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7月10日(土)<br />よく寝た、目を覚ますと7時をまわっている。<br />8時に食事に行く。ライ麦のパンがおいしい。<br />そういえば、ケニアのパンに記憶がない。食べ物がいっぱいあったから、パンは動物にやってしまい、食べなかったんだ、味見をしとくべきだった、失敗失敗。<br /><br />運河沿いに王宮の前を通って、中央駅まで歩いていく。<br />朝なのに、もうずいぶん人が出ている。駅のATMでユーロをおろす。そのユーロを共同金としてHさんに渡した。<br /><br />アルクマールへ直行、帰りにサーセスカースにより、アムスに戻る、といってチケットを買った。アルクマールへは9時57分のインターシティで行く。アムステルダムから3つ目。<br />電車から風力発電の風車がならんでまわっているのが見える。<br /><br />Nさん以外はオランダは来ている。といってもMさんはツアー。<br />Hさんは市がオランダの地方都市と姉妹提携しているので、5,6回オランダには来ている。ホームスティもしている、大のオランダびいき。私は何回目になるだろうか。<br /><br />アルクマールの駅を右手に曲がり、さらに左手に曲がると教会が見えてくる。マーケットは教会の近くのはず。やっぱりボケているんだ。チーズ市は金曜日しかやっていなかったんだ。着く日が金曜日だから、元気なら荷物を駅に預けて行ってもいい、と私がみんなに説明してたように思うけど、そんなことすっかり忘れてしまっていた。でも土曜日だから市がたっていて、にぎわっている。冷やかしていこう。<br /><br />テントをのぞくと「のりまき寿司」が売っている。玄米でつくったのだそうだ。<br />「売れる?」<br />「かなり人気がある」<br />「へぇ〜」「だれが作っているの?」<br />「ここに住んでいる日本人」<br />「ふ〜ん、帰りに買ってみようか」<br />またまた、買い物好きのオバサンたちはやたらと引っかかっている。<br /><br />昼近く、どっかにレストランがあったけど、と言いながら駅まで戻ってしまった。もう面倒だから駅のカフェテリアでいいとしよう。<br /><br />1時27分でサーンセスカーンスへ。<br />駅から15分くらい歩く。途中骨董品やさんがあった。<br />Hさんが、もうひっかかっている。<br /><br />橋が見えてきた。もうすぐだ。橋の上から風車を見る。きれいだ。<br />と、橋の中央でストップ。なんとこの橋、跳ね橋なんだ。下を船が通っていく。<br /><br />先ずは風車。最初の風車は製材所。<br />ひとつ飛ばして入ったら、チケット売り場に若い日本人女性。<br />ここのオーナーの奥さんの友達で手伝いに来ているとのこと。<br />「奥さんって日本人?」<br />「そうです。いま木靴のところで仕事をしています」<br />ここの風車はピーナッツから油を絞って、さらにその絞りかすをかためて、飼料をつくっていた。<br /><br />外に出ると、目の前には広々とした牧草地。アオサギが人を恐れるでもなく、ジットこちらを見つめている。川の方が高い天井川だ。<br /><br />チーズ工場と、木靴工場を見る。買い物をしているオバサンたちを外のベンチに座って待っている。日差しは暑い。う〜ん、待たされる時間が多い。<br /><br />かえりさっきの骨董品やさんで、Hさんが往きに目をつけていったという品物を見る。でももうクローズだと主人が言っている。Hさんが目をつけていたのは金物の脚のついたサイドテーブル。中央にタイルがはめ込まれている。<br />「タイルがよくないよ。絵に品がない。日本の方がずっといいものを売っているよ」<br />「だいたい持っていけないよ」<br />やっとあきらめさせる。<br /><br />4時27分でアムステルダムへ帰る。今度は各駅停車。<br />アムステルダムは人、人、人であふれかえっている。<br />これだけでうんざりなのだが、オバサンたちはまたまたショッピング。いい加減うんざりして、私だけひとりでホテルへ帰る。<br />女の人の付き合いはこれだけはいやだ。<br /><br />1時間余りして、部屋に戻ってきた。跳ね橋が見たいという。<br />ホテルからすぐ近くだから、とカメラだけ持って出かけていく。<br />大きいのやら小さいのやら、船が盛んに橋の下を行き来している。結婚式のパーティあり、家族や友人たちの団欒あり、みなそれぞれに船の中央のテーブルに、飲み物やおつまみをおいて週末をたのしんでいる。時折、私たちに手を振っていく人もある。行きかう船を見ているだけでたのしい。運河は人々の生活にこういう潤いを与えていてくれているのだ。むかし、シャンソンに「舟遊び」というのがあった。<br /><br />「むかしは週末は舟遊びでたのしんだ。いまのように暮らしは豊かではなかったけど、たのしく暮らしていた」と舟遊びが出来たころを懐かしむ歌だった。<br /><br />夕食。今日はワインをフルボトルでとった。メインは肉。ウィンナシュニッツェルを。出てきた料理はウィンナ・シュニッツェルにはにてもにつかぬ子牛のフライ。肉がトンカツほどの厚さなのだ。まぁところかわればしかたがない。でも平らげた。<br /><br />昨日は気がつかなかったが、ロビーにPCがおいてあり、子どもたちが遊んでいる。フロントでカードを買って、使うみたいだ。<br />10時過ぎ、インターネットをやりにいく。初めはもたつくだろうから、45分のカードを10ユーロで買った。<br />やっぱりもたもたした。フロントにYahooを出してもらった。<br />掲示板にアクセスしたが、文字が文字化けしてしまい、何にも読めない。勘で書きこみだけした。ところが途中から大文字になってしまい、シフトキーを押していないと小文字にならない。文字ツールがわからなかったのだ。<br /><br />部屋に戻って、Mさんと真夜中すぎまで話してしまった。<br />夕べは窓を閉めて寝たら暑かったので、今夜は窓を開けっ放しで寝る。<br /><br /><br />

