2006/07/06 - 2006/07/08
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ジオディオスさん
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ついに姿を表した母なるバイカル湖。その雄大な自然の懐に包まれながら、シベリアのパリと呼ばれたイルクーツクに途中下車。
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ウラジオストクを出発して、3日3晩かけてようやくバイカル湖を目にすることが出来た。初めて目にしたときは感動もひとしお。快晴だったはずなのに、霧がぁ、(この霧が出た謎は後で解説)湖の向う側が見えない、うぅ、ざんねん!!しばらく切り立った崖を削っての湖岸線沿いを走る。
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バイカルとは、「タタール語」で「豊かな湖」。表面積31500k?、琵琶湖の約47倍、水量約850倍。平均深度は約740m、最深部で1741mもあり、湖の水量は一説にはバルト海の全水量に匹敵すると言われている。南北約640km、(約東京八戸間、東京姫路間)最大幅80km、世界最高の透明度、世界最大の水量を誇る淡水湖。と、世界最大級の湖のこれらの数字を並べられても、車窓からはそれは実感できない。
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車窓にバイカル湖が飛び込んできて、距離にして200km以上、時間にして3時間くらい右手にバイカル湖を眺めながら、湖畔沿いを走る。スリュジャンカを過ぎると、矛先を変え、急勾配の険しい山をジグザグに登り始める
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冬のバイカル湖周辺の気温は氷点下40℃以下の世界。しかし、この水量のおかげで、冬のバイカル湖の表面水温は0.3度、深層水温は3.2度に保たれている。バイカル湖が保持している水量と水温の影響で、バイカル湖周辺の他の地域よりも10度地近く暖かくなるそうだ。言い換えれば、バイカル湖はシベリアの大地を温める巨大湯たんぽの役割を果たしているわけだ。しかし10度暖かいとは言っても氷点下40℃が30℃になる程度で、厳寒地帯であることに変わりはない。また、湖上から吹いてくる風は、多くの水分を含んでいるので、体感気温は反って低くなる。「暖かい」といっても、あくまで比較の問題であるが。
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一番上のコメントで書いた、晴れているのに霧ができた謎解きをしよう。私が訪れた夏は、シベリアであるにもかかわらず、外気温は30度以上、こうなると逆に、湖水面の温度は上がらないので、湖面上に“雲”が出来てしまうのです。空は雲ひとつない晴天なのに、湖面上のみ霧がかかった状態に。また湖の脇を歩いているとき、風が吹くと、ひんやりとした冷たい湿気を持った空気がとても心地よい。つまり、バイカル湖が天然クーラーとなるのだ。
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ついでに、透明度が高い理由も説明しておこう。湖底での地殻変動によって噴出する鉱物のミネラル分が対流し水を浄化するため。イルクーツクのインターネットカフェには、バイカル湖の深層水なるものが、置かれていたのには笑えた。気の持ちようであろうが、確かにミネラルが多いように感じられた。
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イルクーツクから70kmあまりのバイカル湖畔の町、リストヴァンカ。きっとあまりの暑さに、牛も涼を求めて、湖畔を闊歩している。なんとものどかな光景だ。
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ホテルから眺めたアンガラ川の夕景。バイカル湖から流れ出るアンガラ川は、シベリアの大河エニセイ川の支流。
意外と少ない年降水量の割りに、バイカル湖の水量が多いのは、計350もの川が流れ込みながら、流出路はアンガラ川のみであるため。もう少し上流にいったところから、バイカル湖行きの水中翼船が出ている。 -
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この旅行記へのコメント (1)
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- comevaさん 2007/09/26 14:40:14
- こんにちは〜♪
- ジオディオスさん
こんにちは。
早速のコミュニテイ参加有難うございました。
まだロシアの湖がひとつもなく、こちらのバイカル湖はかなり知名度の高い湖ですので、是非ご紹介頂きたいと思っています。トピックも自由に作って頂ければと思ってますので、まずはお礼まで・・これからも宜しくお願いします。
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