1972/08/07 - 1972/08/07
2047位(同エリア2144件中)
片瀬貴文さん
1961年8月7日(月)
ツェルマットの夕食後、外を歩いた。
ウィンパーの映画があるというスポーツホールが見当たらなかった私は、アルプス博物館に立ち寄る。
ここには、ウィンパー隊が下山時に切れたザイルの写真が、展示されている。
破断箇所を見ると、自然に切れたように見えるが、当時のザイルは質が悪くて弱かったようだ。
近くに、煌々と照明をつけた、テニスコートがある。
覗いてみると、数百人の観客が、楽しそうにプレーを見ている。
選手はかなりの腕で、滞在客に見せようとする、ちょっとしたトーナメントらしい。
ボールのスピードが速く、日本と違ってドライブ系の打球が主力であり、なかなか攻撃的である。
これでは、最近日本の選手が外国で勝てないのは、当然かもしれない。
日本は、スライス系の打球が主力で、どうしても守りのテニスになっている。
日本のテニスに疑問を感じていた私は、このテニスを見て、「わが意を得た」と感じる。
球が速くてよく伸びるのは、二つの理由があると思う。
第一にラケットの面が、厚いこと。
面が厚いと言うことは、球を打つときのラケット面が、手のひらの向きに近いということだ。
もう一つの理由は、リストを充分に使い、スナップを利かせていること。
ラケットの面にせよ、リストの使い方にせよ、ソフトテニスに近い。
隣に見ていたおじいさんが、選手の名前を聞いてきた。
私は答えられなかったが、少々名の売れた選手の、国際試合らしい。
ボールを6個使っているので、球拾いの時間が節約され、進行が早い。
2個しか使わない日本の、見習うべき点と考える。
明日の晴天を期待しながら、ベッドにもぐりこむ。
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