2006/08/19 - 2006/09/19
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こまちゃんさん
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9月1日。
烏魯木齊滞在の4日目は、身体の不調を押しての市内ゆっくり散歩を紹介。
朝、思いがけない人の訪問から始まった。
烏魯木齊市青年出版社に勤め、プロカメラマンとして活躍中の程春さんだ。
爺ぃの友人で、1999年の烏魯木齊紀行では、彼の手配で五彩湾まで連れて行って貰った。
最近では博士に出世し、世界中マミヤや多くの銀塩カメラを抱えて取材に飛び回ってられる方。
朝、急に連絡が入り、人目だけでもと言う事で、わざわざホテルまで来て呉れたそうだ。
最近出版した写真集など、4冊の出版物をお土産に頂いてしまった。。。
その後、食事を済ませた我々は、今日から始まった烏魯木齊交易会と、新疆維吾爾自治区博物館へと出掛けた。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
-
このホテルでは、朝食を摂るカフェの窓越しに、烏魯木齊市の朝の風景が眺められる。
(・・と言っても前の揚子江路の様子だけだが)
干果売りのおばさん、いつものポイントへご出勤なのだろう。リヤカーにこんなに沢山の商品を積んだまま大変そうだ。 -
日銭を稼ぐと言っては申し訳ないが、大陸の何処でも見られる、この自由販売者たちの労働光景を見る度、中央の経済成長発表とのギャップを痛感させられる。
その直ぐ後には、こんな立派な高層マンションが軒を並べているし。
昨日から急に寒くなった烏魯木齊。
行き交う人の服装が、一昨日の半袖から急変しているのには驚いた。
昨日は寝込んでいたので、今日初めて知った事実。 -
爺ぃの電話が鳴り、爺ぃが慌ててロビーの方へ走って行く。
何だろう・・と思っていると、なんと程春さん登場だ!
また出張で時間が取れず、顔だけ見に来てくれたそうだ!
有り難う!そしてご苦労様。
また、良い写真を撮ってきて下さい。 -
ホテルの前を行き来するバスを見ていると、車両の殆どがヤケに綺麗になっていた。
-
そのバスの多くは、7割が黄色の「珍宝巴士(JUMBO BUS)」と言う会社だった。
-
烏魯木齊交易会へ向かう車の中でも、あっちこっちで見かける黄色い珍宝バス。
後には、「珍宝真情・真服務」と書かれている。
体調が悪いクセに、つまらん事を考えたこまは、クニクニに、「Jumbo珍宝でまごころ、サービス満点」と訳して遊んでいた。(*o☆)\バキッ!
(その漢字は早口で読まない事!) -
中国新疆国際博覧中心に到着したが、車が多くて傍まで行けない。
司机君は、「見終えたら電話連絡!」と爺ぃに告げ、我々を降ろして去って行った。
物々しい警戒だった。 -
正面玄関の様子。
開催日初日の午後2,3時までは入場制限があり、招待客のみの参観時間で一般客は入れないのだそうだ。物々しい警戒の理由は、貴賓客などに対する警戒態勢が敷かれていると言う事だった。
こま達はと言うと、公安局から戴いた招待券での入場だった・・・(~~;ゞ -
中国、西の玄関的な烏魯木齊では、西の方面からのお客も沢山居た。
客A:「あら、私たち上海経由(東方面)で来たのよ」
客B:「ワシもじゃよ」
こま:「・・・(ーー;でも、西の国の人達でしょ!」
客C:「ボクはロシアだから“北の国から”かな?」
客達:「ホホホ・・・・(^^」 -
特に見るものも決めて居らず、工芸関係を目指して歩いた。
お!爺ぃの商売敵。
瓢箪にコテで描いた商品は、中国ではまあまあメジャーなもの。ただ、描く人のレベルがあまり高くなく、いつも比較して嘆いている。
その分、値段はかなり低いけど・・・(120元だった)
(ウチでは500元以上頂くので) -
維吾爾髭オヤジの布製人形・・・?
驢馬の表情が中々上手い感じ(こま的に)だった。 -
何なのだろう・・・。
でも、可愛らしく造っているのは判る。
民族工芸の1つらしく、色んな組み合わせで思い思いに飾るらしい。 -
あ!
これなら理解出来るし、この方が販促しやすいだろう。
十二ムカムや民族音楽を演奏する維吾爾人のセット。
このミニチュアの楽器だけでも売り物になるよな・・・ -
おおお!
