夭折した天才の足跡を辿るオーストリアからチェコへの旅（その６） ウイーン

2004/10/16 - 2005/10/16

オーストリア・チェコ旅行 第４日目

今日は一日かけて、ウイーン市内のモーツアルト、ベートーヴェン、ハイドン、シューベルト、エゴン･シーレに関連ある場所を駆け足で訪れます。
一日でこれだけの場所を訪れるためには、事前に所在地と開館時間、交通機関等を綿密に調べ、行動計画を立てることが必要でした。

《当日訪れた場所11個所》
１．共通
?ウイーン中央墓地
２．Mozart 関係
?墓碑‥Friedhof St.Marx
?住居‥「モーツアルト記念館（フィガロハウス)」と､
挙式教会（Stephansdom)
３．Haydn 関係
?１９歳から住んだ家‥ミヒャエラーハウス（非公開）
?ハイドン記念館（ブラームス記念館併設）
４．Beethoven 関係
?ベートーヴェン記念館（Beethoven‐Pasqualatihaus)
５．Schubert 関係
?最期の家 ‥ウイーン４区
６．Egon Schiele 関係
? オーストリア・ギャラリー（ベルヴェデーレ宮殿）
?美術史博物館‥（Kunsthistorisches Museum)
?レオポルド美術館（Leopold Museum)
?アルベルティーナ（Graphische Sammlung Albertina)

（お断り）
この旅行の前半を私自身が撮った写真のメモリーカードを不注意で紛失しました。このため、私の単独行動となったこのウイーンでの一日の行動には全く写真がありません。入場券半券の写真等でご容赦ください。一部使用している写真はインターネットからの借用です。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

中央墓地のモーツアルトの記念碑（借用）
欲張って１日で多くの場所を訪ねるために、７時から開いていて、同じ市電７１系統沿いにある、この中央墓地と、モーツアルトの墓碑があるザンクト･マルクスを最初に訪ねました。

宿から７１系統市電に乗るため、シュヴァルツェンベルグプラッツ(Schwarzenbergeplatz)停留所まで歩き６時４０分頃の電車に乗車、７時５分中央墓地(Zentral-friedhof２,Tor)下車、まだ薄暗い中を主要音楽家の墓を訪ねました。墓碑を皆写したのですが、残念ながら一枚も残っていません。

その後、同じ市電でザンクトマルクス(St.Marx)に戻り、茶色の「Friedhof」の標識に従って５００ｍほど歩いてザンクトマルクス墓地に到着しました。モーツアルトの埋葬場所は分かっていませんが、記念碑が設置されています。

その後、ベルヴェデーレ宮殿へ行くため、降りた停留所の少し先のLandstrasseからウイーン南駅まで市電１８系統に乗りました。

ザンクト・マルクス墓地から南駅に戻り、オーストリア・ギャラリーの開場時間(９時）に早いので、先に８時から開いている「ハイドン記念館(ブラームス記念館併設)」へタクシーで往復し、南駅前のベルヴェデーレ宮殿(オーストリア・ギャラリー)(写真借用）に入場しました。

ベルヴェデーレ宮オーストリア･ギャラリーの入場券半券
他へ回る時間の関係で、目的のシーレとクリムトだけ見て涙を呑んで、市電Ｄ系統で次のモーツアルトの住居跡(フィガロハウス)へ向かいました。

シュテファン寺院(借用）
ベルヴェデーレ宮殿前から市電Ｄ系統に乗りオペラ座前で下車、繁華街ケルントナー通りを歩いてモーツアルトが結婚式を挙げたこの寺院と、近くにあるモーツアルトの住居跡を訪れました。

シュテファン寺院に近いモーツアルト・フィガロハウス入場券半券

ベートヴェン記念館(借用）
モーツアルト住居からグラーベン通りを歩いて、王宮前のミハエラー・プラッツにあるハイドン住居「ミハエラー･ハウス」を公開されていないので外から眺め(中庭には入れたことを後から知りました)、２階の壁のプレートのみ写真に撮って(紛失)、徒歩でショッテン通り近くにあるベートヴェン記念館を訪れました。
建物は直ぐに分かったのですが、記念館への入口が分からずしばらくウロウロしてごみを捨てにきた子供に聞いて、真っ暗な階段を上ってやっと５階の記念館に到達しました。
この後、ショッテントール・ユニヴァシタット駅から地下鉄Ｕ４に乗り、午後から開場の「シューベルト最後の家」に向かいました。

美術史博物館（借用）
「シューベルト最後の家｣から地下鉄Ｕ４で中心部に戻ってきて、美術館を３箇所駆け足で回りました。
アルベルティーナとレオポルト美術館のシーレが目的です。

アルベルティーナ（借用）
シーレのデッサンなどが沢山あると聞いていたのですが見当たりません。広い館内に係員は切符のもぎりとオーディオガイドの貸し出し係しか見当たりません。彼らに聞いてもシーレは１枚もないと言うだけです。
狐につままれたような気持ちでレオポルド美術館に向かいました。

レオポルト美術館(借用）

レオポルド美術館半券

偶然にも見ることのできた、レオポルド美術館シーレ特設展案内パンフレット

前日の夜、アウグスティン教会で聴いたモーツアルト「レクイエム」の入場券半券
正面前列に近い席で４５ユーロ