念願の氷河急行プレミアム　【スイス周遊・ツェルマット⇒チューリッヒ】

2006/07/28 - 2006/07/28

この旅、最後のお楽しみは氷河急行。それも今年デビューしたての新型パノラマ車両に乗車します。

ただ残念なのは、日程の都合であの有名なランドヴァッサー橋は通らないツェルマット～クール間なところです…。

エリア 氷河急行(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: スイスインターナショナルエアラインズ

「ようこそ」と一番最初に書いてあるあたり、日本人観光客が如何に多いかが分かります。

ツェルマット駅 駅

新潟の妙高市と姉妹都市だそう。

本日の編成は一等車が２両に二等車が３両、サービスワゴンが１両の計６両編成。

新パノラマ車両は国旗がデザインされてます。

プレミア編成はすべて新型車両なのできれいな編成美です。

出発、進行！？

氷河特急 (グレッシャー エクスプレス) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

乗車早々、座席前のテーブルに置いてある昼食のメニューを確認。

今回、コースを頼んでいますが、アラカルトもあるようです。

車内はと言えば、一等車は通路を挟んで２人と４人のボックス席が並びます。
席間もゆったりしていて快適です。

座席横にイヤホンを繋げば簡単な沿線案内も聞くことが出来ます。
日本語チャンネルもあるのですが、直訳過ぎて違和感あり過ぎです。

しゃべっているのは日本人なのに…（たぶん）

崖崩れの跡。

幸い人的被害は無かったようですが、線路は瓦礫の下に埋まった為、川の対岸に付け替えられたそうです。

列車はブリークに向けてくねくね下って行きます。

ブリークで向きを変えます。

推進運転ではない為、機関車も付替えます。

Glacier Expressのロゴが鮮やかな赤い車はサービスワゴン。座席はなく、半分厨房、半分フリースペースとなっています。

ループ線で高度を稼ぎます。

車窓には小さな集落かいくつも。

どの集落にも必ず教会とホテルがあります。

今度はガイドブックに載っていない町でのんびり過ごしたいものです。いつか。

フルカトンネル通過中。

２０数年前までは氷河の近くを通っていた線路も、今は山の下。
氷河の見えない氷河急行となってしまっています。

フルカトンネルを抜け、アンデルマットが近づくといよいよ昼食です。

まずは前菜のサラダ。（冬はスープらしい）

食器もオリジナル。

アンデルマット駅を出ると列車はぐんぐん高度をあげます。

数分前に止まっていたアンデルマットの町が遥か下に見えます。

メインの料理は、
一人一人に盛ってくれます。

お替りにも回ってくるので、慌てずに。

氷河急行オリジナルワイン。
グレイシャーエクスプレス・ピノノワール

メインの後はデザートかチーズを選べます。
デザートはアイスでした。

最高地点のオーバーアルプ峠を過ぎクールまで一気に下ります。

ツェルマット行きのプレミアム編成とのすれ違い。

飽きちゃったかな？

横断しちゃダメ。
ディセンティス駅にて。

この駅でＭＧＢからレーティッシュ鉄道(ＲｈＢ）に運行会社が変わります。

機関車も交換。
＋先行していたクール行き氷河急行を併結します。

ディセンティスまではアプト区間を通る為、編成数に制限がありますが、ここからクールまでは１０両を超える長編成で、ライン渓谷を下ります。

ブリークからの牽引機はここで任務終了。

従来車を併結。

こんな長くなりました。

ライン川の流れに沿って進みます。

ツェルマットを出るときはあんなに晴れていたのに、一転の雨模様。

雨が小雨になったところで国鉄との接続駅クールに到着。

名残惜しいですが、ここからはＩＣでチューリッヒへ。

クール駅で降りたのは日本人ばかり。
個人で手配しようが、限られた休暇で旅行すれば周遊ルートはみんな同じってことですかね？