ジャンボ ハバリ11

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2004/07/01 - 2004/07/13

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buchijoyce

buchijoyceさん

7月10日(土)
よく寝た、目を覚ますと7時をまわっている。
8時に食事に行く。ライ麦のパンがおいしい。
そういえば、ケニアのパンに記憶がない。食べ物がいっぱいあったから、パンは動物にやってしまい、食べなかったんだ、味見をしとくべきだった、失敗失敗。

運河沿いに王宮の前を通って、中央駅まで歩いていく。
朝なのに、もうずいぶん人が出ている。駅のATMでユーロをおろす。そのユーロを共同金としてHさんに渡した。

アルクマールへ直行、帰りにサーセスカースにより、アムスに戻る、といってチケットを買った。アルクマールへは9時57分のインターシティで行く。アムステルダムから3つ目。
電車から風力発電の風車がならんでまわっているのが見える。

Nさん以外はオランダは来ている。といってもMさんはツアー。
Hさんは市がオランダの地方都市と姉妹提携しているので、5,6回オランダには来ている。ホームスティもしている、大のオランダびいき。私は何回目になるだろうか。

アルクマールの駅を右手に曲がり、さらに左手に曲がると教会が見えてくる。マーケットは教会の近くのはず。やっぱりボケているんだ。チーズ市は金曜日しかやっていなかったんだ。着く日が金曜日だから、元気なら荷物を駅に預けて行ってもいい、と私がみんなに説明してたように思うけど、そんなことすっかり忘れてしまっていた。でも土曜日だから市がたっていて、にぎわっている。冷やかしていこう。

テントをのぞくと「のりまき寿司」が売っている。玄米でつくったのだそうだ。
「売れる?」
「かなり人気がある」
「へぇ〜」「だれが作っているの?」
「ここに住んでいる日本人」
「ふ〜ん、帰りに買ってみようか」
またまた、買い物好きのオバサンたちはやたらと引っかかっている。

