2006/02 - 2006/02
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gentlyさん
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「冬のパリは鬱蒼としていて自殺したくなるほど」という詩人の言葉がありますが、少なくとも今年のレトロモビルの会場だけは「燃えて」いました。レトロモビルとは、毎年パリ、ポルトドヴェルサイユのコンベンションセンターで行われているクラシックカーの見本市。地元メーカーやクラブスタンドなど大小さまざまなブースが数え切れないほど立ち並ぶ世界最大規模の室内型クラシックカーイベントです。
近年増築されたコンベンションセンターで行なわれたこのイベントは回を重ねるごとに規模も内容も素晴らしくなり、冬の自動車業界には欠かせない社交場となりました。今年のテーマは「宣伝車の世紀」ということですが、実際はそれほど宣伝車が来ていたわけではなく、企業や車種のアニバーサリー展示が目を見張りました。自動車が一部のマニアのためだけではなく、フランスの文化の一部としての「モータリゼーション」を評価して盛大にイベントを行なう姿勢は、近年主催者が変わった後も受け継がれ、しかも毎年盛り上がりを見せるところにこのイベントの底知れぬポテンシャルを感じます。
しかしこのイベントはあくまで社交場。展示物はちょっとした話題づくりにしかすぎないのです。インターネットによって世界中の自動車にかかわる人達の輪がより身近になった現在、世界中の自動車業界関係者が新年のご挨拶をかねて情報交換をしたりする大変アットホームで有意義なイベントで、日本でも同様なイベントがないのがとても残念です。好きなクルマのクラブスタンドに行って話しかければ、彼らは大抵暖かく歓迎してくれて、そこで交流の輪ができるとまた来年(もしくは他のイベントで)も彼らと会う楽しみができるのです。
会場内は十分な休憩場所やフードスタンド(対応は日本に比べるとやや遅い)があり、お手洗いも行列ができることなく快適にイベントを楽しむことができました。写真のフィルムやデジカメのメモリカードの残量がなくなっても、ちゃんと出店があったので安心です。ただ、国際的なイベントとはいえ多くの店はフランス語しか通じず、言葉ができないとかなり不便を感じました。また殆どの店でクレジットカードが使えるので衝動買いにも安心です。ただ、大きな荷物や壊れ物の発送に関しては、お店の人との直接の交渉次第でしょう。
今回泊まったホテルはメリディアン・モンパルナスは近代的な高層ホテルで、英語も通じるアメリカンスタイルで快適に過すことができました。ホテル内にも美味しいレストランがありますが、もちろん周辺にもリーズナブルなレストランがあり、ほとんどは英語メニューもおいてあるようでした。モンパルナス駅はホテルの目と鼻の先にあり、レトロ会場のあるポルト・ド・ヴェルサイユまで地下鉄で10分ほどですし、繁華街のサン・ジェルマン・デ・プレやムーラン・ルージュのあるピガール、週末に蚤の市が行なわれるヴァンヴもこの駅から乗り換えせずに行くことができ便利でした。TGVもここから乗ることができます。自動車に見飽きたらこれら繁華街に行ってみるのも良いでしょう。蚤の市は大抵クルマのグッズやミニカーも数多く出ているのできっと掘り出し物も見つかることでしょう。
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- 大韓航空
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いわゆるSMのプロトタイプである。デザインはもともと若き天才フラミニオ・ベルトーニが手がけていた。市販車とはリアの造型が大きく違うがこれはこれでなかなかかっこいい。
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有名なディーラー、クリストフ・プン氏率いる「ギャルリー・エ・ダイエール」が持ち込んだのはカニンガムC3。毎度ここのブースは物凄いヒストリーのクルマを持ち込むので必見。
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個人的に今回のベストオブ・ショウ。ファセルベガ友の会がもちこんだファセルベガ・エクスランス。観音開きのドアにギラギラのメッキパーツ、クライスラーV8エンジンを載せたこのクルマはアメ車を意識してはいるものの、もともと家具のメーカーだけに品のある上質なインテリアはさすがフランス車のそれでした。
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おなじみアルファロメオ6C3000ディスコボランテ。こうして前から見るととても自動車には見えない。当時の人達にとっても、まさに異星からやってきたディスコボランテ(空飛ぶ円盤)に見えたことだろう。
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D.B友の会のブース。ルマンに出たHBRも魅力的だが、壁のクレヨンで書きなぐったようなイラストがカワイイ。会長のローラン・ロワ氏はフランス語で熱心にクルマの説明をしてくれ、フランス語が全くわからない私にもなんとか理解することができた。今年のルマンクラシックにもクラブとして出店するらしく大変楽しみだ。
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