2018/10/11 - 2018/10/14
164位(同エリア238件中)
とまとさん
2016年の西安旅行で、中国内陸の楽しさに目覚め、次はどこに行こうか地球の歩き方を片手に夢想していました。
いくつか候補があったのですが、もういっそ一番奥(実際はまだ西に続いていますが)まで行ってしまえ!とウルムチ旅行を決断。
海外に住む友人を誘って、広州の空港で待ち合わせた二人旅です。
2020年のGWに書いています、台湾に旅行に行くはずでした…コロナが憎い。
写真と薄れかけた記憶をたどって書くので、あっさりした旅行記になります。
エア:行き(広州でT/S) 09:00-12:05 / 15:50-21:10
帰り(広州でT/S) 09:35-14:30 / 16:15-21:00
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【1日め】
ウルムチに関する情報があまり見つけられず、
まったくの調査不足のまま日本を出発、
広くてきれいな広州の空港で無事友人と落ち合い、
香港風のカフェでお茶したりしつつ乗継便を待ちます。
確か機械で指紋を登録して入国したような気がします。
友人が、そのまた友人から中国のSIMカードを借りてくれて、
この旅はそのSIMありきでした、ほんとうにありがとう。
私もSIMフリーの携帯を買おう、と思った旅です。
(まだ買ってない)
一応念のためお互いWeChatは入れていて、
広州空港ではそれで連絡を取って落ち合いましたが、
ウルムチではWifiのせいか設定の問題かほぼ繋がらず、
私は彼女とはぐれたらもう終わりだ、という感じでした。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
-
【1日め】
二人ともなるべく公共交通機関を使いたい派なのですが、
友人がホテルまでのルートを調べてくれました。
まずは空港バスで市内まで向かいます。
二人なのになぜかチケットを3枚買い(わされ?)ました。
(荷物の分?)(こういうものなのか…)
乗っている最中は必死でアナウンスに耳を澄まし、
車窓から見える停留所名に目を凝らし、
友人の地図アプリを確認し続けました。ウルムチ地窩堡国際空港 (URC) 空港
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【1日め】
空港バスから降りた後は路線バスです。
ほんと自分が何にもしてなくて申し訳ないほど、
友人がしっかりきっちり調べてくれており、
「何番のバスが来たら乗る!」とリードしてくれました。
ウルムチは今のところ電車が通っていないので、
公共交通機関はバスが全てです。
路線もたくさんあるのでやはりSIM必須かなと。
たしかどこまで乗っても1元だったかと。
バスを待ってる間も車内でも、いろいろな人種の人がいて、
あー旅行に来たな、という気持ちですでに最高でした。
路線バスを降り、キャリーを転がし歩くこと20分ほど、
友人のリードでホテルに向かいます。
何度言っても言い足りない、どうもありがとう。 -
【1日め】
ホテル到着!
そこそこ広く、清潔で、お値段も高くなく、
交通の便がいいかというと微妙な気もしますが、
個人的には悪くなかったと思います。
お風呂とトイレがガラス張りでしたが、
ちゃんとカーテンがありました、安心。
@ Yijia Chain Hotel Lijing Boutique Hotel
ホテルの近くに小さい商店?があったので、
カップラーメンを買って晩ご飯とし、
(私だけ…友人はお腹空いてないと)
荷物を整理し、順番にシャワーを浴びて、
明日に備えておやすみなさい! -
【2日め】
おはようウルムチ!
実質自由に動けるのはこの日のみ、さあ歩くぞー!
友人の地図アプリを頼りに出発します。
途中、方向を間違って大回りしたり、
銀行での両替に思わぬ時間がかかったり、
(海外ATM対応のクレカでお金がおろせなかった)
たくさん歩きましたが、異国の景色が楽しかったです。
写真は生肉を車から担ぎ出している瞬間です。 -
【2日め】
歩いている途中、市場のような場所で、
美味しそうなものをいろいろ見かけましたが、
地球の歩き方に載っていたゴマのナンを
朝ごはんにしようと思い我慢しました。
見ての通り山積みですが予約や配達用だったりで、
一つ買うのにめっちゃ時間がかかりました。
迷子になっていたこともあり、もはやブランチです。
並んでる最中前後のお姉さまに話しかけられ、
大学の第二外国語(単位はぎりぎり)で培った、
初級ですらない中国語でおしゃべりしたりして、
なんだかんだ楽しかったです。
大きいお札しか持っていなかったので、
お姉さまが両替してくれました、優しい…
お味は小麦粉、シンプルis theベスト、という感じで、
焼きたては美味しかったです、二人で一つで十分でしたが、
みんなあんなに買ってどうするんかな、近所に配るんか??