昼近く、どっかにレストランがあったけど、と言いながら駅まで戻ってしまった。もう面倒だから駅のカフェテリアでいいとしよう。

1時27分でサーンセスカーンスへ。
駅から15分くらい歩く。途中骨董品やさんがあった。
Hさんが、もうひっかかっている。

橋が見えてきた。もうすぐだ。橋の上から風車を見る。きれいだ。
と、橋の中央でストップ。なんとこの橋、跳ね橋なんだ。下を船が通っていく。

先ずは風車。最初の風車は製材所。
ひとつ飛ばして入ったら、チケット売り場に若い日本人女性。
ここのオーナーの奥さんの友達で手伝いに来ているとのこと。
「奥さんって日本人?」
「そうです。いま木靴のところで仕事をしています」
ここの風車はピーナッツから油を絞って、さらにその絞りかすをかためて、飼料をつくっていた。

外に出ると、目の前には広々とした牧草地。アオサギが人を恐れるでもなく、ジットこちらを見つめている。川の方が高い天井川だ。

チーズ工場と、木靴工場を見る。買い物をしているオバサンたちを外のベンチに座って待っている。日差しは暑い。う〜ん、待たされる時間が多い。

かえりさっきの骨董品やさんで、Hさんが往きに目をつけていったという品物を見る。でももうクローズだと主人が言っている。Hさんが目をつけていたのは金物の脚のついたサイドテーブル。中央にタイルがはめ込まれている。
「タイルがよくないよ。絵に品がない。日本の方がずっといいものを売っているよ」
「だいたい持っていけないよ」
やっとあきらめさせる。

4時27分でアムステルダムへ帰る。今度は各駅停車。
アムステルダムは人、人、人であふれかえっている。
これだけでうんざりなのだが、オバサンたちはまたまたショッピング。いい加減うんざりして、私だけひとりでホテルへ帰る。
女の人の付き合いはこれだけはいやだ。

1時間余りして、部屋に戻ってきた。跳ね橋が見たいという。
ホテルからすぐ近くだから、とカメラだけ持って出かけていく。
大きいのやら小さいのやら、船が盛んに橋の下を行き来している。結婚式のパーティあり、家族や友人たちの団欒あり、みなそれぞれに船の中央のテーブルに、飲み物やおつまみをおいて週末をたのしんでいる。時折、私たちに手を振っていく人もある。行きかう船を見ているだけでたのしい。運河は人々の生活にこういう潤いを与えていてくれているのだ。むかし、シャンソンに「舟遊び」というのがあった。

「むかしは週末は舟遊びでたのしんだ。いまのように暮らしは豊かではなかったけど、たのしく暮らしていた」と舟遊びが出来たころを懐かしむ歌だった。

夕食。今日はワインをフルボトルでとった。メインは肉。ウィンナシュニッツェルを。出てきた料理はウィンナ・シュニッツェルにはにてもにつかぬ子牛のフライ。肉がトンカツほどの厚さなのだ。まぁところかわればしかたがない。でも平らげた。

昨日は気がつかなかったが、ロビーにPCがおいてあり、子どもたちが遊んでいる。フロントでカードを買って、使うみたいだ。
10時過ぎ、インターネットをやりにいく。初めはもたつくだろうから、45分のカードを10ユーロで買った。
やっぱりもたもたした。フロントにYahooを出してもらった。
掲示板にアクセスしたが、文字が文字化けしてしまい、何にも読めない。勘で書きこみだけした。ところが途中から大文字になってしまい、シフトキーを押していないと小文字にならない。文字ツールがわからなかったのだ。

部屋に戻って、Mさんと真夜中すぎまで話してしまった。
夕べは窓を閉めて寝たら暑かったので、今夜は窓を開けっ放しで寝る。


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