エジプト （カイロ、ルクソール） ６日間の旅　（１１）　最終回：　エジプト考古学博物館

2006/01/10 - 2006/01/15

１／１５（日）　朝７時に朝食を取る。８:３０にチェック・アウトし荷物は預かって貰う。エジプト考古学博物館までタクシーを頼む。例の如く１０ＥＰだと言う。仕方ない、もう時間がないのだ、良しとしよう。

エジプト考古学博物館前に着いたがメーター表示は１．６５ＥＰ！９時に開館なので、チケットを買う列に並ぶ。しかし、これがなかなかはかどらない。

よく見てみると、買っている人は皆旅行社のガイドと言った人で、まとめて何十枚も買っているので時間が掛かる。先日ピラミッドを案内してくれたガイドさんにも会う。

エリア 考古学博物館周辺(エジプト)

これがその有名なエジプト考古学博物館の建物である。こじんまりとしているが部屋数２００以上もあるが２回建てである。１階は時代（王朝）別、２階はパピルス、棺と言った種類別。また、この２階にはツタンカーメンの秘宝が一杯集められ展示されている。

表紙の黄金マスクもトウトアンクアムン（ツタンカーメン）のものである。

開館と同時に人、人、人である。

なんとか、順番が来たので、ぱぶさん達もチケットが手に入った。やがて開館だ。チケットのもぎりと合わせ、持ち物チェックも入る。

ぱぶさんはデジカメをポケットに入れていたがまあ、小さいし、写真を撮らなきゃいいんだろうくらいな気持ちでいたら、ポケットも何もチェックし、カメラを見つけ、即･アウトと来た！

Ｕ−ターンして、そとのカメラ預かり所に届けるのである。ここも行列。また、こんなところで預けて大丈夫なのかしらと言った一抹の不安もある。しかし、仕方がない。決断して預ける。

また入場口に戻るのに長蛇の列だ。中で待ってくれているＯ夫妻に申し訳ない。それでも２０分くらいで何とか館内に入れた。

このエジプト考古学博物館も前々からぜひ行って見たい博物館だったので、やっと入れたとの思いもある。

最初にツタンカーメン（２Ｆ）に進む。幸い人は未だ少なく、ほぼ独り占め状態！玉座、ベッド、マスク、棺、立像、ネフェルプタハの首飾りと言ったものを充分時間をかけ、ゆっくり見る。

王のイスである。装飾もきれい！

ツタンカーメンの立像。

これも珠玉の首飾り！

１階ではさすが人も多くなっており、時々、展示品を見るためにちょっと順番待ちの状態も出来る。

しかし、アクエンアテン王・女王、ネフェルティティと言ったアマルナ作品やトトメス立像、ハトホル女神の牛像、ハトシェプスト女王スフィンクス像と言った者や書記坐像、カ・アペル像、ラーホテプとネフェルト像、セネブと家族像と言ったものも全て確認し、大満足で博物館をあとにした。それでもトータル３時間ちょっとである。仕方が無い、これからアンマンへ帰るのだ。

カ・アペル像。

セネブと家族の像。

ラーホテプとネフェルトの像。

そとで、カメラを貰い受け、記念のスナップを撮ったりしながら近くのレストランを探す。しかし、昨晩同様、なかなか良いところに当たらない。

ガイドブックに載っている近くのヒルトン・ホテルに向かう。ガーデン・レストランでメニューにあるファラフェル・サンドイッチをオーダーする。

あんのじょうと言うか、これがなかなか出てこない。時間が心配だ！こちらは急ぐと言うのにまだファラフェルかき揚中と言った何処吹く風？

３０分くらいで何とか出てきたので、辛うじてエジプト時間内に治まった。すぐホテルの玄関からタクシーを呼んでもらう。これがまた例の如く、２５ＥＰだと言う。（来るときは１０ＥＰ、メーターは１．６５ＥＰ！）全く酷いボリ方だ、これがヒルトンのボーイのマナーなのだ！

しかし、ここは議論している場合ではない。時は金なり、急いで荷物を預けてあるホテルに戻る。１４時、カイロ空港に向かう。１４：４５空港着。チェックインは１５分で終わったのであとはフリー。空港内をウロウロし、コーヒーショップでお茶したりしながらゆっくりの時間をつぶす。

ＭＳ７０１便　Ａ３２０は満席で　１７：００離陸。アンマン到着は１８：３０（１時間の時差あり）。旅行社のアリさんが空港に迎えにきてくれており、アパートには１９：３０頃帰りついた。

それから、何と言ってもこの旅行を企画し、出発からアンマンへの帰着まで、行動を一緒してくれたＯ夫妻には”本当に有難う”ですね。彼等のお陰で、この旅行がとても楽しくまた、数々のスナップやエピソードに満ち満ちた楽しいものとなりました。

あわただしいエジプト５泊６日の旅であったが、充分満足な旅であった。シュクラン･クティール！（有難うさんさんですね。）