2006/09/17 - 2006/09/25
449位(同エリア1795件中)
カエル姫さん
記念すべき、初のアフリカ上陸です!!
国交50周年ということで、チュニジアに行ってまいりました。
チュニジアンブルーに彩られた街並み、人懐っこい子どもたち、風と共に常に変化し続けるサハラの風紋…
“陽の沈む国(マグレブ)”は、わたしの想像以上にさまざまな顔を見せてくれました。
帰りの飛行機は遅れるわ、お腹は壊すわで、帰国してからエラい目に遭いましたが、またいつか機会があったら、是非訪れたい国です。
さて今回は、はりきって個人手配!
南部は4WDをチャーターしました。
当初女ひとり旅の予定でしたが、素敵なツアーメイトさんと知り合い、非常に楽しい旅となりました♪
感動やおいしいモノを分かち合えるって、いいですね。
旅程は、ざっとこんな感じです。ほぼ予定どおり廻れました☆
1日目:成田→チュニス ≪チュニス泊≫
2日目:シディ・ブ・サイドとケロアン遺跡 ≪チュニス泊≫
3日目:午前メディナと中央市場→午後空路にてトズールへ。トズールメディナ散策 ≪トズール泊≫
4日目:4WDにて山岳オアシスへ。途中、レザールージュ乗車。≪タメルザ泊≫
5日目:早朝タメルザ→ドゥーズ(木曜市)→クサールギレン≪クサールギレン泊≫
6日目:ラクダと散歩。クサールギレン→マトマタ→スファックス。列車にてスースへ。スース旧市街散策。 ≪スース泊≫
7日目:古都ケロアン→ルアージュにてチュニスへ→空路ローマへ。≪ローマ泊≫
8日目:足を延ばしてオルヴィエートへ。ローマ→成田
9日目:北京を経由し、深夜成田着
10日目:出勤〜(笑)
それでは、Buon Viaggio!
※今回が初めての旅行記となります。読みづらい箇所等はご容赦ください m(__)m
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【1日目】
成田→(北京経由)→(ローマ経由)→チュニス
≪チュニス泊≫
いよいよ出発です。
が、始発の京成スカイライナーが満席で乗れず…
しょっぱなから遅刻しそうになりました。
中国国際航空(以下CA)は、満席御礼!
しかもピッチが狭すぎです。
アジア人の私ですら、膝頭が今にも前方席にくっつきそうで、早々とエコノミー症候群の危機です。
案の定、帰便では、イタリア人がアームレストを上げて胡坐をかいてきました。
ってか、それは違反でしょう!領土侵犯では… -
経由地の北京空港です。
行きは、乗り継ぎスムーズに行きました。
帰りは…(T_T) -
機内食です。
お味は「・・・」。
ちなみに北京→ローマ間の約10時間は、苦行僧のようでした。
もちろんパーソナルTVも付いておらず、流した映画は『アイス・エイジ』(笑)。
何年前の映画よ!? -
ローマで、チュニスエアーに乗り換えました。
ごらんの通り、ぺっらぺらの航空券です。
しかも手書きで、領収書のように複写式になってます。
なんだか味がありますね! -
チュニスエアーの機内食です。
シンプルだけれどおいしかった。
オリーブの実に目がない私は、この先、行く先々でオリーブを食しました。しあわせ・・・
記念に、アラビア文字の『吐袋』を持って帰ってきました。
さて、いよいよアフリカの大地に足を踏み入れます! -
チュニス・カルタゴ空港に着いたのは、夜10時を廻っていました。
空港から市内までは、タクシーで10分程度の道のりです。
車窓からの近代的な街並みに、ちょっとビックリ。
まだまだ、アフリカに来た!という実感が湧きません。 -
無事、本日の宿に到着しました。
5つ星とは名ばかりの(笑)、El Hana Internationalです。
HOTEL CLUBのHPで、1泊(1部屋あたり)¥6,401と激安で売りに出されてたのですが、「地球の歩き方」でも指摘されているとおり、まさに“ロケーションのみ5つ星”のホテルです。
ハビブ・ブルギバ通りの真ん中に面しているので歩き回るには便利至極なのですが、何と言うか・・・
『期待して行っちゃダメです!』
でもまったく期待して行かなければ、それなりに普通と言えるかも・・・(苦笑) -
El Hana の前に建つ、国立劇場です。
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明日からどんな一日になるのでしょう・・・
おやすみなさい。
(しかし、エレベーターが8階に停まらないとはどうゆうこっちゃ) -
ホテルの窓から眺めた朝の街並みです。
≪2日目≫
シディ・ブ・サイドとカルタゴ遺跡見学 -
ホテルの朝食です。
チュニジアのオレンジジュースは、なぜかどこも、無果汁な味がしました。
こども風邪シロップの味なんですが、何故かハマる・・・(*^_^*) -
メインストリートのハビブ・ブルギバ通りです。
遠くに見えるのが、時計台と11月7日広場。
これからブルギバ通りを東に直進して、TGM(郊外電車)のチュニス・マリン駅へ向かいます。 -
観光局ONTTのある、モハメッド5世通り。
