ナクル湖国立公園周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ナクル湖<br /><br />7月4日(日)<br /><br />起床5時45分、荷造りを済ませて6時半朝食に行く。<br />朝食前に絵はがきをフロントへ出しに行く。ヒョウタンをくりぬいたようなポスト。人目がないのを幸いに、私もサルにパンをやった。えへへ。サルは両手で上手に受け取った。<br /><br />7時半出発。一度ナイロビに戻り、ナクル湖へ向かうのだ。<br />一昨日通った道を元に戻る。みやげ物屋でのトイレ休憩も同じだ。ここで昨日の大阪のご夫妻に出会った。二人はこれからマサイマラへ。明後日は私たちもマサイマラだから、再会したらビールで乾杯しましょう!<br />ダンカンさんが、彼らが泊るのはムパタサファリクラブだという。<br />「ムパタサファリクラブって有名なところね」<br />「日本人には有名。マラ シンバとは6kmも離れている」<br />「あはは、じゃぁ、ビールで乾杯は無理だねぇ」<br /><br />ハタオリドリの巣の写真を撮る。一番小さなシカの仲間ディクディクを見た。ダルマワシ、草原ワシ、大型の鳥が悠然と飛んでいる姿は日本ではめったにお目にかかれない。大喜びしている。<br />ダンカンさんの鳥類図鑑を見せてもらうと、ローマ字で日本名が細かく書き込まれている。うーん、勉強家だなぁ。こんな日本にいない鳥の和名をどうして調べたんだろう。辞書には詳しい鳥の名前は載っていないはずだから。<br /><br />ダンカンさんは移動の時は私たちにシートベルトをしめさせる。<br />「どのくらいのスピードで走っているの」<br />「普通120キロ、道がよければ140キロ」<br />運転が上手いんだろうな、そんなにスピードは感じない。<br />でも長距離だから、ときどき手をぶらぶらさせている。<br /><br />ナイロビに入る。ナイロビはさすがに首都。高層建築が立ち並ぶ。街中もきれいだ。でも渋滞もひどい。それにしても緑いっぱいの都市だ。サバンナから戻ってきたのでほかの国に来たかのような錯覚を覚える。街路樹になんとハゲコウがたくさんとまっている。<br />「あっ、ハゲコウだ!」とカメラを構えると、<br />「ナクルにたくさんいる」とダンカンさん。<br />中華レストランでK&amp;Aの現地日本人スタッフのAさんが迎えてくれた。Aさんはまだ若い女性。でも気さくに話をする。彼女は奈良の出身だそう。<br />「なんだ、Aさんが女性だと分かっていたら、お土産持ってきてあげたのにね。」<br />「ダンカンさんはすごい勉強家ですね」<br />「ええ、職人気質のガイドです。だから大勢のツアーではなく、少人数や個人旅行にまわってもらっています」<br />「彼はご指名だなぁ」<br />お昼は中華料理。<br /><br />Mさんがトイレに行ったまま戻ってこない。心配してのぞきに行くと、お腹をこわしてしまったという。程なく出てきたMさんは青い顔をしている。スープや消化のいいものだけ食べておいたら、といって下痢止めを飲ませた。<br />Aさんに見送られて、ナクル湖へ向かう。<br />Mさんの下痢はそれだけで幸いおさまった。よかった。<br /><br />ナイロビ郊外、キクユ族の地。キクユ族はケニア最大の部族。<br />故ケニアッタ大統領もキクユの出身だ。ダンカンさんもキクユの出だそうだ。<br /><br />途中、大地溝帯の展望台を横目に見ながら行く。帰りに寄るから今は通り過ぎるだけだという。そのあたりで、サボテンのような木を見る。ユーホピアという木だそうだ。ユートピアって覚えればいいんだよ。<br /><br />ナイバシャ湖、エメンタイタ湖の横を過ぎる。湖岸になにやら光るものがある。<br />「あれは?」<br />「花のビニール栽培です。見たいですか」<br />「見なくてもいいけど。ここはなんで電力をつくっているの?」<br />「水力と地熱です」<br />「地熱って、火山があるの」<br />「ええ、あの山は火山です。ナイバシャには温泉もあります。」<br />「そうか、キリマンジェロも火山だったよね。ミニキリマンジェロはキリマンジェロの噴火で出来たんだって書いてあった」<br /><br />湖面にピンクのボチボチが見える。フラミンゴだという。<br />トイレ休憩のため木彫をしているところで止まる。<br /><br />4時、ナクル湖国立公園に着く。そのままゲームドライブ。<br />ナクル湖はフラミンゴで有名なところだ。しかし最近、フラミンゴの数が減ってきているという情報は知っている。原因は湖の汚れだとも。最近のテレビで魚の養殖が原因だと報じていたが、見渡す限り、魚の養殖場は見当たらない。<br /><br />湖がピンク色に染まっている。フラミンゴとおもいきや桃色ペリカンの群れ。車を降りて水辺近くまで歩いて行く。すごい、すごい、ペリカンを見るのも珍しいが、その数のすごさ。それが舞い上がり、模様を作り飛ぶ様はまるで空中ショーのよう。<br />岸辺近くにはハゲコウもたくさんいる。アフリカガンもいる。<br />岸辺を移動すると、フラミンゴがいた。コフラミンゴだ。<br />ダンカンさんは最盛期の5%だとはいうが、それでも私たちにはたくさんのフラミンゴだ。<br />きれいだなぁ。<br /><br />続いて草原で白サイを見る、5頭が草を食んでいる。すぐ近くまで車を寄せても平気で草を食べている。サイの耳と尻尾の先はブラシのような茶色い毛が生えている。チトワンでも野生のサイを見たことはあるが、あっちは草の中だから、気がつかなかった。<br />サンショクウミワシが木の上に止まっている。ここは猛禽類も多い。<br /><br />草原でセグロジャッカル、ウォーターバック、インパラ、バッファローを見る。湖の回りは林に覆われている。木の上に登っているヒョウが時には見られるそうだ。私たちは運が強いからと探すが、時期的に無理なようだ。<br /><br />アヌビスバブーンの群れを見る。アンボセリであったのはキイロバブーン。アヌビスという言葉に反応してバブーンの顔を見る。なるほど口がとんがっている。<br /><br />今日のホテルはレイク ナクル ロッジ、バンガローのような三角屋根の棟が軒を連ねる。<br />庭園は広く、遠くナクル湖が見下ろせる。木もいっぱい。いいねぇ、のんびりとするにはもってこいのところだ。<br /><br />部屋のドアをあけると内装はすべて木、ベッドが二つ、蚊帳がレースのように垂れ下がっている。さっそく蚊帳をおろして見る。雰囲気はなかなかいい。おほ、お姫様みたいね。<br />ただ洋服かけがない。それにシャワーだけ。まぁ、一泊だからいいとしよう。ここで初めて日本から持ってきた電池蚊取器をつける。用はなかったけど。<br /><br />食事に行くと生演奏でジャンボ ワナを歌っていた。演奏が軽快なので、この人のCDを買った。1枚、1000シリング。あとで歌詞を書いておいてあげるからフロントで受け取ってと言われたが、貰うのを忘れてしまった。<br /><br />

