2002/11/05 - 2002/11/16
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buchijoyceさん
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11月14日(木)
カーテンを引くと、空が明るんでいる。
いい天気になりそうだ。先ずはティボリに行って、時間があったら近くのオスティア・アンティーカに行こうということになる。
朝食をすませ、マオリッツオさんにメトロの駅まで送ってもらう。one day ticketは3.10ユーロだが、1回券は0.77ユーロ。売店で、地下鉄、バスで行きだけは使えるから1回券の方が割安と教えてもらって、帰りの分も買う。そして地下鉄のP・mammaloで下りるとTivolli行きのバスがあるからそのまま乗っていけばいい。帰りは自力で帰るというPapasanに地図を渡して、でも電話すれば迎えに来るから遠慮なく、と言ってマオリッツオさんは戻って行った。
時計を見ると9:10。P・Mammaloまで35分。ここで下り、9:50のバスに乗る。バスでティボリまで30分ぐらいかかったろうか。
先ずはエステ荘に行く。庭園にはいたるところに趣向を凝らした噴水がつくられている。大きな木々はいい。写真を撮りながら、この別荘の由来をpapasanが読んでくれるのを聞いている。
でも、こんな坂と階段、楽しむったって、大変だったろう。昔の人はそんなに長生きしなかったから、それに歩くのは慣れてたのかな。
街中で一休み。お昼をたっぷり食べてしまうと、今夜のディナーが食べられなくなる。バールでめずらしくケーキとお茶と注文する。ズコットだ。美味しいんだが、量が多いし、私には甘すぎる。これは溶けてしまうから、ハトに持って行くことは出来ない。papasanは屋台でぶどうを買っている。つぶれても知らないよ。
さて、これで引き上げると思いきや、VILLA グレゴリアーナに行くという。道を尋ねるとグレゴリアーナは目下閉鎖とか。そこでバスで下って、VILLA アドリアーナへ行こうという。中学生ぐらいの子どもたちがどこで下車すればいいか、下車したらあの角を曲がってなどど、親切に教えてくれる。親切に教えてもらったのはいいのだが、入り口までの遠いこと!カメラバッグは持ってくれたが、30分以上はかかっただろうか。それだけですっかり疲れてしまった。もう歩くはいやだ。
でもせっかくきたのだから、ちょっとのぞいていこう、という。チケットを買い、歩き出すと坂道が続く。ベンチもない。私がわめくこと、わめくこと!あそこの上まで行って戻ろう。その言葉を信じて、重い足を一歩一歩引きずるようにして歩く。しかし、アドリアーナはエステ荘よりはるかに広く、廃墟が並んでいる。これは趣があっていいのだが、歩くのは・・・やっとベンチがあった。ここで一休み。
重いカメラを持っての旅は限界だなァ、と弱音を吐く。でも、カメラなしの旅行はしたくないし、といって1眼レフじゃなきゃまだいやだし・・。趣味と言えども苦労なものだ。
大きな池にはアヒルたちがいる。パンをちぎって与えるとよってくる。気分転換するとまた歩ける。観光客はほとんどいない。
チケット売り場に戻って、タクシーを呼んでもらえないかと聞くと、入り口の反対側のホテルに電話があるから、そこで呼んでもらえという返事。ホテルのCafeでpapasanはビール、私はお茶を飲みながらタクシーを待つ。
ほどなくタクシー到着。近くのバス・ストップまで送ってくれと頼む。送迎をかねての料金だろうが、歩き始めた地点まで16ユーロかかった。バスもすぐに来たので、それに乗りかえ、地下鉄で帰る。FERMIに着いたのが5:10.