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通り沿いの店で、お水を購入しました。
チュニジアは、湿度が低く空気がカラッとしています。
気が付いたら脱水症状・・・ということにならないよう、注意注意。 -
TGMチュニス・マリン駅に到着しました。
ここからシディ・ブ・サイドまでは、2等でD0,650(1ディナール=約88円)です。 -
TGMです。
扉は手動でした。
わんぱく少年集団が、駅に近づくたび扉を開けてはホームに跳び降りたり飛び乗ったりしており、「今に痛い目に遭うぞ・・・」と横目でチラチラ見ていたら、案の定コケていました。
東大に来月から留学する(ホント!?)という日本語勉強中のアイメンさんと話をするうちに、あっという間にシディ・ブ・サイドが近づいてきました。 -
シディ・ブ・サイドの駅に到着しました。
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さっそく、街を探索します。
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1987年11月7日広場から、カフェ・デ・ナットへ向かう、ハビブ・タムール通り。
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朝早かったので、まだお土産屋さんも開店準備中です。
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カフェ・デ・ナットの前の小道を左に曲がってみました。
この先に、『歩き方』にも掲載されている、ホテル「シディ・ブ・ファレス」がありました。
泊まりませんでしたが、オーナーに中を案内してもらいましたので、興味のある方はクチコミ欄をごらんください。
こじんまりとして、ステキなプチホテルでしたよ。 -
お土産屋さんとチュニジアンドア。
チュニジアの空には、チュニジアンブルーの扉が本当に良く似合う。 -
チュニジアン・ドア。
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ドア!
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ドア!!
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ドア!!!
本当にひとつずつ、扉に刻まれた模様が違うのですね。
そこに刻まれた歴史も・・・
そっと扉を押して、訪れたくなります。。。 -
ちなみに、チュニジアン・ドアはブルーだけとは限りません。
こんなのや・・・ -
こんなのもあります。
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石畳の坂道を歩いていると、なんだか、2年前に訪れたカプリ島を思い出してしまいました。
白壁の街並みに青い窓、
ハイビスカス(ブーゲンビリアかもしれぬ・笑)の赤い花が映えますね! -
工事現場です。
さすが「街並み保存区域」に指定されているだけあって、工事中の塀も白いベニヤ板を使うんですね!
面白いなーと思って撮ってみました。。。
ちなみに、木の幹の半分くらいまでを白ペンキで塗っている通りがあって、ちょっと驚きました(^_^; -
フォトジェニックな猫ちゃんたち。
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チュニジアでは、何故かたくさんの猫ちゃんをみかけました。
しかも何故か毛ヅヤが良いときたもんだ。
普段は“犬派”なのに、なぜか狂ったようにシャッターを切りまくる私。
そして、どこからともなくわらわらと寄ってくる猫ちゃんたち。
ちなみにこのあと、猫まみれになり大変な目に遭いました・・・ -
通りの突き当たりの階段を上ったところが、かの有名なカフェ、「カフェ・デ・ナット」です。
室内は、こんなふうに一段高くなっていて、よじ登るようにして座りました。
赤と緑で統一された薄暗い室内の隅で、ひとりシーシャ(水タバコ)をふかすチュニジア人。
夏のバカンスシーズンは観光客でごったがえすそうですが、この日は人もまばらで、午後のひととき、すっかり長居してしまいました。
ちなみに、テラスで地中海を眺めながらくつろぐこともできます。 -
ここの名物なんでしょうか、頼みもしないのに勝手に出てきました(笑)
「松の実入りミントティー」です。
ちっちゃなグラスに注がれたとろ〜りとして琥珀色の液体・・・
甘〜い!!!(スピードワゴン風味でお願いします)
素人考えでは、“却って喉渇くんじゃ・・・”と心配したりもしますが、旅行中、チュニジアの皆さんがくいっと飲んでいる姿を何度も見かけました。
リ○ビタンDみたいなもんなのでしょうか。
かくいう私も、結構ハマってしまい、行く先々で飲んでおりました(^^♪ -
カフェ・デ・ナットの脇の、長くて急な階段を崖下に降りてみると・・・
目の前に開けたのは、地中海!
