エーゲ海クルーズ写真集【102】ミラノの街を歩く

2006/03/14 - 2006/03/14

2006年3月14日（火）

今晩のホテルは、中央駅からあまり遠くない「ジョリー・ホテル・トゥーリング」。
愛想が良いとは言えないが、日本人の団体客が多い、気楽なホテルである。

ホテルのチェックインを終えた後は、自由時間だった。
私は、ミラノの中心部を目指して、歩くことにする。

ミラノの街は、昔の城壁の跡の、二重の環状道路で囲まれており、大寺院（ドゥオモ）はほぼ町の真ん中にある。
大きな道は中心部を目指し、放射状に広がる。

中央駅を背にしてにぎやかなマンゾーニ通りを歩けば、スカラ座の建物に出会った。
この建物は、初代の劇場が焼けた後、18世紀末に建てられた。

その建築費は、ボックス席を売って捻出されたといわれる。
そしてそれぞれのオーナーが、各自のボックス席の装飾を競ったらしい。

その前に広場があり、広場にヴィットリオ・エマヌエーレのガレーリア（アーケード）への入口が開いている。

美しいアーケードは、すっかり明るくきれいになっていた。
昔は、薄汚れていたものだが。

大きなガラスの天井を支えている両側の家々は、見事な彫刻に飾られている。
そして天井の幾何学模様は、圧倒的な迫力で、人知を謳歌している。

両側のショーウィンドウは洗練されていて、さすがミラノと思わせる。
しかし今日は、ゆっくりショッピングをする時間がない。

アーケードを通り過ぎて、ドゥオモの前庭に出る。
しかし残念ながらドゥオモの建物は修理中で、期待していた正面からの全景を見ることは出来なかった。

エリア ミラノ(イタリア)

ドゥオモの見えるカフェ
落ち着いた店内

コーヒーの
泡の模様が見事

カフェの店内
壁の装飾が素晴らしい

食後にいただいた
チョコレートケーキ

広場には
焼栗を売っている

広場に集う人々
表情が明るい

広場には
若い人たちも
たくさんいる

ドゥオモの扉

イタリアの
警官さんたち

ドゥオモの
床模様

ドゥオモの
ステンドガラス

スマートな
公衆電話