papasanの計算では、5時半くらいにはB&Bに着くから、シャワーを浴びて、着替えをしてディナーにちょうどいい時間になる、という。
705番のバスもすぐあった。HOTEL SHERATONが目印。それもわかった。朝、前のマーケットからでも、ターミナルからでもいいと教わっていたので、ターミナルでおり、歩き始める。
ところがである。右へ曲がるところを左に曲がってしまったらしい。上り坂が続く。えーこんな坂あった?地図を片手のpapasanは自信たっぷり。とにあれ、地番の81を探して歩く。あった、81番。しかし、そこは魚屋さんだ。店の人に地図を見せ聞くと、もっと下だと言う。二つ目の角を左に曲がって下りて行きなさいと教えられ、すっかり暗くなった道を歩く。刻々と約束の6時に近づいていく。
すると車が止まって合図の音。見るとさっきの魚屋のオジサンがドアを開け、乗れという。乗ると車はぐるぐる回ってターミナルまで来た。そしてまたのぼり、私たちが左に折れたところで泊まり、道を右に行けと教えた。彼はNIHONBASHIは知らないからと、そこで下ろしてくれた。なんと親切な。大感謝だ。
歩き始め、地番を見ると数が若い。不安になって、ターミナルに引き返し、電話をかけることにする。ところが電話がない。花屋のオジサンに聞くとスーパーの前にあると教えてくれた。スーパーで牛乳等を買い、お金を細かくして電話のそばに行く。やっと見つけた電話は若い男性がながながとおしゃべりしている。私たちのやきもきしている態度を見て、花屋のオジサンがやってきて、早く代わってやれ、と言っている。でもなかなか。拝み倒すようにしてやっと代わってもらった。
マオリッツオさんが出て、「心配なく。1分でそこに着きますから」という返事。マオリッツオさんの車、青い車めがけてpapasanがもうぜんとダッシュ。マダムのお父さんも一緒に来てくれた。よかった、これで一安心。さっき車を下ろしてもらったあの道でよかったのだ。6時はとうに過ぎていた。1時間近くさまよっていたことになる。
急いで部屋に戻り、それでも汗をかいたのでpapasanはシャワーを浴びてから、着替えて下りてくる。私は顔だけ洗って、カメラを持って急いで台所のMammaのところにかけつける。料理をしているMammaの姿を撮りたかったのだ。しかし残念。準備は整い、後は火を入れるばかり。
papasanが下りてきた。テラスのテーブルにはセッティングが出来ている。マオリッツオさんが給仕をしてくれる。先ずは冷たい白のワインが食前酒として注がれた。アンティパストはプロシュートにパルメザンチーズをかけたもの。3種類のパテ。トスカーナとシチリアと自家製のパテだという。野菜、オリーブ、真ん中にオリーブオイル、トマトの漬物。盛り付けがきれい。メインのシチリア・ワインの赤を大きなグラスのついでくれた。
美味しい!残さず食べる。
ワインは今夜は控えめ、でないとナイトツアーにいけなくなるから。続いてプリモ。2種類のパスタ。ひとつはシンプルなトマトソース。このパスタはなんていうんだろう。もうひとつは緑のソースのスパゲティとミントの葉。どちらのソースも自家製だと言う。このパスタが気に入った。私の好みのアルデンテだ、と告げる。いつも私の一回分のパスタは70gにしているというと、これもそのくらい、イタリア人はもっと食べるが、量を少しと頼んだので、すべて控え目にしてあると言う。これまたBUONO、BUONOと平らげた。
セコンドはビーフの串焼き。ズッキーニがはさんである。ここで思い出したように写真を撮った。初めから撮ればよかったのに。
ドルチェはマダムが作っていったので名前がわからないとマオリッツオさん。チーズケーキにナッツがいっぱいついているもの。甘味も控えめ。
美味しかった。イタリアへ来て、いろんなリストランテやバールに行ったけど、Mammaの料理が一番美味しかった、というとMammaも喜んでいる。「この人が美味しいって食べるのは、ほんとに美味しいときですよ」とpapasanが余計なことを言っている。
しばらくマオリッツオさんの通訳でMammaとイタリアのお菓子の話をした。私がイタリアンではティラミスやズッパ・イングレーゼ、たまにズコットをつくると言うと、Mammaはよくつくると言う。そこで使うリキュールを教えてもらった。たのしかった。ロレーナさんも料理は上手だそうだ。うん、この母あってこそだろう。
8時過ぎ、マオリッツオさんの車で、夜のローマ見物に出かけていく。ご両親が来ているのは、孫のためだろう。
夜のローマは、以前もホテルの近くに食事に出たくらいで、歩いたことはない。歴史的建造物はライトアップされ、これがローマかと思うくらい静かで、しっとりとしている。とてもいいムード。ネオンサインがない。街灯もライトアップもオレンジ色の統一した光だ。
アマルフィもそうだったが、これはイタリアの基準なのかもしれない。フォロ・ロマーノやいくつかの教会をまわる。ローマには50もの教会があるという。かさこそとプラタナスの枯葉を踏みしめながら、またまたずいぶん歩く。
ナヴォーナ広場はまだまだ宵の口。人がいっぱい。「何か飲まない?」papasanがいうけど、私はすっかり眠くなって、「Sleepy」を繰り返している。「サン・パウロは?」とマオリッツオさんが聞くが「No thanks.帰りたーい!」時計を見るともう10時過ぎ。今日一日で5年分ぐらい歩いたよ。
部屋に戻り、せっかくのバスタブもパソコンも使わずに、寝てしまう。ローマ最後の夜はこうしてふけた。でも大満足!
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