1961/11/01 - 1961/11/01
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ソフィさん
1961年11月1日(木・祭)
今日は「トゥーサン」と呼ばれる祭日で、仕事は休みだ。
日本語では「万聖節」と呼ばれ、すべての聖人を記念する、キリスト教の祝日らしい。
英語では「オール・ハロウズ」とか「ハロウマス」などと呼ばれ、「ハロウイン」は「ハロウ・イヴ」が訛ったものという。
やや旅疲れ気味の上、懐のことも考えて、今日は一日パリに留まることにする。
午後は「シルク・ディ・ヴェール」という、サーカスの常設館に行く。
入場料9フラン(当時650円)払った割に、面白くない。
しかし、象が一本足で立ったり、二本足で歩いたり、子供たちに見せればどんなに喜ぶだろうかと思いながらの、見物だった。
夜日本館に行き、8月から9月始めにかけての朝日新聞を、片っ端から読んだ。
しばらく世間の動きを知らなかったので、むさぼるように読みふけった。
パリではOASが暴れて、アルジェリア人が37人も死んだとのニュースが、もっぱらだ。
OASは、アルジェリア独立に反対する軍隊組織で、フランス軍の一部まで加担している。
アルジェリア独立運動は1954年に生まれ、ド・ゴール大統領になってから、独立を認めようとした。
その動きに反対するフランス人が、独立反対運動を始めたのだ。
アルジェリアに根付いてしまったフランス人が、独立を反対している。
簡単に言えば、フランスの内戦なのだろう。
大統領暗殺まで、企てたという評判がある。
パリの街角では、毎日プラスティック爆弾が爆発し、死傷者が絶えない。
その割に街が冷静なのは、不思議である。
これが日本ならば、もっと大騒ぎになるだろう。
この国は、永年繰り返された戦争で、戦争慣れしているからだろうか。
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