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華城行宮の観光を終えた後、再び南の方角へ向かい、水原の入り口である八達門に再び戻る。そこから西に歩くとすぐに、水原華城の上り口が見えてきた。<br /><br />水原華城は、李氏朝鮮の22代国王であった正祖によって1794年に着工し、2年9ヶ月を経て完成した。同時に花山の山麓にあった官庁や民家を城壁内に移転させ、この水原を留守府に昇格させた。<br /><br />水原を取り巻く城壁は約5.7km、山を越え平地を超え、再び丘を越えて遥か向こうまで伸びている城壁は、起伏が激しく、炎天下そこを上り下りするには、体力を大変消耗する。<br /><br />城壁いは約30個の見所が残されている。早足で回って2.5時間、ゆっくり回ると3時間程度か・・・・。

秋の三連休ソウルの旅 ~水原華城の城砦周遊2時間く~

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2006/09/23 - 2006/09/23

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Krisflyer

Krisflyerさん

華城行宮の観光を終えた後、再び南の方角へ向かい、水原の入り口である八達門に再び戻る。そこから西に歩くとすぐに、水原華城の上り口が見えてきた。

水原華城は、李氏朝鮮の22代国王であった正祖によって1794年に着工し、2年9ヶ月を経て完成した。同時に花山の山麓にあった官庁や民家を城壁内に移転させ、この水原を留守府に昇格させた。

水原を取り巻く城壁は約5.7km、山を越え平地を超え、再び丘を越えて遥か向こうまで伸びている城壁は、起伏が激しく、炎天下そこを上り下りするには、体力を大変消耗する。

城壁いは約30個の見所が残されている。早足で回って2.5時間、ゆっくり回ると3時間程度か・・・・。

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  • ここが、華城の西側の上り口です。東からも上れますが、いずれにしても急勾配の階段が永遠に山の上に向かって伸びています。見るからに萎える。

    ここが、華城の西側の上り口です。東からも上れますが、いずれにしても急勾配の階段が永遠に山の上に向かって伸びています。見るからに萎える。

  • 【南砲楼】<br /><br />5分程階段を上に向かって上り続けたところにある、1つ目のモニュメント。レンガを利用して建てた三層建ての砲楼で、外側には鉄砲を発射するための銃眼が取り付けられている。華城にはこの様な砲楼が5つ有る。

    【南砲楼】

    5分程階段を上に向かって上り続けたところにある、1つ目のモニュメント。レンガを利用して建てた三層建ての砲楼で、外側には鉄砲を発射するための銃眼が取り付けられている。華城にはこの様な砲楼が5つ有る。

  • 【西南暗門】<br /><br />西の山上に向かう階段を上り続けること10分、丁度上りきったところに有る門。暗門は、奥深いところに造られ敵に見つけられない様に軍事物資を運び込む為に建てられた物。戦争時には扉を閉じて物を積み上げて閉鎖した。暗門は華城には全部で4つ見られる。

    【西南暗門】

    西の山上に向かう階段を上り続けること10分、丁度上りきったところに有る門。暗門は、奥深いところに造られ敵に見つけられない様に軍事物資を運び込む為に建てられた物。戦争時には扉を閉じて物を積み上げて閉鎖した。暗門は華城には全部で4つ見られる。

  • 【華陽楼】<br /><br />西南暗門より南へ迫り出している見張り台の先端にある楼閣。

    【華陽楼】

    西南暗門より南へ迫り出している見張り台の先端にある楼閣。

  • 【西舗楼】<br /><br />

    【西舗楼】

  • 【西将台】

    【西将台】

  • 【西弩台】

    【西弩台】

  • 【雉城】<br /><br />城壁の上に一定の間隔で造られた見張り台。屋根は無く迫り出したテラスを銃眼付きの壁が取り囲んでいる。

    【雉城】

    城壁の上に一定の間隔で造られた見張り台。屋根は無く迫り出したテラスを銃眼付きの壁が取り囲んでいる。

  • ここから先はゆるやかな下り坂となる。城壁にはずっと続いて銃眼が付いている。

    ここから先はゆるやかな下り坂となる。城壁にはずっと続いて銃眼が付いている。

  • 【西砲楼】<br /><br />1796年5月30日に着工。華城の軍事指揮本部の西将台に最も近い為、5つある砲楼の中でも最も堅固な造りである。

    【西砲楼】

    1796年5月30日に着工。華城の軍事指揮本部の西将台に最も近い為、5つある砲楼の中でも最も堅固な造りである。

  • 【西北角楼】

    【西北角楼】

  • 【華西門】<br /><br />華城を取り囲む城壁には全部で4つの城門が取り付けられているが、この門は西側に面した門。

    【華西門】

    華城を取り囲む城壁には全部で4つの城門が取り付けられているが、この門は西側に面した門。

  • 【西北空心&#22697;】<br /><br />華西門の横に建つ見張り台。この見張り台は城壁より高い位置に取り付けられた望楼で、周りをレンガで取り囲まれている。

