2006/09/16 - 2006/09/24
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A・イリーさん
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2日目(9/17)の旅程は「ウルムチ→カシュガル→エイティガール寺院→日曜バザール」
朝6時に開いた空港に入り、ベンチでぼんやりする。中は暖かくてほっとする。つれの体調もましになったようだ。
新彊ウイグル自治区には中国語のほかに公用語としてウイグル語がある。空港内では搭乗案内を、中国語、ウイグル語、英語と順番でアナウンスしている。初めて聞くウイグル語だが「セッキス」という音(数字?)がやたら耳につき、つれとまねをして遊ぶ。
8:05発カシュガル行きの中国南方航空(CZ6803)に搭乗する。航空券は中国南方航空の東京オフィスで事前購入し、往復4万円弱とあまり安くはなかったが、満席だったので買っておいてよかったと思う。乗客は中国人(漢民族)ばかりである。機内ではドリンクと軽食のサービスがあったが、睡眠不足なのでずっと眠っていた。9:50定刻にカシュガルに着く。
写真はカシュガル空港。カシュガルは漢字で書くと喀什。小さな空港には喀什の文字とウイグル語が表記されている。
【出納簿】
航空券[中国南方航空・ウルムチ空港⇔カシュガル空港] 39820円
- 航空会社
- 中国南方航空
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ウルムチから乗ってきた中国南方航空の飛行機。
トラップで降りて、空港の建物までは徒歩で移動する。 -
カシュガル空港に到着するもまたも宿泊先を決めていないため、さてどうしようということになる。ただ昨日と違い昼間についているので、ホテル探しもそれほど不安ではない。
とりあえず空港のインフォメーションに聞きに行くが、カウンターの女性は英語が全く通じない。しょうがないので地球の歩き方に掲載されていたホテル・チニワク賓館を指差すと、女性は紙に「30元」と記入する。さっぱり意味がわからない。30元(約450円)でホテルに宿泊できるはずが無いし、と思っていると、女性は立ち上がりタクシー運転手を呼びつけた。どうやら30元でチニワク賓館までタクシーが連れて行ってくれるということらしい。
というわけでタクシーに乗り込みチニワク賓館に向かうことになるが、にこにこと愛想の良い運転手(男性・45歳ぐらい)はやたらと中国語で話しかけてくる。「わかりません」と中国語で言うと、タクシーを路肩にとめ地図を広げる。カシュガル郊外にあるカラクリ湖の写真を指差し、これからタクシーで観光をしないかということらしい。またチニワク賓館は高いので、自分がホテルを紹介すると言う。この笑顔の裏にはそれがあるのか、とうんざりしながら「不要」と断るがしつこい。面倒なので「チニワク、チニワク」と言って早くホテルに連れて行けよ、という態度をとり、あとは無視である。
チニワク賓館(写真)に到着するとツインの部屋が空いているということなので、二泊することに決定。ホテルの受付の男性が、しぶとくねばっていたタクシー運転手もおっぱらってくれる。
【出納簿】
タクシー[カシュガル空港→チニワク賓館] 30元(≒448円)
チニワク賓館(ツイン・二泊) 240元(≒3587円) -
私たちが案内されたのはチニワク賓館の別館のほうの建物。入り口にいるスタッフの女性がすべての部屋の鍵を管理している。外出すると毎回スタッフに言って開けてもらわないといけないのでちょっと面倒。本館のフロントは英語が通じるが、こちらの別館のほうでは英語はほとんど通じない。
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チニワク賓館別館(静園)のツインの部屋
一泊料金が120元(≒1700円)
プライベートのシャワーとトイレもついている。水の出はあまりよくないが、ちゃんとホットシャワーだ。
日当たりが悪く暗いのであまり居心地はよくなかったが、この料金はかなり安いと思った。 -
シャワーを浴び、二時間ほどホテルで休息を取った後、カシュガルの町にでかける。日差しが照りつけかなり暑い。
ホテルの周辺はウイグル人街となっており、行きかう人々は中国人といっても漢民族とは全く違い、彫りの深い中央アジアの民族の顔つきである。道端には果物や羊肉、ナンなどを売る露店がならび、歩いているだけでも面白い。 -
倒壊寸前の家屋の前で露店が広げられている。
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じょうろで水をまくスイカ売りの男性。乾燥地帯なので舞い上がる砂がスイカに付くのを防いでいるのかもしれない。
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さらに歩いていくと、土壁が続く入り組んだ路地に迷い込む。ウイグルの人たちが住んでいる居住地のようだ。
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黄土色のレンガの道に頼りなげに組まれている木の柱。
この風景はいつまでこの場所に残っているのだろうか。 -
ウイグルの文字もやがて風化していく。
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近くに住んでいる子供なのだろう。道端で遊んでいたが私たちが通りかかるとカメラを指差し、写真を撮ってと言う。デジカメの画面で撮った写真を見せるとうれしそうに微笑んで去っていった。
カシュガルの子供たちは人懐っこく、外国人を見るとhelloと声をかける。 -
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カシュガルの車のナンバープレートは新Qではじまっているものが多い。
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カシュガルが町全体が砂をかぶったようになっている。観覧車も砂できしんでそう・・・。
公園に向かう橋には中国語で「以思想的大解放」と書いてある。 -
カシュガルの名物でもある日曜バザールに到着する。大勢の人たちでにぎわっている。