ちなみに食べる場所がどこにもなかったので、
お行儀悪く歩き食いしました、ひとつ5元。阿布拉達ジマンノウ その他の料理
-
【2日め】
歩きに歩いて博物館へ、ミイラで有名ですが、
近隣に住んでいる民族の暮らしをマネキンで展示してあったり、
この辺で出土したもの(ユニークな埴輪とか)の展示が、
いろいろ面白かったです、入場はまさかの無料です!
ニヤ遺跡の調査に日本も関わっていたようで、
そのころの写真や記録、道具などの展示もありました。
個人的にはミイラだけ見て帰るのはもったいないと思います。
展示がすごくたくさんあって、英語の説明もあるし、
ゆっくり時間を取って良いのではないかと。
近隣の民族が多すぎて、そりゃこの国土の広さだものな、
こんなの一つにするとか無理やろうと感じました。新疆ウイグル自治区博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
【2日め】
その後、バスに乗ったりひたすら歩いたりして、
しかも誤って民族集合住宅?に迷い込み、
抜けられるのかと思ったら出入口は一つで大回りし、
工事中やら何やらで見えてるのに道がなく、
とにかくたくさん歩いてバザールに着きました。
スーパー大好きな我々は、とりあえず、
日本からは撤退してしまったカルフールへ!
お土産っぽいものが色々とあったので、
お茶とドライフルーツなどを買いました。新疆国際大バザール (新疆国際大巴扎) 市場
-
【2日め】
カルフールのベンチで休憩してから、ぼちぼちご飯にします。
一応晩ご飯にと日本から調べてきたお店があったのですが、
Google Map(スクショ)曰く「ここ」に、何もない。。
その何もない場所に着くまでに、バスと歩きで数時間です。
ここでひと悶着あり、結局ショッピングモール内の
レストランで晩ご飯を食べることになりました。
@ 小?子 天山店
オーダーしたのは右の4品+お茶です。
どれもめちゃくちゃ美味しかったのですが、
なんせ右下の料理の量がものすごく…
(というか頼み過ぎだったのだろうか)
(イチオシ!的なマークがついており、
メニューの表紙にも載っていたので、
欠かせないのだろうと思って頼みました)
あと右下のだけピリ辛でした。
右下の(何回言うねん)お料理だけ半分ほど残し、
お腹いっぱいでご馳走様です、163元。
バスやら歩きやらでホテルに戻り、
お風呂に入って、おやすみなさい! -
【3日め】
おはようウルムチ、実質最終日です!早い!!
この日はVELTRA経由で申し込んだツアーに参加します。
”中国のスイス!天池&バザール 1日観光 ”
中国の時間はもちろん北京を基準にしていますが、
そうなると北京は明るくなってもウルムチではまだ暗く、
(一応ウルムチタイムというものもあったはず)
ツアーピックの時間は感覚的には未明でした。。
めっちゃ早起きしてロビーでガイドさんに合流、
同じぐらいの齢の男性で新婚ほやほや、
ドライバーさんは強面のおじさまでした。
まずは車で天地の入り口に向かいます、
道中は特産品や地理の話をたくさんしてくれました。
確かここでだったと思いますが、
外国人はパスポートチェックがあります。
いろんなページをパラパラ見られましたが、
そんな他人の旅行歴に興味あります?と。。 -
【3日め】
入り口でも標高が高いのですでに寒く、
持ってきていたユニクロのダウンを着込みます。
念のためカイロも持ってきたので使いました。
ここからは天池の乗り合い観光用バスに乗って、
山をぐいぐい登っていきます。
窓から見える山肌が日本と違うなーと思いました。
カーブの繰り返しなので、酔う人は酔うと思います。
車内は大音量で中華ミュージックがかかってました。 -
【3日め】
そして到着、中国のスイス、天池であります!
