<br /><br /><br /><br />外に出ると、からっとしていて日差しがきつい。<br />雲はほとんどなく見渡す限り空は青い・・・。<br /><br />って、外のベンチでくつろいでる場合じゃない！<br />宿に行く方法を考えなくてはならない。<br /><br />バスかタクシーが来るだろうと思い、携帯電話で写真を撮ってブログを更新して待ってみた。<br />しばらく経つと、AATKingsのバスが１台やってきて、空港正面に停車した。<br /><br />今回エアーズロックリゾートにあるレンタカーのハーツの支店で車を借りる予定がある。<br />こんなことなら空港で借りるようにしておけば良かったとかなり後悔。<br /><br />さすがにこのままじゃまずいので、空港のハーツの支店に行ってタクシーを呼んでもらえないかと相談しに行くことにした。<br /><br />明るい笑顔の女性スタッフがいた。<br />なんとか適当な英語の会話をチャレンジ。<br /><br />「ここじゃなくてエアーズロックリゾートの方で予約を持っているんですけど」<br /><br />と適当な単語の組み合わせで気持ちを伝える。<br /><br />ハーツの予約もインターネットで済ませていたので、そのプリントアウトを女性に見せる。<br /><br />「それならAATKingsのバスに乗って行ってくださいね」<br /><br />え?<br />だけどあちき乗れないみたいな・・・。<br /><br />笑顔に押されてそのままその場を立ち去った。<br /><br />もしかして誰でも乗れるのだろうか?<br /><br />今度は、そのバスのドライバーに話しかける。<br /><br />「乗ってもいいですか?」<br /><br />「どこのホテル?」<br /><br />やべーきた!<br /><br />「YHA」<br /><br />「どこ?」<br /><br />「エアーズロックYHA」<br /><br />「?」<br /><br />ドライバーは通りがかったAATKingsの女性スタッフを呼び止める。<br />すると女性スタッフが英語ではなく日本語で話しかけてくれた。<br />げーっ、話せる人いるやんけー！<br /><br />「どちらのホテルですか?」<br /><br />「エアーズロックYHA」<br /><br />「?」<br /><br />むむ、もしかしてホテルの名前がそもそも違うのだろうか?<br /><br />こちらもインターネットで予約していたので＜プリントアウトを持ってきている。<br /><br />目を凝らしてよく見るとアウトバックパイオニアロッジという名称があるではないか。<br /><br />バスの行き先を知らせるボードにもその名称がある。<br /><br />「ア、アウトバックパイオニア・・・」<br /><br />「それならこれに乗ってください」<br /><br />やっぱりこれでよかったのか・・・。<br />どっと疲れがこみ上げる。<br /><br />ついでと思ってハーツレンタカーに行きたいとたずねる。<br />どうやらショッピングセンターのすぐ近くにあるそうなので、ロストキャメルホテルで降りると近いですよと教えてくれた。<br />お礼を述べて荷物をバスのお腹の荷物室に荷物を放り込んで乗り込んだ。<br /><br />次の飛行機が着陸して新しい客を乗せてからバスが出発。<br />アリゾナの荒涼とした大地を思わせる景色が360度広がっている。<br />違いはサボテンではなく別の植物がまばらに生えている。<br /><br />そして地平線上にウルルとカタジュタが見えるではないか。<br /><br />ついにきちゃったよ。<br /><br />先ほどの疲れが嘘のように吹き飛ぶ景色である。<br />まじかで見たらすげーだろうな。<br />早く見たいぜ。<br /><br />まもなくバスは、エアーズロックリゾートに入っていった。<br />

2005　オーストラリア旅記　0531-05

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2005/05/29 - 2005/06/08

810位(同エリア876件中)

#世界遺産

morikensさん

外に出ると、からっとしていて日差しがきつい。
雲はほとんどなく見渡す限り空は青い・・・。

って、外のベンチでくつろいでる場合じゃない！
宿に行く方法を考えなくてはならない。

バスかタクシーが来るだろうと思い、携帯電話で写真を撮ってブログを更新して待ってみた。
しばらく経つと、AATKingsのバスが１台やってきて、空港正面に停車した。

今回エアーズロックリゾートにあるレンタカーのハーツの支店で車を借りる予定がある。
こんなことなら空港で借りるようにしておけば良かったとかなり後悔。

さすがにこのままじゃまずいので、空港のハーツの支店に行ってタクシーを呼んでもらえないかと相談しに行くことにした。

明るい笑顔の女性スタッフがいた。
なんとか適当な英語の会話をチャレンジ。

「ここじゃなくてエアーズロックリゾートの方で予約を持っているんですけど」

と適当な単語の組み合わせで気持ちを伝える。

ハーツの予約もインターネットで済ませていたので、そのプリントアウトを女性に見せる。

「それならAATKingsのバスに乗って行ってくださいね」

え?
だけどあちき乗れないみたいな・・・。

笑顔に押されてそのままその場を立ち去った。

もしかして誰でも乗れるのだろうか?

今度は、そのバスのドライバーに話しかける。

「乗ってもいいですか?」

「どこのホテル?」

やべーきた!

「YHA」

「どこ?」

「エアーズロックYHA」

「?」

ドライバーは通りがかったAATKingsの女性スタッフを呼び止める。
すると女性スタッフが英語ではなく日本語で話しかけてくれた。
げーっ、話せる人いるやんけー！

「どちらのホテルですか?」

「エアーズロックYHA」

「?」

むむ、もしかしてホテルの名前がそもそも違うのだろうか?

こちらもインターネットで予約していたので＜プリントアウトを持ってきている。

目を凝らしてよく見るとアウトバックパイオニアロッジという名称があるではないか。

バスの行き先を知らせるボードにもその名称がある。

「ア、アウトバックパイオニア・・・」

「それならこれに乗ってください」

やっぱりこれでよかったのか・・・。
どっと疲れがこみ上げる。

ついでと思ってハーツレンタカーに行きたいとたずねる。
どうやらショッピングセンターのすぐ近くにあるそうなので、ロストキャメルホテルで降りると近いですよと教えてくれた。
お礼を述べて荷物をバスのお腹の荷物室に荷物を放り込んで乗り込んだ。

次の飛行機が着陸して新しい客を乗せてからバスが出発。
アリゾナの荒涼とした大地を思わせる景色が360度広がっている。
違いはサボテンではなく別の植物がまばらに生えている。

そして地平線上にウルルとカタジュタが見えるではないか。

ついにきちゃったよ。

先ほどの疲れが嘘のように吹き飛ぶ景色である。
まじかで見たらすげーだろうな。
早く見たいぜ。

まもなくバスは、エアーズロックリゾートに入っていった。