2004/10/04 - 2004/10/07
5416位(同エリア6979件中)
絵馬さん
新婚旅行で、イタリアの3都市(ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア)を訪れたときの日記です。旅程は…
1日目 成田→(フランクフルト経由)→ローマ
2日目 ローマ観光
3日目 ローマ観光
4日目 ローマ→(ESにて移動)→フィレンツェ
5日目 フィレンツェ観光
6日目 フィレンツェ観光
7日目 フィレンツェ→(ESにて移動)→ヴェネツィア
8日目 ヴェネツィア観光
9日目 ヴェネツィア→(フランクフルト経由)→
10日目 成田
です。とにかく歩きまくった旅です。
では、3日目前半です。
※主な観光ポイント…ヴァチカン博物館、サン・ピエトロ寺院
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《ヴァチカン博物館》
夫:夕べの赤ワインが効いて、少し寝坊。8:00頃ホテルを出発し、レプッブリカ駅へ。ヴァチカン博物館の入口に近いのは、チプロ-ヴァチカン博物館駅だけど、入館待ちの列はオッタヴィアーノ駅方面に伸びることが多いというので、そちらで下車。ビンゴでした。
妻:列の最後尾に着いたのは、開館時間の8:45頃。既に200mくらいは並んでいましたが、列が動き始めると15分くらいで館内に入れました。まずは、日本語版ガイドブックを購入して、早速鑑賞開始。
写真は「ピーニャの中庭」にあるアルナルド・ポモドーロ作『球の中の球』です。 -
妻:この界隈ではなぜかアジア系の観光客をたくさん見かけました。夫は“真実の口事件”に懲りずに、年配のご夫婦に写真撮影を依頼。今回はきちんと撮っていただけました。
夫:こちらの“松ぼっくり”、もともとはパンテオンにあったものをパクってきたらしい。美術品の運命ってそんなんばっかりなんですかね?“ゴールデン・ハンマー”を思い出しちゃいましたよ(笑)。 -
妻:「ピーニャの中庭」から、「ピオ・クレメンティーノ美術館」へ。ここは2000年くらい前の彫刻が多かったです。あちこち欠けてしまっている作品が多い中、完全な姿で残っているものも見かけたのですが、どんな風に保管されてきたのか不思議でした。余程厳重に守られてきたんですかね?
夫:写真は「八角形の中庭(または、ベルヴェデーレの中庭)」にある『ペルセウス』。メデューサの首を斬ってみつめちゃってるけど、いいんかな?石になっちゃうんじゃなかったっけ?って、石だからいいんか…(笑)。 -
夫:同じ中庭にあった『ラオコーン』。妻の立ち位置が悪く、かぶりまくって全体が見えず(あくまで人のせいにする)。
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妻:そのまま「円形の間」へ。部屋の中央に1枚岩でできている水盤がありました。幅は5mくらいありそうだったのですが、何に使っていたのかが不明。お風呂ですかね?
ちなみに、奥で輝いているのはブロンズ製の『ヘラクレス』です。 -
夫:この部屋の床にはこういうキレイなモザイクが施されていました。恐れ多くてとてもじゃないけど踏めないっす。
この後は「タペストリーのギャラリー」や「地図のギャラリー」へ。後者には16世紀頃のイタリアの地図がいくつも並べられているのですが、面白いのは、当時、力の強かった都市が大きく描かれていること。意外な街が大きかったり、有名な街が小さかったりします。
妻:一枚一枚の地図から歴史が垣間見れて興味深かったです。 -
夫:そのまま進んで「ラファエッロの間」に到着。細分化すると「火災の間」、「署名の間」、「ヘリオドスの間」、「コンスタンティヌスの間」に分かれています。どの部屋も有名絵画が目白押しなので、観光客でぎゅうぎゅう。フラッシュなしなら写真を撮ってもよいらしくみなさんバシバシと。どうせ写らないと思いつつ「署名の間」にある『アテネの学堂』を。やっぱりキビシー!
