2006/05/04 - 2006/05/06
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しんちゃんさん
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角館町「石黒家」には教科書に載っているオランダのターヘル・アナトミア(解体新書)の写しが展示されています。日本で最初に杉田玄白、中川淳庵らが翻訳した事はあまりにも有名です。解体新書は三冊あり、その初版本を角館の武士“小野田直武”が模写したそうです。「石黒家」の母屋は1809年(文化6年)建造で、角館に数ある武家屋敷の中で最も古く、母屋では現在もその家族の方が生活しています。角館の武家屋敷で唯一座敷に上ることができるそうです。見学料:大人300円、小・中学生150円。休業日はないそうです。午前9時から17時までの見学が可能です。
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日本最初の西洋解剖学書の訳本が「解体新書」です。
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小田野直武は平賀源内から洋風画の手ほどきを受け木版画にしたそうです。小田野直武は角館に生まれ、幼少より絵が好きだったそうです。平賀源内の紹介で『解体新書』の図版の原画を描くことになりました。
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「解体新書」初版は1774年(安永3年)刊行、大槻玄澤が増訂した「重訂解体新書」
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石黒家は代々、勘定役・財用役などの財政を担当し、学問にも秀でた家柄だそうです。儒学・医学・和算・暦学、特に医学は熱心に取り組み、病状の診断・治療や薬の調合なども行えたそうです。
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手の筋肉等リアルに描画されています。
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「薬研(やげん)」漢方で、薬種を砕き、または粉末にするために用いる器具。薬種を押し砕く。
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この地方で始めて種痘を行った医師、高橋痘庵も石黒家出身だそうです。
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「石黒家」をほんのちょっとだけ案内する“案内人”がおりました。その後は自由に見学です。
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「鐘馗像(しょうきぞう)」鐘馗というのは唐の玄宗皇帝の夢枕にあらわれ、病魔を追い払い治したという故事から、疫鬼を退け魔を除く力があるとされた。鐘馗は赤絵のほか、端午の節句の際、人形やのぼりにも用いられて、魔除けとされている。(くすりの博物館より)
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安政時代以前の五月人形(1850年代)
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亀の絵が彫られた「欄間」ろうそくの炎でこの影が壁にゆらゆら、本物のように動くのを楽しんだかも知れないそうです。
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「解体新書」展示前は混雑していました。
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鎧(よろい)は今にも立ち上がりそうに、リアルでした。
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「肥前国出羽守藤原行廣」と説明版
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倉内部の展示室
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「石黒家」見学の門は脇玄関です。正玄関と脇玄関の二つの玄関を持つのは身分の高い武士の家だそうです。
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正玄関
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薬医門には文化6年(1809)4月27日と書かれた矢板があるそうですが、残念確認しなかった!母屋はもっと古い建築年代だそうです。被写体はしんちゃんの小さな恋人「あやちゃん」です。小学校5年生。かわいいお友達です。
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