ジャンボ ハバリ5

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2004/07/01 - 2004/07/13

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buchijoyce

buchijoyceさん

ナクル湖

7月4日(日)

起床5時45分、荷造りを済ませて6時半朝食に行く。
朝食前に絵はがきをフロントへ出しに行く。ヒョウタンをくりぬいたようなポスト。人目がないのを幸いに、私もサルにパンをやった。えへへ。サルは両手で上手に受け取った。

7時半出発。一度ナイロビに戻り、ナクル湖へ向かうのだ。
一昨日通った道を元に戻る。みやげ物屋でのトイレ休憩も同じだ。ここで昨日の大阪のご夫妻に出会った。二人はこれからマサイマラへ。明後日は私たちもマサイマラだから、再会したらビールで乾杯しましょう!
ダンカンさんが、彼らが泊るのはムパタサファリクラブだという。
「ムパタサファリクラブって有名なところね」
「日本人には有名。マラ シンバとは6kmも離れている」
「あはは、じゃぁ、ビールで乾杯は無理だねぇ」

ハタオリドリの巣の写真を撮る。一番小さなシカの仲間ディクディクを見た。ダルマワシ、草原ワシ、大型の鳥が悠然と飛んでいる姿は日本ではめったにお目にかかれない。大喜びしている。
ダンカンさんの鳥類図鑑を見せてもらうと、ローマ字で日本名が細かく書き込まれている。うーん、勉強家だなぁ。こんな日本にいない鳥の和名をどうして調べたんだろう。辞書には詳しい鳥の名前は載っていないはずだから。

ダンカンさんは移動の時は私たちにシートベルトをしめさせる。
「どのくらいのスピードで走っているの」
「普通120キロ、道がよければ140キロ」
運転が上手いんだろうな、そんなにスピードは感じない。
でも長距離だから、ときどき手をぶらぶらさせている。

ナイロビに入る。ナイロビはさすがに首都。高層建築が立ち並ぶ。街中もきれいだ。でも渋滞もひどい。それにしても緑いっぱいの都市だ。サバンナから戻ってきたのでほかの国に来たかのような錯覚を覚える。街路樹になんとハゲコウがたくさんとまっている。
「あっ、ハゲコウだ!」とカメラを構えると、
「ナクルにたくさんいる」とダンカンさん。
中華レストランでK&Aの現地日本人スタッフのAさんが迎えてくれた。Aさんはまだ若い女性。でも気さくに話をする。彼女は奈良の出身だそう。
「なんだ、Aさんが女性だと分かっていたら、お土産持ってきてあげたのにね。」
「ダンカンさんはすごい勉強家ですね」
「ええ、職人気質のガイドです。だから大勢のツアーではなく、少人数や個人旅行にまわってもらっています」
「彼はご指名だなぁ」
お昼は中華料理。

