![水の都蘇州は、上海から西に約80km行ったところにある。<br />西には太湖が豊かな水をたたえ、北には中国の大河長江が東へと流れている。<br />町は外城河という運河に囲まれ、いたるところに細い運河が網の目のように走っている、その運河の上には太鼓橋がかかり、その下を小船が行き来している。<br />その美しさは東洋のベニスとマルコポーロが称した。<br />(写真は、盤門を入りすぐに目についた瑞光塔)](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/06/72/650x_10067231.jpg?updated_at=1179177724)
2006/05/03 - 2006/05/07
513位(同エリア962件中)
目黒警部さん
水の都蘇州は、上海から西に約80km行ったところにある。
西には太湖が豊かな水をたたえ、北には中国の大河長江が東へと流れている。
町は外城河という運河に囲まれ、いたるところに細い運河が網の目のように走っている、その運河の上には太鼓橋がかかり、その下を小船が行き来している。
その美しさは東洋のベニスとマルコポーロが称した。
(写真は、盤門を入りすぐに目についた瑞光塔)
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5月3日 晴れ 15時
上海浦東国際空港より長距離バスにて蘇州まで来たのはいいのだが、バスは道路沿に停車した。
どこなのか検討がつかなかった。
たぶん旧市街地にさほど遠くない郊外のニュータウンなのだろう。
近くのバス停留所にてタクシーを拾うことにした。
流しのタクシーはすぐにやって来た、腕を水平にあげて合図する。
中国語は話せない、英語はたぶん通じないだろう。
竹揮飯店と書いたメモ用紙を運転手に見せた。
運転手はうなずき、タクシーは発車した。 -
10分も経たないうちに、旧市街地に入った。
車は右側通行である。
意外と大きな街である。
ようやく中国に来たという街並みが現れてきた。
竹揮飯店(バンブー・グローブ)15時20分着。
タクシーメーターは18元になっていた。
代金を支払うとレシートをくれた。 -
1990年にオ−プンした4星ホテルの竹揮飯店は、日本の旅行会社にて予約していた。
通常価格なら1泊1万円ぐらいの宿泊料金だが、旅行会社のホテルバーゲン期間中に申し込んだ為1泊3000円(税・サ込み・朝食付)にて2泊手配出来た。
お徳なホテル代である。
天井の高い綺麗なロビーだった。 -
フロントにて、ホテルのバウチャーとパスポートそしてクレジットカードを差し出す。
チェックインの手続をしていると、日本人担当の中国人男性が出迎えに来た。
どこからですか?と聞くので大阪から来ましたと答えると、まいど・まいど・と笑いながら話し掛けてきた。
完璧な日本語をしゃべる。
フロントのキャッシャーに100元を小銭に交換してもらった。
チェックインが終わると、彼が荷物を部屋まで運んでくれた。 -
日本人担当は、地図を1fにて差しあげますので、カウンターへ来てくださいと言って部屋を出て行った。
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室内は綺麗だ、落ち着いた雰囲気のする部屋だった。
シングルユーズにてWベッドを予約していた。
予約の際には、広いベッドでお願いすることにしてる。
これで寝返りをしても落ちる心配はない(笑) -
洗面には無料のミネラルウオーターが2本(1日分)がおいてあります。
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充実しているアメニティー。
バスタオルのフェイスタオルそしてハンドタオルが2枚ずつセットされている。 -
バスタブは標準サイズにて水量・水質は合格。
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窓から下を見ると庭園がある。
白壁に黒い屋根を基調にしたシックなホテルだ。 -
窓からの眺めはいい。
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4Fのエレベーターホールから太湖石を使った中国式の見事な中庭を望む。
1Fロビーにて彼は、親切に観光ルートを地図にて教えてくれた。
あさって上海へ鉄道にて行きますがホテルで手配できますか?と尋ねたところ、明日の分は出来ますがと言い、お薦めはタクシーをチャーターして同里・周壮 を観光して上海入りですと言う。
たしか鉄道の切符は9日前から買えるはずだが・・・
チャータ−する気はなかったが、一応値段をたずねてみたら600元と言う、結構いい値だ。 -
夕方
ホテル前にて地図を手にして、流しのタクシーに乗り込んだ。
夕暮れの風情がいいという、盤門(バンメン)へ行くことにした。
ホテル前の竹揮路をまっすぐに西に進みシェラトンホテル手前を左折する。 -
タクシーは15分ほどで盤門前に到着した。(料金・10元)
広大な盤門である。
写真では、広い盤門内の雰囲気は撮れなかった。
この看板絵をご覧になって広大さを確認してください。 -
