2006/11/06 - 2006/11/08
2542位(同エリア2704件中)
新美勝利さん
● 九州うまかもん旅日記 1
福岡へひとっ飛び!
11月6日(月)天気予報では雨も予報されていたが、今朝はその心配もなさそうな空模様に
安堵してセントレア(中部国際空港)へ車を走らせる。
わが家からは40分ほどで集合場所まで到達できる。
空港のトイレで面白いものを見つけた。
男性用のトイレにこのシールを張っておくとトイレの汚れが格段に少なくなる
というシールだ。
男性心理として目印があると、
それを狙う・当てるという行動に出るそうですが
、みなさんはどうでしょうか?
このシールを製造している会社はウファウファらしい。
このようなシールもある。
福岡へはANA217便にて旅たつ、
ANA217便はエアーニッポンの運行のようだ。
機材はA320・166席名古屋からの幹線にしては小さな機体だ。
座席は25Eまたまた最後尾に近い席だ。
パック旅行でもあるまいし・・・団体客は後ろから詰めるのかな?と思ってしまう。
ビジネスマンが多いようだ、空席は無いように見える。
街中に在る福岡国際空港の空も青空が垣間見えるぐらいだ。
大分バスのガイドさんが出迎えてくれた。
東京羽田からのメンバーを加えて、九州自動車道〜大分自動車をひた走りに走り
日出JCTから速見ICを経て宇佐市・宇佐神宮へ向かう。
今回の旅はもやぶ会という中学時代の同級生の集まりである。
久しく会わないメンバーも居て、車内は絶好の懇談の場になっており、
ガイドさんも車窓説明がし難いらしく、少々呆れていたようだった。
160km余りを2時間半ぐらいで疾走、赤い大きな鳥居が見える宇佐神宮へ
辿り着いた。遅くなった昼食を取る。
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- ANAグループ
-
-
● 九州うまかもん旅日記 2
団子(だご)汁を食す
チョット遅くなった昼食には、大分県のこの地方の郷土料理 「団子汁」御膳を食べる。
バスのガイドさんから聞いてはいたが・・・
団子といえば丸いものを想像してしまうが
鍋の中には人参、サトイモ、ごぼう、しめじのような野菜や豆腐、こんにゃくなどに
絡まりつくように太い麺が入っている。
丁度
名古屋名物きしめんをもう少し幅広く、太くしたような麺状の物である。
味は白みそ仕立てのようである。
山梨のほうとうもこのようなものだった気がする。
赤い大きな鳥居をくぐって、長い参道を進み 宇佐神宮へ参拝する。
伊勢神宮に次いで、皇室第2の宗廟であり、全国4万社以上ある「八幡宮」の総本宮である。
宇佐神宮の拝礼作法は一般の神社とは異なり「二礼、四拍手、一礼」だそうだ。
神妙にお賽銭をささげて、二礼、四拍手、一礼の拝礼をする。
勿論古希まれなりを感謝申し上げた。
この拝礼作法があるのは全国で出雲大社と宇佐神宮だけだそうだ。
予定に含まれていた菊池寛の小説で有名な「青の洞門」と一目八景の耶馬溪見学を取りやめて別府温泉郷へショートカットをする。
別府には浜脇温泉・別府温泉・柴石温泉・観海寺温泉・
鉄輪温泉・亀川温泉・堀田温泉・明礬温泉を総称して別府八湯と呼んでいるようだ。
その内の明礬温泉で湯ノ花の採取現場を見学する。
硫黄の匂いがプーンと鼻を付く、コモ葺屋根の湯ノ花小屋が幾つも並んでいる光景が
写真の題材にもってこいだ。
温泉の担当者が、「湯ノ花の効能はこの小袋を風呂の中に入れるだけで、神経痛、リュウマチ、痔症、アトピー等に効果てきめんですよ! とはいってもこの袋をまた乾かして使おうなんて考えないでね!」と言って観光客を笑わす。 -
-
-
● 九州うまかもん旅日記 3
海地獄でハングルを
昨今 別府温泉は韓国人や台湾・中国人の観光客が殺到しているらしい。
道路標識や景勝地にはハングルが表記されている。
別府地獄めぐりの一つ海地獄へ来た時、ハングルを話しながら歩いてくる
若者に出会った。
アンニョンハセヨ! イルボネ カウリ オットセヨ?と声をかけた。
一瞬驚いて・・・あ あ カウリ?
辺りを見回して・・・ チョワヨ チョワヨ! と答えてくれた。
さあ〜 そこからだ、僕のほうが言葉が出てこない。
苦し紛れに「チョウン ヨヘンルル ケゾクへ ズセヨ」
よい旅を続けてくださいと言うのが精一杯だった。
続けて足湯 パルリ オンチョンに入っていた男性にハングルで話しかけた。
バスのガイドから足湯に入っているのは外国人ばかりだと聞いていたので・・・・
薄暮が迫ってきた別府温泉 清風ホテルへチェックインする。
部屋はオーシャンビューの見晴らし、別府湾が茜色に染まりだした。
露天風呂が屋上にあるようだ、明日は日出を見よう!
太陽にキッスだ! -
-
-
-
● 九州うまかもん旅日記 4
日出に感動、至福のひと時
昨夜はガラス戸を叩く風の音に睡眠を妨げられたほどである。
気温も昨日から一転いかにも寒そうだ!