この後はいよいよ「システィーナ礼拝堂」。ここでは写真はもちろん、おしゃべりも禁止でした。しかし、アメリカ人と思しき集団がワイワイガヤガヤ。すると、警備員が部屋の中心の方に寄ってきて、ものすごく大きい音の「シーーッ!」で注意。一瞬訪れる静寂。じわじわと盛り返すざわめき。その繰り返しでした。騒がしい人達だと思うものの、ためいきが出ちゃうのは事実。『楽園追放』、『アダムの創造』、そして『最後の審判』と超有名どころのオンパレードですからね。
妻:私もちょっと興奮して夫に話しかけてしまい、夫に怒られちゃいました。 -
夫:感動覚めやらぬまま「図書館のギャラリー」へ。天井画がきれいだったので懲りずにフラッシュなしで撮ってみましたが…。むぅ…。
ちょうど小腹が空いてきたので、とりあえず昼ご飯に。館内に何種類か食事処があるのは、通い詰める人のためなのかもなどと思いつつ、ピッツェリアに入りました。ところが、レジを済ませてから商品を受け取る方式だというのがよく分からず、レジ係のお姉ちゃんにちゃんと並べと叱られる始末。というか、2方向から並ばせておいて、直前になってそれはないだろって感じ。ちょいとカチンときた。しかし、ピッツァの方はまぁまぁ美味かったので許す。
妻:アーティチョークのピザはローマっぽくて良かったです。ピザは全般的に美味しかったです。 -
夫:食後は、宗教画が並ぶ「ピナコテーカ」へ。入口にはミケランジェロの『ピエタ』のレプリカが。本物はサン・ピエトロ寺院にあるというのを忘れ、ばっちり撮っておいたのでした。
中は、ラファエッロの『キリストの変容』、カラヴァッジョの『キリスト降架』といった名画が。個人的には、『エジプトへの逃避途上の休息』がお気に入りでした。バロッチという画家のものとマンチーニという画家のものがあったのですが、いずれもほのぼの感があって良い感じ。
妻:私は、レオナルド・ダ・ヴィンチの『聖ヒエロニムス』が印象的でした。 -
夫:3時間以上にも及んだ鑑賞を終えて出口へ。出口は3階から1階へ向けて螺旋階段が続いています。先に妻を行かせ写真を撮ろうとしたら、妻は思いの他ズンズン降りていってしまい、豆粒のようになってしまいました。
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妻:逆に、見上げて撮ってみたものです。夫は豆もやしのようです。
【入館料:1人12.0ユーロ】
【日本語版ガイドブック:10.0ユーロ】 -
《サン・ピエトロ寺院》
夫:長時間の牛歩による疲労感に耐えながらよろよろと外に出るとそこでは灼熱の太陽が待っていたのでした。早く建物の影に隠れたいというのに、寺院がこんなに遠くに見える位置まで列が続いてました。ヒィ〜。 -
妻:並んでいたときに見かけた衛兵さん。黄色と青の縦ライン柄の衣装が印象的。微動だにせず立っていました。なんでも、昔の恩に報いているスイス人がこの役回りを請け負っているそうです。義理固いですねぇ。
夫:入口が近づいてきたところで、列が長くなっている原因が判明。かつて訪れたときにはなかったような気がするのですが、荷物のX線検査が行われていたのです。しかもひとりひとり。5つくらいゲートがあるのに、引っかかる人が続出。機械がエラーを訴えることも少なくない雰囲気で、トホホ度高し。
なお、ノースリーブやタンクトップ、ミニスカートやキュロットは禁止って立て札があるのに、揃いも揃ってそんな格好をした外国人ギャル軍団を発見。彼女らの後ろに並ぶとさぞかし検問の時間がかかるだろうと考え、別の列を選ぶも、なんと彼女らはサクッとスルー!納得いか〜ん!さては、係員の好みだったのか? -
夫:結局、並んでから30分くらいしてようやく検問を通過。荷物預け所などは速攻で抜け、クーポラに登ることに。すると、今度は登るための行列がズラリと。ただでさえ座りたい気分なのに、またまた立って並ぶことになるとは…。
妻:ヒマだったので、とりあえず、クーポラを見上げて写真を撮ってみました。
夫:20分ちょっとかかってやっと切符を買えることに。クーポラに登るのにエレベーターだと5ユーロ、階段だと4ユーロという微妙な価格設定。エレベーターな気分だったのですが、それに乗るのを待ってまた並んでいる始末。堪忍袋の緒が切れ階段で強行突破することに。 -
妻:階段は上に登るほど徐々に狭く、そして急になっていきました。立ちっぱなしの後だったので辛かったです。しばらく登ると、クーポラの内側を間近に見ることができるところに出ました。天井の絵が美しかったです。
夫:今度はこの天井の裏側を登っていくことになります。お椀を2つ重ねた間の部分に階段が設けられていると言えばお分かりいただけるかもしれませんが、足元と頭の位置が斜めの関係になっていくんです。みんな一様に身体をよじらせて登っていく様は結構滑稽でした。 -
夫:300段以上はある階段をゼエゼエ言いながら登り切ってクーポラの頂点に到着。ローマを一望することができるので、足をパンパンにした甲斐があったというもんです。まずは真東に回ってサン・ピエトロ広場を臨んで。
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妻:続いて、北側に回りヴァチカン博物館を写してみました。よく見ると『球の中の球』も見えます。さっきまであの辺りをウロウロしていたんだと思うと感慨深かったです。
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夫:こちらは南西側に回っての1枚。右下で画から切れてしまっているのが市庁舎、左下がヴァチカンの駅、奥の方で鉄塔に囲まれているのがマルコーニ放送センターです。駅舎の裏手に並木が続いていますが、そこがイタリアとの国境とのこと。
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妻:最後にまた東側に戻って記念撮影。サンタンジェロ城やボルゲーゼ公園が見えます。ちなみに、本当は東西南北それぞれで写真を撮りたかったのですが、観光客が人垣になってしまっていて景色を写すチャンスを見つけるのが大変でした。
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夫:せっかく登ったクーポラでしたが、行列によるタイム・ロスを踏まえ、下りることにしました。下りも、大きな一団が一列になって進んでいきます。誰かがコケたら将棋倒しの規模もただごとでは済まない感じ。間違っても皆さんに迷惑をかけないよう、普段は触りもしない手すりを頼りに、気持ちは慎重に足取りはヨチヨチと階段を下りていたら、大事な結婚指輪が手すりにこすれてしまい傷だらけに。装着後1週間もせずに、輝きを失う我が指輪。無念…。
妻:いったんファザードの上あたりに出ました。狭苦しいところから解放されてほっと一息です。ちなみに、右手の方にロザリオなどを売っているお土産屋さんがありました。今は、記念に何か買えば良かったと思うのですが、当時はクタクタでそれどころじゃありませんでした。 -
夫:ファザードから地上に降りるとさすがに足がガクガクに。妻もだいぶお疲れちゃんだったので、寺院に入って椅子に座り込むことに。
妻:ところが、夫は、入ってすぐ右手にできていた人垣を見つけるや、あっという間にそちらへ。椅子で休むって話はどうなったの!
