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旅行の本質は滞在より移動!<br />イスタンブールからからロンドンへ、ヨーロッパ横断の旅。<br /><br />スコピエからバスでベオグラードへ向かった。<br />ボスニア紛争終結後・コソヴォ紛争泥沼化前の束の間の平和な時期だった。この翌年には、NATOがセルビアを空爆する。<br />当時の正式国名は確か「ユーゴスラビア連邦共和国」だったと思う。<br />解体前の旧ユーゴと区別するため「新ユーゴ」という俗称もよく使われていた。<br />その後、構成国は変わらぬままユーゴの文字を捨て「セルビア・モンテネグロ」、2006年6月にモンテネグロが独立して「セルビア共和国」となった。<br />もう訳が分からない。例のコソヴォはそのままなので、もう一波乱あるかもしれない。

ヨーロッパ横断 (3)新ユーゴスラビア

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1998/07/29 - 1998/08/14

428位(同エリア441件中)

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3

STAMP MANIA

STAMP MANIAさん

旅行の本質は滞在より移動!
イスタンブールからからロンドンへ、ヨーロッパ横断の旅。

スコピエからバスでベオグラードへ向かった。
ボスニア紛争終結後・コソヴォ紛争泥沼化前の束の間の平和な時期だった。この翌年には、NATOがセルビアを空爆する。
当時の正式国名は確か「ユーゴスラビア連邦共和国」だったと思う。
解体前の旧ユーゴと区別するため「新ユーゴ」という俗称もよく使われていた。
その後、構成国は変わらぬままユーゴの文字を捨て「セルビア・モンテネグロ」、2006年6月にモンテネグロが独立して「セルビア共和国」となった。
もう訳が分からない。例のコソヴォはそのままなので、もう一波乱あるかもしれない。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
高速・路線バス
航空会社
シンガポール航空

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  • スコピエからオンボロバスでベオグラードへ。<br />この日は気温が40℃近くあったらしく、冷房なしバスは辛い。<br />窓全開にしていれば風で少しは凌げるが、上り坂や都市部の渋滞で速度が落ちると地獄だ。<br />座席に置いていたペットボトルの水はあっという間にお湯になった。<br />海外で生水は厳禁!と言うが、途中の休憩では、皆が飲んでいるので大丈夫!と井戸水をがぶ飲み。<br />灼熱バスの旅を終えてベオグラードのマックで飲んだコカコーラは、この上なく美味かった。<br />赤い看板が世界を席巻している理由が分かるような気がした。

    スコピエからオンボロバスでベオグラードへ。
    この日は気温が40℃近くあったらしく、冷房なしバスは辛い。
    窓全開にしていれば風で少しは凌げるが、上り坂や都市部の渋滞で速度が落ちると地獄だ。
    座席に置いていたペットボトルの水はあっという間にお湯になった。
    海外で生水は厳禁!と言うが、途中の休憩では、皆が飲んでいるので大丈夫!と井戸水をがぶ飲み。
    灼熱バスの旅を終えてベオグラードのマックで飲んだコカコーラは、この上なく美味かった。
    赤い看板が世界を席巻している理由が分かるような気がした。

  • ベオグラード市内には結局数時間しか滞在しなかった。<br />この旅はヨーロッパを横断することが目的だったが、途中でぜひ寄ってみたい場所もいくつかあり、その一つがサラエボだった。<br />ベオグラードからサラエボ行のバスもあると聞いていたのだが、ベオグラード到着時には既に日も落ちかけており、探すのが面倒になった。<br />束の間の平和な時期だったが、コソヴォがきな臭くなっているのは知っていたので、旅行情報のない街に長居したくない。<br />結局、夜行列車で一旦ブダペストに抜け、サラエボへはクロアチア経由で入ることに。<br />ベオグラードへの鉄道切符は約7千円もした!<br />旧共産圏の鉄道切符は、国境を越えると急に値段が上がる。<br /><br />3時間遅れで到着した列車は、何故か「Orient Express」を名乗っていた。<br />イスタンブール発、ソフィア・ベオグラード経由、ブダペスト行の列車だった。<br />確かにある時期のオリエント急行と同じルートだ。<br />その立派な愛称に反して、車両はボロボロ。<br />ごく普通の東欧の長距離列車だった。<br />こんな列車がオリエント急行を名乗るとは鉄道史に対する冒涜だと思った。<br />その後この愛称は消滅したが、当然である。

    ベオグラード市内には結局数時間しか滞在しなかった。
    この旅はヨーロッパを横断することが目的だったが、途中でぜひ寄ってみたい場所もいくつかあり、その一つがサラエボだった。
    ベオグラードからサラエボ行のバスもあると聞いていたのだが、ベオグラード到着時には既に日も落ちかけており、探すのが面倒になった。
    束の間の平和な時期だったが、コソヴォがきな臭くなっているのは知っていたので、旅行情報のない街に長居したくない。
    結局、夜行列車で一旦ブダペストに抜け、サラエボへはクロアチア経由で入ることに。
    ベオグラードへの鉄道切符は約7千円もした!
    旧共産圏の鉄道切符は、国境を越えると急に値段が上がる。

    3時間遅れで到着した列車は、何故か「Orient Express」を名乗っていた。
    イスタンブール発、ソフィア・ベオグラード経由、ブダペスト行の列車だった。
    確かにある時期のオリエント急行と同じルートだ。
    その立派な愛称に反して、車両はボロボロ。
    ごく普通の東欧の長距離列車だった。
    こんな列車がオリエント急行を名乗るとは鉄道史に対する冒涜だと思った。
    その後この愛称は消滅したが、当然である。

  • ハンガリーの入国審査ではスタンプすら捺されなかった。<br />1年前までビザを要求していたのは何だったのかと馬鹿馬鹿しくなる。<br />後でチェコに行きたかったので、ブダペストのチェコ領事館でビザ取得。<br />5分で発給!<br />一体何のためのビザなのか?<br />その後、チェコもビザ免除になり、今やヨーロッパのほとんどはパスポートだけで旅行できるようになった。

    ハンガリーの入国審査ではスタンプすら捺されなかった。
    1年前までビザを要求していたのは何だったのかと馬鹿馬鹿しくなる。
    後でチェコに行きたかったので、ブダペストのチェコ領事館でビザ取得。
    5分で発給!
    一体何のためのビザなのか?
    その後、チェコもビザ免除になり、今やヨーロッパのほとんどはパスポートだけで旅行できるようになった。

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