なんとお似合いな。
ご本人も満更でもない様子。
爺ぃは、「喀什が本場、しかもその柄は莎車のじゃ。莎車で買えばいい」
と言う事で、ここでは買わずに手ぶらで帰った我々。 -
他は特に珍しくもなく1時間程で出てきた。有るのだろうけど自分たちに関係ない部分が多いので、次の博物館へ行く事にした。
しかし、半袖のこまは兎に角寒い・・・(><;~
半袖のポロシャツの上に、長袖のポロシャツを着てしまった。
襟が出るとかっちょ悪いので隠すのに苦労した。
(ま、ここでは他人の誰も気にもしていない事だが・・)
「中国新疆国際博覧中心」
下手な文字だ・・と思って見たていら、李鵬の書いたものだった。「中国」で始まる提名(名付け)もきっと彼だろう。
桂林の川下りで、下流の陽朔港にもデカデカと書いてあったよな・・・
(http://4travel.jp/traveler/chinaart/pict/11082757/) -
その前に、博覧会場向かいの昆侖賓館でトイレタイム。
このホテルは、文革時代は「高級官僚」しか泊まれなかったホテルだそうだ。
確かに風格はあるが古さは否めず、ホテルが沢山出来た現在、中級よりも下になってしまった感じだ。 -
ロビーにある象の親子のブロンズ像。(駄洒落ではないゾゥ!(*o☆)\バキッ!)
-
このホテルの横にある自治区人民大会堂。
綺麗な花園の中の「人大」ってのも良い感じだ。 -
また珍宝バスが前を行く・・・
(その漢字は早口で読まない事!(^ω☆)\バキッ!)
よく見ると、バスによって色んな図案があるようだ。
この犬の絵、見た事があるような・・・と思って眺めていると、そうそう、日本の「お茶犬」のパクリみたいだ。 -
博物館に到着したら、爺ぃは「頼まれている絵を描くのでホテルへ帰る」と言い出す。故郷に戻ると、本人は旅行どころじゃなくなるようだ。
仕方なく、クニクニと2人だけで車を降り、25元でチケットを買って参観。 -
この博物館には、楼蘭の美女が眠っている。
まずは一階の新疆歴史探訪。
期待の美女に会う為2階へ向かう。何故か1人、ガイド青年がついて来た。
丁寧に説明をして呉れる彼は何者なんだろう・・・楼蘭の美女とそのダンナさん、他には生後間もない子供のミイラまで、その経緯や彼らが入っていた棺桶の事などを詳しく教えて呉れる。 -
美女は、当時西からの訪問者で、新疆の地に住み着いたご夫婦だと言う。美女が若くして先に亡くなられ、ダンナさんは、彼の寿命を全うした後、彼女の傍に葬られたと言う。
数居る客を目の前にして、我々を選んだ理由が最後になって判った。最後に案内された部屋は、高級骨董品のコーナー。上手い具合に繋がっているのだった。
丁寧にお断りし、こまは自分のミッションに取りかかる事にした。 -
幸いにも人が少なかったので、大胆にも美女をカメラに納めようと計画し、今来た入り口へ戻る際、辺りに誰もいない事を見計らって「パシャ!」
すると、遠くから維吾爾語で話し声が聞こえたが、かなり遠くだったので別の資料も撮影して、何事もなかったかのように一階へ向かう踊り場へ出てきたら、維吾爾人おばちゃんが騒いでいる。相棒のおじちゃんが寄ってきて、「画像を見せろ」と言うので仕方なく見せる。「美女と資料を消しなさい」と指示を喰らってしまった。(~~;
よく見ると、美女の周辺には監視カメラが有って、彼らはそれを見てチェックしていたようだ。最初に聞こえた騒ぎ声は、最初に美女を納めた時点で「ああ!撮しおったでぇ!!」と騒いでいたのだろう。
迂闊だった。最初の一枚でサッサと逃げれば良かった・・・・・ -
消したカードを復元してみたが、不思議な事に美女の有る所だけが「0バイト」になって復元出来ないのだ。
きっと、美女からのメッセージで、「撮さないでそうっとして置いて下さいな」と言う事なのだろう。
車を待つ間、ロビーで休憩。 -
新疆維吾爾自治区博物館全景。
-
烏魯木齊の道路は、他の省に比べて綺麗で粋な感じが目立つ。
一昨年、哈密へ行った時にも、郷委書記のウオンバット白さんが言っていたが、道路にはお金を使っているそうだ。
交差点のデッドスペースには緑化が多く、モニュメントやオブジェ類も色んなものがある。
これは維吾爾人の楽器、タンバリンを模した巨大なモニュメントだ。 -
今日も夜が更けて行く。
時間はもう9時だが、ご覧のように日は高い。
明日は、噂のダブルデッキ車両の南疆列車に乗り、期待の南疆「喀什(カシュガル)」へ向かって出発だ。
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