日を浴びてキラキラ・・・きれいだなぁ。 -
シディ・ブ・サイドの街の裏は、こんな赤茶けた断層が続く道が続いていました。
このまま駅に行こうとしたら、あっけなく迷子になってしまったので、通りすがりの方に道案内をしていただきました。
彼は自称漁師さんだそうです。
なぜか駅に着くなり、駅員さんと交渉して自分もタダで列車に乗り込み・・・ -
次の目的地、カルタゴ遺跡のある「カルタゴ・ハンニバル駅」に着くなり、率先して歩き出し・・・
-
そのまま、「ピュルサの丘」に到着してしまいました。
“道案内したから○○ディナールよこせ”と法外な値段を請求されるのでは・・・という心配もよそに、勝手に観光案内を始める彼・・・
あわてて“あなたの親切に感謝しますがさようなら”と丁重に挨拶すると、笑顔で消えていってしまいました。
・・・いったい、何者だったんだろう。 -
「ビュルサの丘」、ここは古代カルタゴの中心地でした。
すぐそばに地中海が望め、ここがその名のとおり、高い丘のてっぺんに位置することがよくわかります。 -
共通券があったので、カルタゴ博物館に入ってみました。
-
ポエニ時代やローマ時代の、神々の像やモザイク、埋葬品などが展示されています。
が、何よりも目を惹いたのは、ローマのモザイク画の上で、爪をガリガリと掻く猫の姿でした。
係員は誰も止めようとしない・・・! -
コイツです。
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同じく丘の上に立つ、サン・ルイ教会です。
たくさんのフェスティバルが開催されるそうですが、この日は静かでした。 -
中庭のマリア様の像があまりにも美しくて。
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これから、「アントニヌスの共同浴場」へ向かいます。
遠くに見えるのは地中海。
このあたりは、高級住宅街としても知られているそうです。 -
「アントニヌスの共同浴場」です。
風呂場なのに、その大きさに圧倒されました。 -
ちなみに共同浴場の隣りは大統領官邸になっていて、写真を撮るのは固く禁じられています。
私たちがカメラを持って通り過ぎると、銃を持ったひとりの警察官が寄って来る。
“カメラを向けてもいないのに”と思った矢先、手帳を取り出し、自分の名前(“アイメン”さん)を漢字で書いてけろ、と。
任務はいいのかね。
悩んだ挙句、『愛面』と書いてあげました。
ところでチュニジアには“アイメンさん”が多いのでしょうか。これで2度目です。 -
この高い柱の上にさらにドームがあったというから、本当に驚きです。
浴場跡とはとても思えませんでした。
このあと、TGMに乗ってチュニスに戻りました。 -
夕食は、El Hana International近くの、『アンダルス』というレストランでいただきました。
こじんまりとした暗い店内に、アラブな雰囲気な調度品が飾られ、なかなかいい雰囲気です。
ジョーク好きなスタッフさんがやってきては、勝手にテーブルの上に花瓶を並べ、私のカメラでヘンな顔をして写真を撮っていました。
雰囲気重視だけれどあまり敷居が高いのはちょっと・・・という方や女性にオススメです。 -
初のチュニジア料理ということで、とりあえず、定番のクスクス・ブリック・チュニジアンサラダあたりを頼んでみました。
ラム肉のクスクスは、美味しかったのですが、上に乗っかっている具が大きすぎて、なかなかクスクス本体(?)にたどり着けませんでした。
フランスパンに付けて食べる「ハリッサ(チュニジア版豆板醤?)」は、どこのレストランでもお通しとして出てくるみたいです。
2日目は、これにて終了。
よろしければ、明日もごらんくださいm(__)m
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この旅行記へのコメント (2)
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- ZISAMAさん 2006/10/08 10:21:49
- アッサラーム
- 金のカエルさん、初めまして。
続きを期待しています。
特に、赤いトカゲ(レザールージュ)とクサールギレン。
ただし、ご出勤後はケッコーです(笑)。
- カエル姫さん からの返信 2006/10/09 00:29:32
- シュクラーン(笑)
- ZISAMA様、
早速のメッセージ、有難うございます!
まだまだ作り始めで中途半端な状態なうちから目を通していただけて、励みになります!
ZISAMA様の旅行記もいくつか拝見いたしました!
チュニジアにも行かれたのですね☆なんだかお仲間にようで嬉しいです。
個人的には、躍動感あふれるサファリの動物たちに釘付け!!
毎日少しずつ少しずつ・・・の更新になってしまうと思いますが、赤トカゲ&クサールギレン編が完成の折りには、またいらしていただけると嬉しいです。
それでは今後ともよろしくお願いしますm(__)m
金のカエルより。
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