2006/09/20 - 2006/09/22
47120位(同エリア55081件中)
mickさん
初秋の道東を巡る2泊3日のドライブ旅行です。紅葉にはまだ少し早かったですが、知床やサロマ湖周辺の美しい自然を満喫してきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ
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台風の影響が心配されましたが、何とか通り過ぎてくれたようで、3時過ぎに無事女満別空港に到着です。(ちなみに貯まったマイレージを利用したので、飛行機代は0です。)空港でレンタカーを借りて、ウトロへと向かいます。
1泊目の宿、「夕陽のあたる家」の部屋からの眺めです。「夕陽」にはわずかに間に合いませんでしたが、まだ名残りは残っていて、空がオレンジ色に染まっています。宿の名前に謳うだけあって、きっと夕陽が沈む頃にはもっときれいな景色がみられるのでしょう。 -
翌朝、同じく部屋の窓からの景色です。海をバックに、正面のオロンコ岩をはじめとする特徴的な岩の数々がはっきりと見渡せます。
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まずは知床横断道路を走り、知床峠へと向かいます。道中、道を横切ろうとするシカなどにも注意しながら車を走らせ、峠の駐車場に到着です。駐車場からは、雄大な羅臼岳の姿を眺めることができます。
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同じく知床峠の駐車場から、海側の風景です。遠くには国後島が見えます。
このまま羅臼のほうにも行ってみたかったのですが、そこまで時間に余裕がないので、ここでUターンして、知床五湖方面へ向かいます。 -
知床五湖の駐車場に着くと、平日の朝っぱらだというのに観光客でいっぱいです。さすがに知床一番の名所だけのことはあります。
森の中の遊歩道を歩いていくと、木々の間から一湖の姿が見えてきます。 -
やがて展望が開けてきて、湖全体を見渡すことができるようになります。青い空、遠くの山々の姿も美しく、気持ちの良い空間が広がります。
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さらに歩くと二湖が見えてきます。澄んだ湖面が鏡のように、山の姿を映し出しています。
それにしてもこの辺りは観光客が多く、写真1枚撮るのも一苦労です。 -
多くのツアーは二湖までで引き返しますが、ここで引き返したのでは個人旅行の意味がありません。クマは怖いですが、売店で買った鈴をガラガラ鳴らしながら道を進み、三湖へと向かいます。
やがて三湖に到着しました。今までの2つとは違って、静かでひっそりとした印象です。観光客がほとんどいなくなったのもその一因かもしれません。ようやく知床五湖の本来の姿を見ることができた、という感じです。 -
三湖は面積では二湖に及びませんが、遊歩道が湖に沿ってずっと続いているため、いろいろな方向から見ることができます。この写真は、上の写真のちょうど反対側あたりですが、随分違った印象です。私個人的には、知床五湖全体の中でも、この辺りの景色が一番気に入りました。ちょうど駐車場から一番遠いあたりで、わざわざここまで歩いてきたから、というのもあるかもしれません。
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同じく三湖の様子です。わずかに木の葉が紅葉を始めているのですが、見えますでしょうか?タイトルに「紅葉」って入れてしまったので、とりあえず載せてみました(笑)。
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さらに進むと、四湖が見えてきます。さすがにこの辺りまで来ると、人の姿もほとんど見ることなく、大自然と一体となった感じが味わえます。
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最後の湖、五湖です。五湖は、遊歩道の本線から枝分かれした道を少し入った所にあり、五湖はその一ヶ所からのみ見ることができます。5つの湖の中で最も小さく、木々に囲まれて静寂に包まれています。
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入口が違うのでうっかりすると見落としそうですが、知床五湖の駐車場付近には展望台があります。木で橋のように作られた歩道を歩いて展望台に着くと、知床の山々の美しい眺めを楽しむことができます。
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展望台から、別の方向の風景です、一面に広がる平原、その向こうには海が見えます。
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知床五湖を後にし、フレベの滝へと向かいます。フレベの滝は、知床自然センターから遊歩道を歩いて向かいます。知床五湖と同じように森の中の遊歩道を進み、時にはシカと出会ったりします。
