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ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ<br /><br />7月7日。<br /><br />窓から差し込む日差しは暑いくらい。冷房をつけ、食事に行く。<br />のんびり食べて10時には港につく。<br /><br />海から見るヘルシンキはあんまり美しい町ではない。<br />予定では明日の一番でタリンへ行くつもりだったが、どうも朝の便はないらしい。ならば、今日、タリンへ行ってしまおう、タリンで泊まっても良い。タリン行きのシリアラインの様子を聞こうといろんな人に尋ねたが聞くたびに違うことを言われ、シリアラインのターミナルも探して、ずいぶん歩き回る。<br /><br />とうとうわからなくてヴィーキングラインのターミナに戻り、タクシーで「シリアラインのターミナル」というとつれて行ってくれたが、とても歩いて行ける距離ではなかった。<br /><br />ここで中国人の団体に会った。台湾からの一団で、これからスウェーデンに向かうのだという。お年寄りが達者な日本語で話すのが、歴史を知る者にはひっかかる。<br /><br />以前にバルト3国の歴史を読んでいたので、出来ればバルト3国に入りたいと思っていた。エストニアにはビザがいらないと知り、ソ連圏に併合され、独立までの厳しい道のりを歩んだその地に急遽足を踏み入れることにした。<br /><br />シリアラインの受付は親切。そこでタリンまでのチケットを買い、高速船シーキャットに乗って1時間半、エストニアのタリンに着く。乗客の子どもたちがピカチューのぬいぐるみを持っている。「ピカチュー?」ときくと、頷いている。ピカチューも国際的になったものだ。<br /><br />イミグレイションでは日本人のためか(この船には東洋人とおぼしき客は私達以外いなかった)時間がかかったが、無事入国できる。持っていたクローネを両替する。<br /><br />雨が激しく降っている。タリンで一泊しようと思っていたが、この雨では。やむなく荷物を預け、外に出るとタクシーが「2時間で400エストニアマルクでどうだ」と声をかけてきた。相場もわからないが、この雨ではどうしようもない。承諾して車に乗る。<br /><br />タリンの歴史的エリアはすばらしい。ナチスもこの歴史的古都は破壊しなかったのだそうだ。雨の中を外に出てシャッターをきりまくる。旧市街の佇まいはよい。きれいな町だ。<br /><br />途中、ぞろぞろと、旗をもって昔の農協さんさながらの3組の団体にあった。運転手があれはヤンキーだという。たしかにヤンキーだった。アメリカも今は景気がいいのだろう。しかし、こんな大勢の団体でやってくるとは。<br /><br />新市街の方は、まだソ連時代の影が残っている。<br />森の中の家の前に兵士が立っている。<br />「何してるの?」ときくと「あれは官邸だ」という。<br />ほほう、あの程度の警備でいいなら、この国は治安はいいのかも。<br /><br />官邸の前はスターリンの滞在した家。私たちはクリーム色の壁をKGBカラーと言っているのだが、まさにそれ。「寄るか」と聞くので、「スターリンは好きじゃないからからいい」と断る。<br />それを聞いて、運転手は笑っている。ちょっと反応はわからない。<br /><br />そのうちに雨があがり、光も差し出す。「泊まりたくなっちゃったねえ」と言いながら、でも荷物を預けてあるので、ターミナルに戻る。運転手に約束のお金と残ったお金を全部やってしまう。運転手はよろこんでいる。<br /><br />シリアラインの18時のキップを買おうと思ったら、満席で、22時の船しかないという。それでは遅い。早い船はないかと聞くと、タリンクを聞いてみれば席があるだろうという。タリンク(エストニアの船)は4時15分発。すぐ出発だ。<br />急いで、チケットを買い、パスポートコントロールを通り、乗船する。<br /><br />船は十分空いていた。この船にも免税店があり、私たちの座ったところが会計の場所だったのでうるさかったけど、人々がどんなものをかうのか興味をもって見ていた。ほとんどの乗客が酒、タバコ、チョコレートを買う。どういう状況なのか図り知れずにいる。<br /><br />港にもホテルはあったが、ラマダ・プレジデントが駅の近くなので泊まる。フィンランドの価格は安い。日本人ツアーも多い。食事前に白夜を利用して市内一周の電車に乗る。<br /><br />あーあ、タリンに泊まるべきだった。どうも海から見たヘルシンキの第一印象がわるかったらしい。ということは、都市づくりには第一印象も大事ということになる。フィンランディア、シベリウスのイメージに憧れてはいたのだが。でも、出来るだけ歩き回る。<br /><br />明日はタンペレをまわってトゥルクに行こうということになる。<br />食事をし、風呂に入り、洗濯をし、寝てしまう。北欧のホテルは洗面所に熱いパイプが通っているので洗濯物を干すのに都合がよい。<br /><br />

