難を、過ちを繰り返させてはならないとする信念があるからのようです。
私たち日本人が、唯一の被爆国としてなさなければならないことが重なって思えて、イスラエルの今と未来と過去と共に、日本を憂いました。 -
この後、Crown Plaza Hotelにあるインド料理のお店でバイキングのお昼。
そのホテルのロビーでは、国際ラビ会議でもあるの?という光景が。 -
ちゃんとコシェルのお店です。
カレーやトマトスープ、タンドリーチキン、フルーツなど。赤白ワインにオレンジとレモンのジュースつきが嬉しい
しかし! -
カレーが!!辛くない!!!辛い物好きの私にとって、辛くないカレーはカレーじゃない。。。
味自体は美味しかったのに、、、残念。 -
-
そして、新市街中心部で自由時間。
この辺りは歩行者天国になっていて、カフェでお茶する人、お喋りを楽しむ人、買い物する人などが見えます。 -
道に出ていた花屋。チューリップやサボテンなど、色鮮やかな花々が並んでいて綺麗でした。思わずパチリ。
-
ショーウィンドウに見えた、キッパの数々。これは子供向けか、観光客向け。
まさかユダヤ人の大人は被らない筈ですが、すごい種類。アメリカのプロスポーツチームのマーク、セサミストリート、ドラゴンボール、ポケモン、うーんなんでもありだ。
土産物屋からお菓子屋、カフェ、雑貨屋、衣料品店、靴屋、など色々な店が並んでいます。 -
こちらはスーパーの果物売り場。みんなつやつやしていて美味しそうでした。
私はお菓子やスープの素、カップめんなどを買いました。そのほか土産物屋でローマングラスの瓶などを購入。 -
その後ホテルへ戻り、帰国の準備。そして夕食。いよいよイスラエルともお別れです。
空港へ向かう前に、またホテルの土産物屋へ行って足りなかった切手を買いに。
写真は、その土産物屋の店員さん。ツアーでは時間も限られていてなかなか難しいですが、地元の人とのふれあいは楽しいもの。この方とも私のつたない英語で結構話しました。昨日も行ったためか、私のことを覚えていてくれて、なんと彼女が書いた絵を頂きました。
とても勉強熱心で、厚いノートに各国のことばが書き留めてあり、他の日本人の話すことばを聞くと「水は日本語でなんていうの?」と訊いてすぐにノートに残していました。 -
で、覚えてますか?入国のときを。
ええ、入国に時間が掛かるということは、出国にも時間が掛かるんです。
ということで、早目にベングリオン国際空港へ到着。
何人かそのまま通る人も居ましたが、殆どの人がスーツケースを開けさせられています。
私も……そうでした。開けて何を見るかといえば、イスラエルで買ったイスラエル料理の本や、ヘブライ語の聖書、機内誌などをぱらぱらとめくっていました。
それと、死海石鹸を買った人は、石鹸が引っかかったようです。
一通り見て、その後は勿論何事もなく、無事チェックイン。
最後の写真は、空港内のマック。ロゴの隣に「コシェル」とちゃんと表示されていました。 -
買い物の締め括りに、ローマングラスのシルバーアクセサリーなどを買って、機内へ。
往路と同じくタシケント経由で、しかし今度は成田→関空の順で到着。
短いイスラエルの旅も終わり、そして長かったこのイスラエル旅行記も終わりです。
最後までご覧下さり、どうもありがとうございました。
殆どの場合、私は具体的な目的を持って行かないのですが、海外の場合それも面白いなぁと思っています。
今回イスラエルへ行ってから、この無宗教の私が聖書の世界に触れられたし、思いのほか「ユダヤ」が映画や音楽に出てくることを知ったし、ユダヤ人と日本人の文化や宗教観の類似点に興味を持ちました。
私は訪れた国はどこでも好きになってしまうので「今迄行った国の中で、どこが一番良かった?」と質問されるのが一番困ります。ということで、好きな国がまた増えてしまいました。
イスラエルとパレスチナ、是非また訪れてみたいです。
最後に、様々な問題を抱えるイスラエルとパレスチナに、早く平和が訪れますように。
そしていつの日か、またイスラエルを旅する日が来るといいな
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
瑞樹さんの関連旅行記
エルサレム(イスラエル) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
エルサレム(イスラエル) の人気ホテル
イスラエルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イスラエル最安
465円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
37