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日曜バザールには屋台もでていた。日差しが強いのでどの屋台にもパラソルがついている。昼時ということもありたくさんの人が食事をしていた。
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レバー串を焼いている青年。炭火焼なので平たい木のうちわで扇いでいる。こういった串焼き屋がずらっと何人も並んでいた。この仕事をしているのは、全員男性だ。
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肉を焼く煙がたちこめる中、店の人も客も気にせず串焼きに向かう。
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目の前で焼いてくれたレバー焼きを食べる。
元々レバーは苦手なのだが、スパイスのおかげでとてもおいしい。
【出納簿】
レバー串焼き4本 4元(≒59.7円) -
大きな鍋でポロ(チャーハン)を作っている男性。カシュガルの男性の大半は帽子をかぶっている。
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串焼きがおいしかったのでポロも食べる。ほとんど味はなく、量が多い。皿はビニールが巻いてあり、毎回取り替えているようだった。汚い水で洗うよりかはこっちの方が衛生的だろうか。
【出納簿】
チャーハン2杯 3元(≒44.8円) -
カシュガル特産の楽器がたくさん売られている。
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暑くてとても疲れてしまったので、エイティガール寺院までタクシーで行く。
エイティガール寺院は新疆ウイグル地区最大のモスクである。礼拝の時間は観光客は入れないことになっている。思っていたよりも小さな寺院だった。
イスラムは中国語で清真と書く。モスクは清真寺となる。
【出納簿】
タクシー[バザール→エイティガル寺院] 5元(≒74円)
エイティガル寺院 10元(≒149円) -
エイティガール寺院の内部。
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こちらも寺院の内部。
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エイティガール寺院前の広場。
むちゃくちゃ暑かった…。 -
駐輪されているバイク。シートにカバーがついているものが多数。日本ではあまり見かけないな。
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昼間は日差しが強く暑かったが、夜になると急激に温度が下がり重ね着の上にフリースを着ても寒い。やはり砂漠地帯だ。
晩御飯はホテルの裏手にあるイスラム料理レストランで食事をする。中国語の旅の指差し会話帳を持っていくが、ウェイトレスの女性がウィグル語しか理解できないようで注文に苦労する。
ウイグル名物のラグめんと羊肉の串焼きを食べる。つれの体調がまた悪くなっているので、身体が温まるよう羊肉がたっぷり入ったスープも食べる。写真はその具だくさんのスープ。
【出納簿】
夕食[ラグめん、羊肉、具だくさんスープ] 50元(≒747円)
ミネラルウォーター2本・コーラ1本 3元(≒29円)
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この旅行記へのコメント (4)
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- 花やんさん 2006/10/17 17:38:01
- 懐かしい風景ありがとうございます
- 私は12年前に新疆維吾爾自治区を旅しまして、その折喀什を観光しました。
そのときはこのような観覧車はありませんでした。
ビックリです。
当時はまだ現地の人は純朴でしたが、やはり観光客が増えてくるとすれてくるのですね。
烏魯木斉の旅行社の日本部長と今も時々メールや電話で交歓し、来日の際には同行の友人たちと会合を開いていますので、尋ねてみるつもりです。
沢山の懐かしい写真ありがとうございました。
他のページもゆっくり見せてもらいます。
- A・イリーさん からの返信 2006/10/17 20:54:18
- RE: 懐かしい風景ありがとうございます
- 花やんさん、はじめまして。
12年前にカシュガルに行かれたんですね!
そのころは観光客も少なかったでしょうね。
カシュガルの人たちはシャイで親切な人が多かったですよ。
最初のタクシー運転手だけがやたらしつこくて…。
他の人たちはみんな純朴な良い人ばかりでした。
彼らの気質は割と日本人に合うんじゃないかなと思いました。
観覧車は割りと最近出来たものなのでしょうか?
これから観光客もふえると町並みも変わっていくでしょうね。
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- ajiajiroさん 2006/10/07 22:28:36
- 西域ですね…
- A.イリーさん、你好!
なかなか、通な地域の旅行記ですね。
写真の撮り方もお上手で興味深く拝見いたしました。m(_ _)m
人々の表情もいわゆる西域の顔をしていますね…
きっとイスラム教の人々が多いのでしょうね。
ご紹介の【出納簿】によりますと物価はかなり安いように思われました。
たぶん、上海の1/3以下でしょうか?
私も、いつか… 機会が有れば行ってみたいと思いました。
では、また。 再 見 (^_^)/~
- A・イリーさん からの返信 2006/10/07 22:58:39
- RE: 西域ですね…
- ajiajiroさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます。
物価はかなり安かったです。
おかげで現地ではほとんど使うことがなかったのですが、
日本からの航空運賃が高かったですね。
中国は広いですね。上海には行ったことがありませんが、
民族も自然も全く違うと思います。
西域にぜひぜひ行ってみて下さいね。
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