マサイ・マラ国立保護区サファリ編２

2006/08/25 - 2006/08/26

この写真のチーターの親子が、テレビで放映されてビックリ！
９月２９日（金）夜９時からテレビ東京系で放送された「アフリカ大自然ＳＰ」菅野美穂さんが取材された番組です。

チーターの生存率は５％！そんな絶滅危機に立ち上がった、ケニア・マサイマラの日本人獣医さん達の活動模様などを紹介した内容でした。
その中で一番メインに密着していたのが、五月に生まれたチーターの親子。「ラブ４」と呼ばれる母親ラブと、その４頭の子供たち。
そう、まさに私達が実際に観察してきたチーター親子だったのです！！！

広いサバンナの中で偶然出会ったチーターの親子。しかも二日続けて！
そんな彼らに、帰って一月後にテレビで再会できるなんて、これは運命としか言いようがありません！！！

エリア マサイマラ国立保護区周辺(ケニア)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

今日が最後のサファリデー。
唯一見ることができていないヒョウを探す、ラストチャンスです。

本当は午前・午後の三時間ずつという予定でしたが、添乗員さんの計らいで、早朝からお昼までのロングサファリに変更することになりました。

実は、宿泊しているムパタ・サファリ・ロッジのあるオロロロの丘は見晴らしのいい分、保護区の入り口まで４０分ほどかかります。
そうすると、三時間のサファリの半分近くが移動になってしまう上、何度行っても同じ範囲の場所しか回れません。
そこで、早朝６時に出発して１２時に戻る、６時間のロングサファリになったという訳です。（結局ホテルに帰ったのは１２時半を過ぎていました！）

朝食は車に積み、タンザニアとの国境近くのポイントで食べることに♪
長時間だからこそ可能な遠出。さて、何の動物が見られるのでしょうか？ヒョウが見たいよ〜！

写真は、すっかりお馴染みのヌー。今朝もバルーンが飛んでいます。

昨日訪れた、ハイエナの巣穴近くに来てみると…
いました！首まわりが真っ赤な血に染まったコが座っています。
近くに動物の死骸がなかったので、どこかで食事をして戻ってきたのでしょう。

それにしても、ハイエナはどんなに近づいても逃げません。
アバーディアでは、ホテルに向かう道のど真ん中で眠っているハイエナがいたのですが、バスが近づいて行っても全く動こうとしないのです。
それどころか、ちょっと頭を持ち上げて「なんだぁ〜？」と言わんばかりに一瞥した後、再びゴロンと寝てしまいました。
何というふてぶてしさ！…大物と言うべきでしょうか？
道幅の狭いところだったので、結局クラクションを鳴らし、轢きそうな位にまで接近して強制的にどかしました。しかしその時も「なんだよ〜」という感じでこちらを見ながら、面倒くさそうにテレテレ歩いていきました（笑）

さて、巣穴の方へ行くと…
なんと、ハイエナの親子が外に出てきているではありませんか！
元気に走り回っている子供２匹がすっごくカワイイｖｖｖ

ここに来るまでに数回ハイエナを見ましたが、正直顔はブサイクな印象を持っていました。
正面からだと、中東系の顔をしたオジサン顔に見えるんです（笑）人面ハイエナといったところで、不気味というか怖いというか…（＾＾；
でも、ここにいるハイエナは犬に近い感じでとってもラブリーｖｖ
興奮してシャッターを切ったため、サファリカーの白いボンネットが入ってしまいました…失敗失敗。

私はそのカワイさに釘付けになり、ひたすらシャッターを切り続けました！

走り回る子供達の面倒をみる親ハイエナと、ひたすら寝ているもう一匹。
どちらが母親だと思いますか？
…お察しの通り、寝ている方が母親です。
ハイエナの父親は面倒見がいいなぁ（笑）

疲れて座り込んだ父親の元に、２匹の子供達が「遊んで〜！」とジャレに行ったりする様子を、ひたすら楽しく観察しましたｖｖ
写真は、子供が母親の耳を噛んでいる微笑ましい家族の光景。もう一匹は辺りを走り回っています。

ハイエナの親子と別れ、しばらく走ること３０分。
広大なサバンナの真ん中で、なんと前日のチーターの親子と再会しました！
４匹の子連れ、間違いありません！ラブ４ですｖ

エサを探している最中のようで、５匹でアリ塚の上に乗り、手分けして３６０度監視しています。

反対側を見ている子供達の耳がカワイイｖｖ裏側は黒いんですね〜！

しかし数分後には…↓

子供達は獲物探しに飽きて、この通り（笑）
この日、ちゃんと彼らはご馳走にありつけたのでしょうか？

旅行記の冒頭でも書きましたが、ラブと４匹の子供達が、今も元気にサバンナを走り回っていてくれることを祈っています。
本っっ当にラブリーなチーターの親子でしたｖｖｖ

タンザニアの国境付近で朝食をとった頃から、気温はだんだんと上昇。日差しも強くなってきました。

日陰になる木が少ないサバンナで、動物達は暑くないのかなぁ…と考えていると、こんな面白い光景が！

不自然な木の影の正体は、なんと無数のバッファロー。
よく見れば、ぽつりぽつりと生えている木の下全てに、同じ様にバッファローがいるのです！

何がオカシイのかと言うと、実際の木陰はほとんど無いのに、少しでも涼しい陰を求めて沢山のバッファロー達が集まってきていること。
だって、普通に背中に日差しが当たっていて、とても暑そうなんです！！
笑ってはカワイそうですが、思わず全員で吹き出してしまいました（笑）

今回の旅行も、いよいよ終わりが近づいてきました。

本当に最初から最後まで動物づくし！沢山の種類を見ることができて幸せでした（＾＾）
ケニアではサファリだけでなく、バスでの移動時やレストラン、ホテル内でも珍しい野生の動物と出会うことが出来ました。

写真もその一種。ホテルの庭を走り回っているロック・ハイラックスの子供達です。
とにかくカワイイｖｖｖ本気で連れて帰ってペットにしたいと何度も思いました！
写真だと分かりにくいですが、実際は手のひらサイズ。斜め４５度の角度から見ると、口の端が少し上がっていて笑った顔をしているんですｖｖ

…ちなみに左上にはオマケでトカゲの尻尾が写っているんですが、気付きましたか？