2006/07/02 - 2006/07/10
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こまちゃんさん
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水墨山水画の題材で最も取り上げられる景色に、ここ桂林水郷の風景があります。
奇妙に際立った数々の山々が連なり、その山並みの一角に、清水を蕩々と湛えた川が流れている。全ての動植物の生命の源になっているこの川は「漓江」と呼ばれ、人々の生活を支え、涸れる事なく流れ続け、見る人の心を癒し続けています。
小船に揺られ、雑念を捨てて川面を見つめ続けていると、人はきっと、忘れかけていた何かを見つけられるでしょう。
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7月5日。
朝8時半にバスが迎えに来た。外は何となくまだ薄暗い。
このツアーを申し込めば、マイクロバスがお客のホテルを廻って部屋に連絡を呉れるので、時間までに準備して待っているだけで良い。
中国にしては珍しい「旅行者の立場に立ったサービス」。
これが受けられるのも桂林ならではと感じた。 -
船の出る磨盤山埠頭までは30分くらい掛かるが、途中に立ち寄るホテルの方向や数によって時間は前後するでしょう。
今日の天気はかなりよさそう! -
ちょっと走ると、一般的に桂林を想像する景色が目の前に広がり始める!
この時、「コレが日本人の知る桂林の風景」と感じる。
街中ではその片鱗しか感じられないから・・・ -
桂林の郊外へ来ると、殆どがこの風景。
船に乗る前から気分が盛り上がってくる! -
30分も走ると、空も完全に明るくなり上々の天気が広がって来た。
もうそろそろ埠頭に到着する。
今日は焼けそうだなぁ・・・ -
ガイド君による丁寧な説明。
若いけどしっかりしたガイド。
帰りは船が到着する陽朔から桂林までは、この車両を含む彼等の手配するバスが先回りしているので、それに乗って帰ってくる事などを説明してくれた。
乗っているお客さんのそれぞれが、到着後の観光コースが違う為だ。 -
9時10分、漓江下りの出発点の磨盤山埠頭に到着。
日差しが眩しい〜!!(><; -
磨盤山埠頭の駐車場。
マジ、天気良いですね!
良かった!
(おいおい、根本的には出張で来たんでしょ。(~~;) -
駐車場にあった、サイと飛天のオブジェ。
謂われは判りませんでした。。。 -
出発までの待合室は、実はお土産店。
ここで涼む皆さん。中はエアコンが効いています。
バスの到着と同時に、時間までここで待つように言われます。
「時間」と言うのは、チケットの発券と2階席へのアップグレードの為ですが、ここでの「消費」も兼ねています。
10年前に来た時は、埠頭前にバラック小屋が建っていて、そこでチケット買って乗りました。
土産屋もあったけど、極簡単な感じのものでしたね。 -
劉三姐の物語は、桂林で有名な故事。
この広告に書かれている文字の字体と内容が良いと言う事で、写真に撮って残しましたが、良く見ると綺麗な漓江のシーンが使われていたんですね。 -
チケットが来たので受け取る。
費用は申し込み時に支払うので(今回は趙総の招待)、乗船券に交換するだけ。
因みに費用は、前日購入ながら趙総の顔割で225元でした(乗船券引き換え用の申し込み票に書かれていた)。
今はシーズンで人が多く、ホテルも満室でした。
伝が無ければ、なかなか前日には手に入りませんよね。
狸さ・・いや、趙総、ありがとう!
皆が右方向の「碼頭」の方向へ向かうけど、爺ぃは真っ先に川べりに向かって涼しい川縁の通路から埠頭へ・・・ -
前方に埠頭が見えてきました。
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「果物やトマト買って〜!」と、埠頭付近に陣取った縁台から声が掛かる。
バナナやきゅうりも有った。
こちらの人は、旅行にきゅうりを丸のまま持って出る人が多いんです。
思い思いの場所でかぶり付いています。 -
我々の乗る書童36号は7番埠頭。
ここですね。
この炎天下にも係わらず、埠頭ごとにおじさんが立っていて、旅行者に丁寧に案内をしていました。
暑いのにご苦労さんです。
上海や北京などの都会の連中には無理なサービス労働ですね。 -
自分が乗る船は、一番手前に停泊中。
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2階席の空きがあるかどうか、さっきの待合時間中に確認して貰って、幾つかの空きに対応できたという事でGETしたけど・・・
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・・しかし、日光の直射がきつくてエアコンが効きません。(@@;20元加算して損した感じです。
で、申し込んだ人全部が入れたという事は、知っている人は敢えて1階へ行くのではないでしょうか・・・
観覧時の天井デッキへは、階を問わず上がれますから。
2階の専用デッキは、2階の客しか使えませんが、前方のみで不便でした。 -
案内係のおじさん。
みんなを送り出して一安心って感じ。
炎天下に晒されて大変なのに、本当に丁寧に指示していました。
腕や首に巻いたタオルが印象的。
都会の無愛想で怠慢的なものとは全然違っていて良いですね。 -
離岸です。
桂林で感じる事は、サービス面でのモラルの高さ。
町改造と共に人も徹底教育されているのか、そもそも道徳観が高いのか・・・。
中国は広いので、善きに付け悪しきに付け、意外な所に意外な事を見出せます。 -
一旦バックで川に侵入し、画像前方方向へ進みます。
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船内で色々説明や注意事項を聞いていると(実際は窓から景色に夢中になっていましたが・・)、20分ほどするとこの光景が。
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早速デッキに出て、眺めを見ながら自然の空気を満喫。