北欧記5

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2000/07/04 - 2000/07/19

1323位(同エリア1579件中)

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15

buchijoyce

buchijoyceさん

ヘルシンキ→タリン→ヘルシンキ

7月7日。

窓から差し込む日差しは暑いくらい。冷房をつけ、食事に行く。
のんびり食べて10時には港につく。

海から見るヘルシンキはあんまり美しい町ではない。
予定では明日の一番でタリンへ行くつもりだったが、どうも朝の便はないらしい。ならば、今日、タリンへ行ってしまおう、タリンで泊まっても良い。タリン行きのシリアラインの様子を聞こうといろんな人に尋ねたが聞くたびに違うことを言われ、シリアラインのターミナルも探して、ずいぶん歩き回る。

とうとうわからなくてヴィーキングラインのターミナに戻り、タクシーで「シリアラインのターミナル」というとつれて行ってくれたが、とても歩いて行ける距離ではなかった。

ここで中国人の団体に会った。台湾からの一団で、これからスウェーデンに向かうのだという。お年寄りが達者な日本語で話すのが、歴史を知る者にはひっかかる。

以前にバルト3国の歴史を読んでいたので、出来ればバルト3国に入りたいと思っていた。エストニアにはビザがいらないと知り、ソ連圏に併合され、独立までの厳しい道のりを歩んだその地に急遽足を踏み入れることにした。

シリアラインの受付は親切。そこでタリンまでのチケットを買い、高速船シーキャットに乗って1時間半、エストニアのタリンに着く。乗客の子どもたちがピカチューのぬいぐるみを持っている。「ピカチュー?」ときくと、頷いている。ピカチューも国際的になったものだ。

イミグレイションでは日本人のためか(この船には東洋人とおぼしき客は私達以外いなかった)時間がかかったが、無事入国できる。持っていたクローネを両替する。

雨が激しく降っている。タリンで一泊しようと思っていたが、この雨では。やむなく荷物を預け、外に出るとタクシーが「2時間で400エストニアマルクでどうだ」と声をかけてきた。相場もわからないが、この雨ではどうしようもない。承諾して車に乗る。

タリンの歴史的エリアはすばらしい。ナチスもこの歴史的古都は破壊しなかったのだそうだ。雨の中を外に出てシャッターをきりまくる。旧市街の佇まいはよい。きれいな町だ。

途中、ぞろぞろと、旗をもって昔の農協さんさながらの3組の団体にあった。運転手があれはヤンキーだという。たしかにヤンキーだった。アメリカも今は景気がいいのだろう。しかし、こんな大勢の団体でやってくるとは。

新市街の方は、まだソ連時代の影が残っている。
森の中の家の前に兵士が立っている。
「何してるの?」ときくと「あれは官邸だ」という。
ほほう、あの程度の警備でいいなら、この国は治安はいいのかも。

官邸の前はスターリンの滞在した家。私たちはクリーム色の壁をKGBカラーと言っているのだが、まさにそれ。「寄るか」と聞くので、「スターリンは好きじゃないからからいい」と断る。
それを聞いて、運転手は笑っている。ちょっと反応はわからない。

そのうちに雨があがり、光も差し出す。「泊まりたくなっちゃったねえ」と言いながら、でも荷物を預けてあるので、ターミナルに戻る。運転手に約束のお金と残ったお金を全部やってしまう。運転手はよろこんでいる。

シリアラインの18時のキップを買おうと思ったら、満席で、22時の船しかないという。それでは遅い。早い船はないかと聞くと、タリンクを聞いてみれば席があるだろうという。タリンク(エストニアの船)は4時15分発。すぐ出発だ。
急いで、チケットを買い、パスポートコントロールを通り、乗船する。

船は十分空いていた。この船にも免税店があり、私たちの座ったところが会計の場所だったのでうるさかったけど、人々がどんなものをかうのか興味をもって見ていた。ほとんどの乗客が酒、タバコ、チョコレートを買う。どういう状況なのか図り知れずにいる。

港にもホテルはあったが、ラマダ・プレジデントが駅の近くなので泊まる。フィンランドの価格は安い。日本人ツアーも多い。食事前に白夜を利用して市内一周の電車に乗る。

あーあ、タリンに泊まるべきだった。どうも海から見たヘルシンキの第一印象がわるかったらしい。ということは、都市づくりには第一印象も大事ということになる。フィンランディア、シベリウスのイメージに憧れてはいたのだが。でも、出来るだけ歩き回る。

明日はタンペレをまわってトゥルクに行こうということになる。
食事をし、風呂に入り、洗濯をし、寝てしまう。北欧のホテルは洗面所に熱いパイプが通っているので洗濯物を干すのに都合がよい。

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