Mさんがトイレに行ったまま戻ってこない。心配してのぞきに行くと、お腹をこわしてしまったという。程なく出てきたMさんは青い顔をしている。スープや消化のいいものだけ食べておいたら、といって下痢止めを飲ませた。
Aさんに見送られて、ナクル湖へ向かう。
Mさんの下痢はそれだけで幸いおさまった。よかった。

ナイロビ郊外、キクユ族の地。キクユ族はケニア最大の部族。
故ケニアッタ大統領もキクユの出身だ。ダンカンさんもキクユの出だそうだ。

途中、大地溝帯の展望台を横目に見ながら行く。帰りに寄るから今は通り過ぎるだけだという。そのあたりで、サボテンのような木を見る。ユーホピアという木だそうだ。ユートピアって覚えればいいんだよ。

ナイバシャ湖、エメンタイタ湖の横を過ぎる。湖岸になにやら光るものがある。
「あれは?」
「花のビニール栽培です。見たいですか」
「見なくてもいいけど。ここはなんで電力をつくっているの?」
「水力と地熱です」
「地熱って、火山があるの」
「ええ、あの山は火山です。ナイバシャには温泉もあります。」
「そうか、キリマンジェロも火山だったよね。ミニキリマンジェロはキリマンジェロの噴火で出来たんだって書いてあった」

湖面にピンクのボチボチが見える。フラミンゴだという。
トイレ休憩のため木彫をしているところで止まる。

4時、ナクル湖国立公園に着く。そのままゲームドライブ。
ナクル湖はフラミンゴで有名なところだ。しかし最近、フラミンゴの数が減ってきているという情報は知っている。原因は湖の汚れだとも。最近のテレビで魚の養殖が原因だと報じていたが、見渡す限り、魚の養殖場は見当たらない。

湖がピンク色に染まっている。フラミンゴとおもいきや桃色ペリカンの群れ。車を降りて水辺近くまで歩いて行く。すごい、すごい、ペリカンを見るのも珍しいが、その数のすごさ。それが舞い上がり、模様を作り飛ぶ様はまるで空中ショーのよう。
岸辺近くにはハゲコウもたくさんいる。アフリカガンもいる。
岸辺を移動すると、フラミンゴがいた。コフラミンゴだ。
ダンカンさんは最盛期の5%だとはいうが、それでも私たちにはたくさんのフラミンゴだ。
きれいだなぁ。

続いて草原で白サイを見る、5頭が草を食んでいる。すぐ近くまで車を寄せても平気で草を食べている。サイの耳と尻尾の先はブラシのような茶色い毛が生えている。チトワンでも野生のサイを見たことはあるが、あっちは草の中だから、気がつかなかった。
サンショクウミワシが木の上に止まっている。ここは猛禽類も多い。

草原でセグロジャッカル、ウォーターバック、インパラ、バッファローを見る。湖の回りは林に覆われている。木の上に登っているヒョウが時には見られるそうだ。私たちは運が強いからと探すが、時期的に無理なようだ。

アヌビスバブーンの群れを見る。アンボセリであったのはキイロバブーン。アヌビスという言葉に反応してバブーンの顔を見る。なるほど口がとんがっている。

今日のホテルはレイク ナクル ロッジ、バンガローのような三角屋根の棟が軒を連ねる。
庭園は広く、遠くナクル湖が見下ろせる。木もいっぱい。いいねぇ、のんびりとするにはもってこいのところだ。

部屋のドアをあけると内装はすべて木、ベッドが二つ、蚊帳がレースのように垂れ下がっている。さっそく蚊帳をおろして見る。雰囲気はなかなかいい。おほ、お姫様みたいね。
ただ洋服かけがない。それにシャワーだけ。まぁ、一泊だからいいとしよう。ここで初めて日本から持ってきた電池蚊取器をつける。用はなかったけど。

食事に行くと生演奏でジャンボ ワナを歌っていた。演奏が軽快なので、この人のCDを買った。1枚、1000シリング。あとで歌詞を書いておいてあげるからフロントで受け取ってと言われたが、貰うのを忘れてしまった。

  • ワシ

    ワシ

  • バッファロー

    バッファロー

  • シロサイの親子

    シロサイの親子

  • サイの尻尾

    サイの尻尾

  • シマウマ

    シマウマ

  • ペリカンの群舞

    ペリカンの群舞

  • セグロジャッカル

    セグロジャッカル

  • ハゲコウ

    ハゲコウ

  • ハゲコウ

    ハゲコウ

  • エジプトガン

    エジプトガン

  • 鳥とりどり

    鳥とりどり

  • 夕暮れ迫る

    夕暮れ迫る

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