入口にあるきつぷ売り場にて25元を出して切符を買い入場。
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水郷都市の様子を今に伝える、蘇州で唯一残っている古い城門の盤門。
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入るとすぐ目につく瑞光塔。
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水都らしい水と緑の美しい公園だ。
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1351年に造られた盤門。
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楼閣が立つ盤門を中心に美しい庭園が広がる。
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広い庭園を爽やかな風が通り抜けていた。
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高さ53Mの瑞光塔に上がると池を中心に緑地、立木が広がる美しい庭園が一望できる。
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船が行き来する交通路として利用されただけでなく、敵兵をおびき寄せて門を落として逃げ道を塞ぐなど、敵の侵入を阻む砦とし役割も果たしていた。
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盤門と外城河にかかる呉門橋と瑞光塔と合わせて盤門三景とよばれている。
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呉門橋
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盤門は,蘇州で唯一残っている古い城門で、紀元前514年に創建。
堅固な城壁と運河を組み合わせた独特の城門である。現存するのは1351年に再建された物。
蘇州の城壁の一部で船で城内に入る者をチェックした検問所である。 -
ここで敵兵を監視していた。
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城壁を降りると、船着場があった。
盤門の観光は終わった、乗船しよう。
どこまで行くのだろうか? -
12元を払い乗船券を買い、日本の若者となんらかわらないデジタルカメラを手にした中国人若者のグループと乗船した。
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盤門チケット・25元
遊覧船チケット・12元 -
船は運河を数百mまっすぐに進んだ、乗船時間は、ものの15分程度である。
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下船して通りに出てみると盤門の正面入り口の横だった。
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盤門正面前の通りをぶらぶらと金物店にマッサージ店を眺めながら竹輝路まで歩いた。
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左手には、cafe上島が見えた。
日本の上島コーヒーのチェーン店かな?
入口にドアボーイが二人立っている。 -
10分ぐらいだったろうか?
竹輝路の交差点まで歩いてきた。
婚宴とガラスに記載されているレストランがあった。
結婚式会場なのかな? -
どうもそのようだ。
正面に、ウェデイング姿の新婦さんが立っていた。 -
竹輝路に出て左折するとすぐにお城のようなシャラトンホテルが、そびえ建っていた。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 井上@打浦橋@上海さん 2006/06/11 09:05:31
- 上島コーヒー
- 目黒警部殿。
上島コーヒーは、もともとは日本の上島と関係があったそうですが、
今は、関係ないようです。
台湾系のようです。
日本のはUCCですが、こちらのはUBCです。
- 目黒警部さん からの返信 2006/06/13 06:50:54
- RE: 上島コーヒー
- 井上@打浦橋@上海さん おはようございます。
台湾系のUBC上島ですか〜日本のUCC上島のパクリですね(笑)
お茶文化の中国ですが、今後コーヒー市場は開拓の余地が十分ありますね。
そういえば、蘇州の輪タクの親父からいただいた、水はインスタントコーヒーの容器に入っていました。
吉野家に今後FC店の本格的参入が出来るようになった7/11と日本企業の中国におけるFC店にての活躍が期待されますが、タイのように地方都市でも
必ず7/11を見かけるように、近い将来中国の地方都市でも見かけるようになるのだろうか・・・
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