2006年夏フランス・蚤と蠅(おまけ編)

2006/07/30 - 2006/07/30

午前中はクリニャンクールの蚤の市を散策、午後はバトー・ムーシュに乗りセーヌ川の観光を楽しんだコクリコ一家。

セーヌ川の遊覧船から降りたとたんに雨が止んだので、夕方の一時をアレクサンダー３世橋とコンコルド広場で過ごしました。
この「おまけ編」はアレクサンドル３世橋とコンコルド広場の写真です。

エリア パリ(フランス)

アルマ橋で遊覧船から降りてセーヌ河畔をアレクサンドル３世橋まで歩きます。

曇り空のアレクサンドル３世橋。

遠くに見える金のドームがナポレオン１世の柩のあるアンヴァリッド。

アレクサンドル３世橋の街灯とエッフェル塔。

橋の欄干から、エッフェル塔。

橋の彫刻とエッフェル塔。

アレクサンドル３世橋は１９００年のパリ万博のためにレザルとアルビの設計により１８９７年に造られました。

１９００年の万博のために建てられた建物で今でも残っている有名なものでは、オルセー美術館になっているオルセー駅、これも今は美術館になっているグランパレ、プチパレです。

貝を耳にあて、遥か海の音を聴いている少年の像。

この美少年は私のお気に入り。

アレクサンドル３世橋からコンコルド広場へ。

この広場でフランス革命時の１７９３年１月にルイ１６世が、同年１０月にはマリー・アントワネットが、また後には革命の指導者だったロベスピールも処刑されました。

今ではエジプトから贈られたオベリスクや美しい彫刻、噴水のある美しい広場になっています。

何度見てもいつも感動してしまう広場です。
私は何を隠そう結構このような「美」が好きなのだなぁとあらためて確認しました。
帰国する日も何回も何回も振り返って眺めてしまいました。

コンコルド広場の噴水。

まるで滝に打たれているような神々の彫刻。

女神が抱く金の魚からも噴水。

ナポレオン１世がエジプト遠征から持ち帰ってきたロゼッタストーンに書かれていたヒエログリフ(神聖文字)をフランスの言語学者シャンポリオンが解き明かしたおかげで、何千年も前の古代エジプトの歴史が解明されました。
(ナポレオン１世はイギリス軍に破れたので、ロゼッタストーンはイギリスにあります)。

ヒエログリフ解読のお礼としてエジプトから贈られたオベリスク。
コンコルド広場の中央にはオベリスクが建っています。

オベリスクの台座には、どのようにしてエジプトからパリまでオベリスクが運ばれたかという過程が金色の絵で描かれています。

はい、こちら側の台座にも描かれています。

台座を写すつもりでしたが「ぼくたちを写してくれよね」と言われたので喜んで写すコクリコ。

コンコルド広場に立ち西に向くと、シャンゼリゼ通りの彼方にエトワール大凱旋門。

南にはブルボン宮殿。

ブルボン宮殿は先ほどセーヌ川からも見えましたね。

東にチュイルリー庭園のケンタウロス像と大観覧車。

ステュディオに帰ると、雨が降ったせいかアパルトマンの入口に大量のかたつむり。
エスカルゴにはできない。

そして今夜も西の空を眺めながら夕食。

この旅行記へのコメント （4）

• おでぶねこさん 2006/09/27 23:50:26

  パリ散歩。

  コクリコさん。こんばんは。
  
  ゆったりとパリを楽しませていただいていまぁ〜す。
  アレクサンドル３世橋・・・おでぶねこも大好きです。
  こんなに豪華で優美な橋はここにしかないですよね。
  はじめてパリに行った時、この橋の美しさに息を呑みました。
  なんて華やかで美しいんだろうって。
  
  コンコルド広場にも何度も行ったけれど
  じっくり見ていないんだなぁ〜と、反省です。
  数々の悲劇が繰り返された場所だと思うと、
  胸が熱くなりますね。また、ベルバラが蘇りそうです。
  
  コクリコさんのおかげで
  改めてパリの美しさを感じていますよ。
  
  おでぶねこはパンテオンからｻﾝﾄｷﾞｭｽﾀﾝへ行く
  （確か８４番ですよね。）の路線バスが大好きなのですが、
  コンコルド橋を渡って広場が見えると、いつも
  ワクワクしてしまいます。
  
  コクリコさんのようにじっくりパリを楽しんでいる人って
  数少ないですよね。しっかりした解説付で感激です。
  おでぶねこもパリ通になれそうな気がしちゃいます。
  気がするだけなんですけど大満足してますよ。
  
  おっと、そろそろ今日が終わってしまいます。
  綺麗な夕陽も見せていただいたし・・・。
  
  おやすみなさい。(--)m〜
  
  　おでぶねこ
  
  
  
  

  コクリコさん からの返信 2006/09/28 15:43:54

  RE: パリ散歩。

  おでぶねこさん、お休み前のひとときに訪問してくださりありがとうございました。
  パンテオンから出ている８４番のバス乗ったことあるかもしれません。コンコルド橋からの眺めも良いですものね。滞在していたアパルトマン近くのバス停からだと、ルーヴル美術館の門をくぐって左手にガラスのピラミッドが見えるコースが観光バスみたいで良かったです。
  
  パリでぶらぶらしていた割りには見落としがたくさんありました。
  コンコルド広場もあれでも急いで見たので、広場の四隅に立っている８体のフランスの都市を現している女性像の写真を撮るのを忘れました。
  たとえばリヨン市の像とか。コンコルド広場広すぎるし、車がびゅんびゅん走ってるからすっかり忘れてしまいました、ガックリ。
  
  ベルバラといえばマレ地区にあるカルナヴァレ博物館に今年も行きましたが、広いので今回はフランス革命関係の展示のみを見学しました。カルナヴァレは無料だから、「ちらっと入るだけ」ができるから気楽ですよね(^^)
  旅の後半でデジカメのチップの残りを気にしながら写したので少ししか写真はないし、コメントもたいしたことないと思いますがUPしようと思います。

• 義臣さん 2006/09/27 16:42:10

  夕日

  何処の国で見ても夕日は美しい（当たり前）でも綺麗です。
  たっぷり夢を楽しませてもらいました。
  
  

  コクリコさん からの返信 2006/09/27 19:01:53

  RE: 夕日

  義臣さん、
  「おまけ編」までご覧下さってありがとうございます。
  コンコルド広場やアレクサンドル３世橋は、パリ観光では定番で、観光雑誌やテレビ番組でも飽きるほど紹介されている絵葉書的風景ですが、行くとやはり「うぁーい」と写してしまいます。
  夕日は毎晩写していましたが、夜中のエッフェル塔のライトアップはぶれて上手く写せませんでした。良いカメラが欲しい〜。
  まだ７月３０日のところでウロウロしています。義臣さんのペースに追いつけないですよ(^^)。