澄んだ水の輝きが綺麗です。 -
観光シーズンなので、船は縦列に繋がって進みます。
船の写らない画像は期待できませんでした。 -
三峡下りにも似ている感じですが、山岳地帯が切り立っておらず、首が痛くはなりません。。。(~~;
でも、水位が上がった三峡は、こんな感じだったりして・・・ -
たまに出会う崖の崩れた壁面が、ちょっぴり三峡チックに見えます。
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こまの場合、ここの「水」に魅力を感じます。
全ての始まりはこの水から。だからでしょうか、水面をボリュームアップした画像が多い事、、、(^^;
(トリミングに苦労しますが、画像と向かい合いながら、色々考えるのも楽しいです) -
「画家は写真がお好き」シリーズが出ていませんでしたね。
お天気が蔭ってきたので、ノーストロボだとこんな感じ。。。(電池がピンチだったので・・) -
観光シーズンなので、船の縦列に繋がって進みます。
別の船が入り込まない風景は期待できませんでした。 -
爺ぃが手に持っているのは、昨夜の両江四湖クルーズで貰ったウチワ。
この場では、ピンナップには縦写しは向きませんね・・・(^^;
折角の山並みが勿体無いです。
写してから気付くドンくさいこま・・・(~~; -
「水」には欠かせない「雲」。
こまはこの雲も大好きです。
一日に何回か、こうして雲を仰ぎますが、都会の雑踏に居ると、そんな事さえ忘れてしまいがち。
出来るなら、ハイジのように乗ってみたいねぇ・・・
(40半ばのおっさんにゃぁ、似合わん、似合わん・・・) -
今回、100人程の乗客の中には、外国人はこのフランス人2人とこまの3人だけ。
彼等は、みんなから「一緒に写真お願いします!」ってな感じでアイドル状態でした。
こまは、、、爺ぃが日本人とバラしても、暫くは信じてもらえませんでした。
昨日の鍾乳洞内で家族写真を撮ってあげた一家が、偶然にもこの船に乗っていました。
彼等が一番、「へ〜〜?」って感じでした。
事がはっきりまとまったのか、急に色々話が弾みます。
今までであった日本人は、「東京」さえもちゃんとしゃべれない変な発音の人ばかりだったよ。
日本人なら、みんな「そんな感じ」だと思っているから、昨日の写真撮影でもじぇんじぇん判らんかったよ。
(こま:会話ったって、ちょびっとだけでしょ・・・)
こまが中国人の撮影援助で話す言葉:
?.「別看相机的鏡頭,看我的手!」(と言って手を上げる)
?.「1.2.3・・」パシャ!「好了!」
?(相手の「謝謝」に対し)「不用,不用」 -
これは、漓江下り名物の「筏の物売り」です。
民芸品や工芸品のフェイクが多いです。
こうやって、筏のツルを船に引っ掛けて固定、人が客に向かって物を見せたり値段交渉します。 -
にいちゃんが持っている「赤い水晶原石(まがいのもの)」を爺ぃが見せてもらう。
2階のデッキなので背伸びしてやっとこさでした。
最初、「80元」と言うので、半額にしたらあっさり半額で納得。今回同行の女性に「記念になる」と言うことでプレゼント。
同じものは沢山売ってます。
彼等から買ったことが思い出になるので、金額や商品の内容ではないと言う事で買った次第。
普通なら、こんなちゃちなガラス球、誰も買いませんから。(^^ -
お金もこうやって背伸びして・・・
支払う「50元」を相手に伝えて、先にお釣りを受け取りました。その後で料金の50元を渡しました。
(丁度50元を渡している所)
爺ぃ曰く、「そうしないと、50元持ってかれるのイヤじゃからな」
う〜ん、中国人の思考ポイントの違いを垣間見ました。(^^;
商品はこっちにあると言いましたら、「こんなもん数元で手に入るガラスじゃ。40元はかなり高いくらいじゃよ。でも、この労働力に感化されるから支払えるんじゃよ」
・・・なるほど。 -
ウネウネと曲がる漓江を、どんどん下って行くけど、突き出した感じの山々は、何時までも続いています。
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その山の向こうは、どこまでも山が続くかの如く。。。
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行く手を阻むかのように山並みが立ち並んでいます。
左には村らしきものも見えますね。 -
暫く、色んな漓江風景をお楽しみください。
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小型船の観光客が、洞窟前で停泊しています。
横穴の入り口には、小船がスタンバっていますから、中に鍾乳洞でもあるのかもしれませんね。 -
ちょっと加工してパノラマ画像。
山水画には、やはり横長がお似合い? -
漁をしている人を発見。
小魚が獲れるそうです。
今日のお昼に戴くお魚かも・・・ -
誰かが「スパッ」と剥ぎ取ったみたいな壁面。
大小3つの小山が繋がって崩れていますね。
地形成形時に崩れたのでしょうか。 -
アーチ状の橋が架かっているよう。
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水の営み。
カメラの限界で、揺らぎ具合を上手く残す事が出来ません。 -
さっきのフランス人女性。
物思いに耽る様子が絵になる感じだったので、後姿でしたが失礼して。 -
「食事の時間ですよ!」とアナウンスが入り、一旦席に戻るお客たち。
食事の前に紹介されたビールやおつまみ類。
さっきのではないですが、猟師が取った小魚の料理もあるそうですので、早速こまたちも肖ってみました。 -
これが当地の名物、小魚の丸揚げ。
めっちゃ旨かったのでもう一皿お変わり!!
ビールも冷えていて良かった。
濃い目の刺激なので見てみると、アルコール度数は4.4%以上になっていました!
中国では高めの数値ですね。
(コップがガラスじゃないのが残念・・写真も生きないですね。(^^;)
では、其の6に引き続き、漓江下り「午後の部」をお送りいたします。どうぞお楽しみ下さい!
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