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フレベの滝です。断崖絶壁の上から、一気に海へと流れ落ちて行きます。写真では分かりにくいですが、この滝は川ではなく地面に浸み込んだ水が流れ出しているもので、別名「乙女の涙」と呼ばれているらしいです。
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滝付近の風景です。荒々しい崖の様子を間近で見ることができ、とても迫力があります。
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フレベの滝までの遊歩道は、最初のうちは森の中を歩きますが、滝に近づいてくると視界が開けて、いい眺めの中を気持ちよく散歩することができます。道端ではあちこちで、トノサマバッタが人目も気にせず産卵を行っています。
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知床地方の入口付近には、オシンコシンの滝があります。国道沿いの駐車場からすぐの所にあり、気軽に見に行くことができます。さすがに観光客は多いです。
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オシンコシンの滝は、すぐ近くまで歩いていくことができ、滝が豪快に流れ落ちる様子を見ることができます。
滝を最後に知床を後にして、寄り道しながらオホーツク海沿いを進み、紋別方面へと向かいます。 -
網走の北に位置する、能取岬です。高台になっていて見晴らしが良く、灯台が景色の中に映えます。
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周辺は牧場になっていて、牧草の緑と青い海のコントラストが美しいです。
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能取湖の湖畔、卯原内のサンゴ草群生地です。サンゴ草というのは、水辺に生える小さな植物で、秋には紅葉して真っ赤になります。見頃にはまだ少し早かったようですが、それでも青い海にサンゴ草の赤が広がっている様子は見ごたえがあります。
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陸側から見ると見頃はまだ先、という感じでしたが、海に向かって作られた遊歩道を歩いて海側から見ると、充分に色付いていて、赤が一面に広がる感動的な風景を目にすることができました。
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その後もオホーツク海、サロマ湖に沿って車を走らせます。所々に駐車場があり、サロマ湖の風景を眺めながら一休みすることができます。
2日目は紋別で宿泊です。旅の目的からすれば、わざわざ紋別まで足を伸ばす必要もなかったのですが、一人旅で泊めてくれる宿を確保するのはなかなか大変ですので・・・。 -
3日目は網走方面へ引き返すことになりますが、窓の外に見える景色にも北海道らしさが感じられて、ただ車を走らせているだけでも楽しいものです。
最初の目的地は、日本最大級のコスモス園がある、遠軽町の「太陽の丘えんがる公園」です。 -
「太陽の丘えんがる公園」に到着です。公園では、季節によって色々な花が楽しめるようですが、今は黄花コスモスが見頃のようです。
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黄花コスモスです。花であたり一面がオレンジ色に染まっている様子は、まさに圧巻です。
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普通のコスモスのほうは、まだこれからが本番、といった感じです。それでも、きれいな花があちこちで咲き始めており、充分に目を楽しませてくれます。
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黄花コスモスだけでなく、百日草も見頃になっています。色とりどりの花が一面に咲き乱れる様子は、黄花コスモスに負けず劣らず素晴らしく、まさに夢の中の世界にいるようです。
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高台から公園全体を見渡すことができます。木々は色づき始めています。紅葉の写真2枚目です(笑)。
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昼前からはあいにくの雨になってしまいました。まあ2日目にほとんどの目的地は回りきっていたので、特に決まった予定もなく、おみやげを買ったり、今が旬のホタテ料理を味わったり、雨の切れ間にサロマ湖を眺めたりしつつ女満別空港に戻り、北海道を後にしました。
今回の旅行では、もう少し知床あたりで紅葉が見られればよかったのですが、さすがに早すぎたようです。それでも、見所は他にたくさんあり、充分に満足できました。いつか別の季節にも是非訪れてみたいものです。
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