スイスへ行ったことがないので全然分からないですが、
景色も空気もきれいで気持ちよかったです。
歩いてれば(ずっと坂道なので)暖かいですが、
空気自体は冷たかったように思います。
そしてこの時間は写真はすべて逆光です。。
が、朝一が一番空いていて、どんどん人が増えるので、
朝から連れてきてもらって良かったと思いました。
天池の伝説を描いた彫刻の石板?があったり、
チャイナな遊覧船(雰囲気ばっちり)があったり、
民族衣装を着せてくれるお店?があったりしました。天池 滝・河川・湖
-
【3日め】
オプションとして、カザフ族のお家に家庭訪問、
というのがあり、その場で支払う形だったのですが、
面白そうでわくわくしていました。
が、10月は寒くなるので、皆もう住んでいない、
ということで、外観のみ写真を…悲しい。。
そうかお仕事で住んでるのか、まーそうじゃないと、
全然知らん人を家にあげたりしないよな。。
でもビジネスでもいいのでお家の中見たかったです、
寒くなる前に行かれる方は是非!天池 滝・河川・湖
-
【3日め】
お家があるところはメインの湖から結構登ったところで、
せっかく歩いたのに…と悲しい気持ちでしたが、
湖に戻る途中に階段発見、ガイドさんによるとお寺だそうで、
すごい階段でしたが行きたい!と連れて行ってもらいました。
道教のお寺だと言っていたと思います、
天池自体、お坊さん?の修業の地だとか。
色々教えてもらったのに忘れていて悲しい。
運動不足の我々には階段は大変でしたけど、
そして登ったら下りないといけないんですけど、
カラフルなお寺で素敵でした。天池 滝・河川・湖
-
【3日め】
ツアーのランチは、新疆四十九丸子湯?というお店でした。
写真は地味ですが、全部!美味しかった!!
特に美味しかったのは上の写真の奥の茶色いもので、
すっぱ辛い味の小麦粉でできた食べ物なのですが、
私には辛すぎ、でもガイドさんは辛くないと。
下の写真のスープでしゃぶしゃぶして食べました、
あとひく旨さの食べ物でした。
どのタイミングか忘れてしまったのですが、
天池からウルムチ市内に戻る際、県境で、
またもやパスポートチェックがありました。
ほか、車内ではちょっと寝たりガイドさんに質問したり、
車窓から景色を眺めて過ごしました。 -
【3日め】
ウルムチに戻り2日めにも訪れたバザールに行きました。
土曜日だったからか?、人出がすごかったです。
ここではセキュリティチェックがあった気が…
ここと、近くにちょっとさびれたモールがあるので、
そこをぐるっと回りました。
(特に買い物はしませんでした)
次に近代的なショッピングモールに連れて行ってもらい、
ガイドさん・ドライバーさんとはそこでお別れしました。
我々は少し疲れていたので、モール内のおしゃれカフェで、
美味しいお茶をいただいて一休みしました。 -
【3日め】
ウルムチでのラストディナーです!
お店の外観は、ガイドさんに美味しいお店を聞いて、
連れて行ってもらい、その時撮りました。
近代的なモールからバスと歩きでやっと辿り着き、
前日の反省を活かし2品をオーダー。
お料理は美味しく、お店の雰囲気も良かったです。
@ 汗?格里美食
たくさんおしゃべりして、バス・歩きでホテルに戻り、
荷造りをして、おやすみなさい。 -
【4日め】
おはようウルムチ、まだ暗い!
北京時間時の飛行機に間に合うように早起きし、
ホテルをチェックアウト、大通りでタクを捕まえました。
飛行機のチェックインになかなか時間がかかってしまい、
(国際線乗り継ぎの外国人に慣れてない?)
空港で朝ご飯を食べるつもりが、時間がありませんでした。
友人とは席が離れてしまい、悲しみのフライト…でしたが、
中国旅行に慣れている方は常識なのかもしれませんが、
中国南方航空の機内食(特に中国国内線)は、おいしい!!
朝ご飯を食べ逃した悲しみも癒えました。
広州からは友人とは別便なので、互いの無事を祈って分かれ、
それぞれの家に帰りました。 -
【ラスト】
先に書いたようにSIMありき、もとい友人ありきの旅で、
お世話になりっぱなしでしたが、めちゃくちゃ楽しかったです。
自分を含めアジアの人、ヨーロッパぽい人、中東ぽい人、
人も街もごちゃごちゃしていて最高でした。
暇つぶしで書き始めた旅行記で、記憶もあいまいなため、
読んでくださった方は「??」と感じたかもしれませんが、
いろいろと思い出しながら楽しく書きました。
ちなみにこの写真はウルムチ→広州の飛行機から撮りました、
半分寝ながらパチリ、どの辺かは分かりません。
表紙にした写真は2日めの街ブラの時に見つけたものです、
うーんプロパガンダ、と思いました。
コロナで世界中が大変な時ですが、一日も早く収束し、
皆が自分の好きなことができる日々が戻ってきますように。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
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- メイリンさん 2020/05/12 00:32:43
- コロナ早く終息してほしいですね
- はじめまして。
とまとさんはGWに台湾旅行の予定だったのですね。
私は中国旅行でウルムチにも行く予定でした…。こんな状況で行くことが出来ず本当に残念でなりません。
そんな中、とまとさんのウルムチ旅行記を拝見し、行った気分になることが出来ました^^
早く終息して、気軽に海外旅行が出来る以前のようにまた戻ってほしいですね。
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