感動大陸オーストラリア?シドニー～シティー

2006/08/03 - 2006/08/06

オーストラリアの政治・経済の中心地がシティーである。

エリア シドニー(オーストラリア)

カンタス航空７２９便。

エアーズロック・コネラン空港から飛び立つとウルルが見えた。

カンタス航空の機内食。国内線に軽食が出た。

エアーズロックからシドニーまで２,１７４ｋｍ。３時間３５分である。２時間もすると、オーストラリアの東部に南北に連なるグレートディバイディング山脈にさしかかった。

侵食を受けた山脈の様子が良くわかる。

雲の合間から断層が見えた。ブルーマウンテンズの上空だ。

予定通りにシドニーに到着した。国内線なので入国審査がもちろん無い。荷物をもらって、シティレールに急いだ。

シティレールの国内線駅。シティレールで市内に向かった。

シティレールはほぼ全部２階建て車両である。しかし、２階は少し天井が低い。

シティレールの車両。少し古い気がした。

セントラル駅まで１５分ほどである。市内に近く便利な空港だ。

チェックインを済ませると、夕食に街に出た。チャイナタウン入り口にあった、和食の店「武蔵」に迷わず入った。店の前では数人の人が座席が空くのを待っていた。３０分ほどで席が空いて入店した。

すき焼きと鍋焼きうどんを食べた。３〜４日和食を食べないと、何日も和食を食べていない気がした。美味しかった。

さすがにセントラルの駅前は車が多くて賑やかだった。

翌日は雨がひどかった。ツアーでブルーマウンテンズに行くつもりだったが、迎えの車が来ず、中止した。その代わり、雨の影響の無い水族館やシドニータワーを回ることにした。ミュージアム駅からチケットを買うためにＪＣＢシドニー支店に向かった。

深夜の地下鉄利用は注意すべし、と旅行案内にあったが、車内には落書きがあった。イタリアよりひどくない、と思ったが、やはり余り良い環境ではないのだろう。

地下鉄の車内の座席は一部壊れているものがあった。急には修理できないのだろうが、何とかして欲しい。日本ではこのようなことは無い。

水族館やシドニータワーの割引券をもらおうとＪＣＢプラザシドニー支店を尋ねた。ウィンヤード駅で降りてジョージ通りを歩いた。

ＪＣＢプラザシドニー前の通り。雨がひどかったし、寒かった。

セント・メリーズ大聖堂。１８６８年の完成というから日本では明治維新だ。

セント・アンドリュース教会前からタウンホールを望む。

タウンホール。ホールは工事中で中に入れなかった。

タウンホールの光窓。ステンドではないが、ガラスに細かい細工がしてあり、古いイギリスの栄華を感じさせる、と思った。

ホールの入り口に吊るしてあった豪華なシャンデリア。ここにも古いイギリスの栄華を感じた。

クィーン・ビクトリア・ビルディングの（Ｑ．Ｖ．Ｂ）のタウンホール側から見た外観。

Ｑ．Ｖ．Ｂの内部。いろいろなお店がある。人が多くて賑やかな建物であった。

Ｑ．Ｖ．Ｂの中ほどの通路にあるカフェでコーヒーとケーキを食べて一休み。美味しいケーキだった。

Ｑ．Ｖ．Ｂからｼﾄﾞﾆｰﾀﾜｰに向かった。マーケット通りの様子。

シドニータワーを下から見た。ウェストフィールド・センターポイントというショッピングアーケードの上に建っている。３２４ｍ。南半球で２番目。

建物の中にはフードコートがあった。和食はもちろん、中華や東南アジアの食べ物もある。私たちには便利な食事所である。

フードコートの様子。どこに行ってもフードコートは賑やかだった。但し、ここのフードコートは閉店が午後７時頃であった。夕食を、と考える人は少し早めに行く必要がある。ただ、日本でもそうであるように、７時近くになると残った総菜などは２割引き、や３割引き、場合によっては半額の安売りもある。

夜景を、と思ってシドニータワーに上ったが、生憎の雨。余り夜景は楽しめなかった。

うまく撮影できなかったが、夜景を楽しむためにシドニータワーに上る価値は十分にある。３２４．８ｍからの眺めは楽しめる。市内や周辺地域の様子が良くわかる。

翌日、夕方になると大分天気が回復した。冬とは言え陽がさすと暖かい。ハイドパークは緑の芝生がきれいだった。

ハイドパークの様子。歴史を感じさせるように大きな木があちこちにある。１８１０年に出来たと言うからぼちぼち２００年だ。大きい木があるはずだ。

ハイドパークの様子。散歩する人、ジョギングする人はこの時は少なかった。

オーストラリア博物館横のハイドパークにオーストラリアの歴史を変えたキャプテン・クックの銅像があった。１７７０年、ボタニーベイに上陸した彼は領有宣言を発し、１７８８年から白人の本格的な移住が始まった。

ハイドパーク横にオーストラリア博物館がある。オーストラリアの古代人の人骨、オーストラリア固有の動物、そして豊富な地下資源などが展示してある。ゆっくり見ると１日・２日ではとても見て回れない。

オーストラリア博物館のアボリジニの生活用具が展示してある所。

オーストラリアの古代人の人骨が未整理のまま展示してあった。時代などの判定はまだ行われていなかった。

オーストラリア大陸もかつては恐竜の支配する土地だったらしい。館内には恐竜の骨格がほぼ完全な形で残されていた。

オーストラリアの地下資源の陳列。地球上のほぼ全鉱物があるらしい。色彩も鮮やかである。

ハイドパークの一つ通りを隔てた所にシドニータワーがある。公園から見るとすぐ隣である。

オーストラリア博物館前から見たセントメリーズ大聖堂。１９２８年の完成というからぼちぼち８０年の経過である。しかし、２本の尖塔が完成したのは２０００年。右側の尖塔はまだ工事中である。

セントメリーズ大聖堂に近づくとその大きさが良くわかる。丁度夕日がさして神々しさを感じた。

セントメリーズ大聖堂の中心祭壇。ステンドグラスが素晴らしい。

セントメリーズ大聖堂の西側から入った所にキリストの誕生を物語る像が置かれてあった。

セントメリーズ大聖堂にはキリストの誕生の像の反対側にキリストの遺骸を抱くマリア像も置かれてあった。ローマのサン・ピエトロ大聖堂と同じ構図の像であった。ローマの像はご存じミケランジェロの作であるが、こちらの作者はわからなかった。

セントメリーズ大聖堂の北隣にあったハイドパークバラックス。残念ながらもう時間がなくて中に入らなかった。

夕闇がせまるハイドパークのアーチボルド噴水。この時は人出も少なかった。

ホステルでもらったシドニー市街図。位置感覚がわかると市の中心部は意外とこぢんまりした感じ。サーキュラーキーからタウンホールまで２ｋｍと少し。１時間あればサーキュラーキーからダーリングハーバーまでほぼ歩ける。

中心の３階建ての建物が宿泊したホステル。清潔な所が◎。交通も便利。私のようにホテルでは寝るだけ、と言う人には良いが、滞在を楽しむ人には×。私にはそれほど大きな不満はなかった。