日出の時間を見計らって露天風呂へ行く、屋上の外気はもう冬の気温だが
温泉に浸かっていれば極楽気分だ。
別府湾を見晴るかす眺望の彼方が赤く染まりだした。
その赤い線が段々太く露天風呂の我々のほうに伸び出してきた。
真っ赤な太陽が頭を出しその後はぐんぐん昇りだした。
太陽にキッスをしたら火傷をしてしまうかもしれないが・・・
今日一日何か良いことがあるような気がしてきた。
スケジュールでは今日は湯布院散策だったが、先日テレビで報道されていた、
九重 夢 大吊橋を見学しようということになった。
旅行社の情報では混雑して見れないかもしれない、昨日も1時間待ちだったそうだ。
・・・という。
走り出したバスの車内で、会長が状況を説明して皆の意見を聞いた「誰かが
見学へ GOだ!」と叫んで、九重 夢 大吊橋見学を選択した。
今度はそちらへ向かう車がすべてライバルに見えてきた。
1台バスが横へそれれば・・・ガイドさんまでラッキーと叫ぶ。
9時前には駐車場に着いた。バスは数台だが乗用車は数え切れないほど多く、
見学者もワンサカ ワンサカと居る。
でもでもまだ長い行列は出来ていない。
入場料は500円、日本で一番長い吊橋を渡る事にする。 -
● 九州うまかもん旅日記 5
夢の吊橋は真冬だ! 滝と紅葉美
橋の両脇に相撲部屋のような大きな看板がいかにも面白い!観光目的の橋には
釣り合っている。
長い人並みの後を渡りはじめる。ゆらゆらゆれる、誰かがこりゃあ〜震度3ぐらいだね!
というから・・・・いやいやもっとだよ、震度7ぐらいではないか?と答えた。
でも体は揺れるが立って歩けるから震度7ではないだろう。
橋の中ほどまで来るうちに、だんだん慣れてくるのか?
景観に目を奪われだす。白い滝が紅葉の中にこちらに1本そしてあちらにもう1本
絵画のように見える。
眼下も覗いてみる。ここもまた美しい! これぞ絶景というべきだろう。
寒い! 真冬の寒さだ!
老人達が多いせいもあるだろうが多くの方が、もう帰るといって引き返している。
僕はフード付きの完全防備だから渡りきって、帰りはノンビリゆっくり写真撮影を
して楽しんだ。
この吊橋はあくまで観光用、展望用だから、見た目上も高さの恐怖感を抱かせない。
往路復路の中央部分がメッシュで出来ているがそのメッシュも2重で、下を覗いても
引き込まれるようなあの恐怖感は微塵もない。
10/31日開通したばかりの観光名所を幸運にも見学できたのは、今朝の太陽に祈った
おかげであろう。 カムサハムニダ!
*九重 ”夢”大吊橋 は長さ390m、高さ173m、幅1.5mの日本一の大吊橋。
橋の上からは、「日本の滝百選」に選ばれた震動の滝をはじめ、
九酔渓、鳴子川渓谷の雄大な景色が満喫できる。
広瀬大分県知事が初めてつり橋を訪れた時、
橋の上から眺める絶景に「ほー、こりゃまいった。景色も日本一だ。県にとってもいいものができた」と驚嘆の声を上げたそうだ。
総工費は20億円らしいが初日1万7千人の見学者がありその後も殺到、
1週間で10万人を突破したらしい。
後で知ったことだが僕達が見学した後かなり渋滞、待ち時間が長くあったという話だ。
-
-
-
-
-
● 九州うまかもん旅日記 6
草原を駆け巡る
別府と阿蘇を結ぶ九州横断道路通称「やまなみハイウェイ」を快走する。
雄大な久住連山を見晴るかしながら冬支度を始めた草原を走る。
白い雲、澄み切った空の下で、阿蘇の高岳・鋸の歯のような根子岳が少し霞みながら涅槃像
に見えるでしょう・・・という
僕には涅槃像には見えないが・・・誰かがオッパイノヨウダといった。
この旅のガイドの大西譲はベテランで頓知のきくお嬢さんだから・・・
すぐさま「寝ていてあんなに大きかったらいいのね〜」と笑わす。
やまなみハイウエー できる事なら、オープンカーで風と戯れながら疾走したら
阿蘇の醍醐味をもっともっと体感できることだろうね。
おにぎり山のような草山が見えてきた。
阿蘇の神様が米を積み上げて作ったと言う伝説の米塚を車窓から眺めて昼食場所の
草千里浜へ到着した。
レストランで陶板焼き定食を食べる。
熊本名産の馬刺しを賞味する。
5切れほどだったが何の臭みもなく美味しく食べることが出来た。
5分間の乗馬を初体験した。
ここで、直前までニッサン自動車の撮影をしていたらしく乗馬を中止していたが開始した
ばかりだった。まだ撮影スタッフが残っていて馬主は神経を使っていた。
何故と尋ねたら・・・「馬は珍しいものに興味を惹かれるし、驚いてしまうから」と答えた。
そんな状況だったが・・・
馬上から写真を撮ってくださいと依頼したら・・・・
手綱を渡され・・・・
「大丈夫と思うがこれをこのようにもっていて下さい」と馬主が言う!
こんな広い草原、馬が駆け出したどうしよう〜〜〜と少し心配になった。
数分間の馬上の人を体験して草千里をあとにした。 -
-
-
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
別府温泉(大分) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
18