    【西北空心墩】

    華西門の横に建つ見張り台。この見張り台は城壁より高い位置に取り付けられた望楼で、周りをレンガで取り囲まれている。

  • 【北舗楼】<br /><br />

    【北舗楼】

  • 【北西砲楼】<br /><br />1794年9月24日に完成。屋根の内側は切り妻屋型、外側は寄せ棟屋根になった独特の形状である。

    【北西砲楼】

    1794年9月24日に完成。屋根の内側は切り妻屋型、外側は寄せ棟屋根になった独特の形状である。

  • 【北西敵台】<br /><br />長安門の左右に設置された防御施設。テラスが城壁より外に迫り出しており、敵軍の群れを監視した。

    【北西敵台】

    長安門の左右に設置された防御施設。テラスが城壁より外に迫り出しており、敵軍の群れを監視した。

  • 【長安門(北門)】<br /><br />八達門とは逆サイドの北側に有る門。八達門と並んで正門である。オリジナルは焼失したので現在の物は復元されたもの。

    【長安門(北門)】

    八達門とは逆サイドの北側に有る門。八達門と並んで正門である。オリジナルは焼失したので現在の物は復元されたもの。

  • ここから先はなだらかな丘陵地帯に沿って城壁が伸びている。旗の色はここから黒に変わった様だ。

    ここから先はなだらかな丘陵地帯に沿って城壁が伸びている。旗の色はここから黒に変わった様だ。

  • 【北東砲楼】

    【北東砲楼】

  • 【華虹門(北水門)】<br /><br />華城の真ん中を横切っている水原川の北側に建てられた水門。華城では唯一の水門である。

    【華虹門(北水門)】

    華城の真ん中を横切っている水原川の北側に建てられた水門。華城では唯一の水門である。

  • 【訪花随柳亭】<br /><br />華虹門のすぐ隣に有る楼閣。水原でも最も美しい風景と呼ばれている。ここは元々偵察、兵糧運搬の目的として建てられた。楼閣の下に龍池という池があり、ここに月明かりが写る風景は「龍池待月」と言われる。

    【訪花随柳亭】

    華虹門のすぐ隣に有る楼閣。水原でも最も美しい風景と呼ばれている。ここは元々偵察、兵糧運搬の目的として建てられた。楼閣の下に龍池という池があり、ここに月明かりが写る風景は「龍池待月」と言われる。

  • 【北暗門】

    【北暗門】

  • 【東北舗楼】

    【東北舗楼】

  • ここからは旗の色は青色に変わります。

    ここからは旗の色は青色に変わります。

  • 【東暗門】

    【東暗門】

  • 【東将台】

    【東将台】

  • 【東北空心トン】

    【東北空心トン】

  • 【東北弩台】

    【東北弩台】

  • 【蒼竜門】

    【蒼竜門】

  • 【東一舗楼】

    【東一舗楼】

  • 【東一雉】

    【東一雉】

  • 【烽&#22697;】<br /><br />5つの石造りの煙突が並んでいるように見えるが、ここから狼煙を上げて合図を送った。時間帯によって見やすいように、昼間と夜では煙の色を変えた。

    【烽墩】

    5つの石造りの煙突が並んでいるように見えるが、ここから狼煙を上げて合図を送った。時間帯によって見やすいように、昼間と夜では煙の色を変えた。

  • 【東二舗楼】<br /><br />1796年7月3日完成。華城にある5箇所の舗楼の内、東側のなだらかな地形の所に設置されており、城壁から最も大きく迫り出した舗楼でもある。

    【東二舗楼】

    1796年7月3日完成。華城にある5箇所の舗楼の内、東側のなだらかな地形の所に設置されており、城壁から最も大きく迫り出した舗楼でもある。

  • 【東南角楼】<br /><br />華城にある4つの角楼の内、城の内外の見張りが最も広い為、軍事指揮が出来るように作られている。

    【東南角楼】

    華城にある4つの角楼の内、城の内外の見張りが最も広い為、軍事指揮が出来るように作られている。

  • 【南水門外柵】<br /><br />ここで水原華城の観光はおしまいです。城壁の東側の端っことなります。最後の最後にやはり階段を駆け下りる事になります。

    【南水門外柵】

    ここで水原華城の観光はおしまいです。城壁の東側の端っことなります。最後の最後にやはり階段を駆け下りる事になります。

  • 水原駅からは元来たルートでソウルに戻ります。ムグンファ号です。今度は電車でした。

    水原駅からは元来たルートでソウルに戻ります。ムグンファ号です。今度は電車でした。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • kalongさん 2006/10/23 22:10:58
    水原華城いいですね
    中国・青島のお勧めコメントをいただいていたので、旅行記を拝見するつもりが・・・ここでストップしてしまいました。
    先日登録したばかりなので、私の旅行記は全くありませんが、10年ぐらい前からソウルへは年に数回一人旅をしています。
    ソウルの友人と国内旅行に行くことはあったのですが、水原はなぜだか行ってませんでした。
    一度行ってみたいと思ってはいたのですが、なかなかよさそうですね。
    次回、行ってみます!

    それでは、青島のページを拝見しに行ってみます^^;

    Krisflyer

    Krisflyerさん からの返信 2006/10/24 01:29:21
    RE: 水原華城いいですね
    Kalongさん、ようこそ。

    ソウルは今回初めて旅行しました。とりあえず入門編という事で周辺の世界遺産を専門に回っていました。水原の雄大な風景はよかったですね。

    青島は多分日本人にとっては中国でも最も一番好きになれる町だと思います。一部では大連の方が良いという噂もありますが、街が清潔、ご飯はおいしく、渋滞も無い、適度に都会、ほしいものは何でも揃う、物価が安い、人は親切、住むなら青島です。

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