夫:人垣の理由は、ミケランジェロ作の『ピエタ』でした。ヴァチカン博物館にあったのはレプリカだったとやっと思い出した次第。こちらは強化ガラス(?)でがっちりガードされており、おかげで光が反射しちゃいました。 -
妻:寺院では荘厳な雰囲気に圧倒されました。片膝をついて十字を切ったり、聖ペテロのブロンズ像の足をさすったりする信者でいっぱいでした。
夫:クーポラの下で、ブロンズの天蓋越しに鳩のステンドグラスを写してみました。左手から射し込む光の筋が神々しかったのですが、うまく写りませんでした。残念です。 -
夫:鳩のステンドグラスって、“1時50分”に見えちゃうんですよね。
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夫:2人で撮ってもらおうとウロウロしていたら、韓国人とと思しき青年が引き受けてくれました。主祭壇の奥、ベルニーニ作の『聖ペテロの司教座』までキレイに写っています。“真実の口”とは違って、上手な人に当たって大満足です。
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《サン・ピエトロ広場》
妻:広場中心に建つオベリスクです。青い空とのコントラストが素晴らしかったです。写真を拡大すると見えるはずですが、オベリスクの奥に、マデルノ作の噴水がありました。また、オベリスクを挟んでちょうど反対側には、ベルニーニ作の噴水がありました。どちらも近くまで行ってみたい気持ちはあったのですが、身体が言うことを聞かないのであきらめました。
夫:ちなみに、オベリスクの右側写った黒い粒はUFOとかじゃなく、単なる鳥ですのであしからず。 -
夫:最後に寺院を振り返って1枚。後ろに並んでいるのは椅子です。法皇に謁見する信者のために置いてあるのでしょうか、相当の数でした。
数と言えば、是非写真を拡大してご覧いただきたいのが、左手の人波!寺院から涌き出てくるかのような観光客の群れは、まさにクモの子でした。どうりで、何をするのにも時間がかかったわけだ…。
この後、コンチリアツィオーネ通りに出てサンタンジェロ城へ。ところが、例の“クモの子観光ご一行様”も同じ方向に進むじゃないですか!また並ぶのは忍びないと、競歩選手ばりに急いだのでした。しかし、クーポラへの昇降などで累積疲労がピークに達した妻が程なく脱落。その憔悴ぶりが痛々しかったため、サンタンジェロ城手前のピア広場に立ち寄り、木陰で“緊急物資”のポッキーをぱくつくことに。甘いものを食べて体力回復っす。
妻:フォロ・ロマーノのときもそうでしたが、私が疲れると決まって棒状のお菓子を持ち出してくるので、子ども騙しって感じがするんですけど、これが美味しいんですよ(笑)。
夫:ちなみに、ピア広場にはトイレがありました。立ち寄ったのは言うまでもありません。
休憩している間に、“クモの子観光ご一行様”はいつの間にか文字どおりに散り散りに。何のために急いでいたのか分からないと言わんばかりの妻の鋭い視線にさらされつつも観光再開。
3日目後半に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 旅のトランクルームさん 2006/04/05 00:55:22
- こんばんわぁ
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ハネムーンでイタリア旅行ですか?(微笑)
しかも旅行記録の詳しいことにお2人の真面目そうな人柄が忍ばれます。
我が家もずーっとハネムーンと言い訳しつつ旅行してます。
前回のハネムーンは物足りなかったわねとか色々言えるでしょう?
でもイタリアは確かにリピーターになるほどいいとこだと思います</FONT>
- 絵馬さん からの返信 2006/04/06 00:39:27
- RE: こんばんわぁ
- こんばんわ!
書き込みと投票(たぶん)、ありがとうございます!(笑)
妻:毎回ハネムーンというのはナイスアイデアですね。
昨年の夏にフィジーに行ったので良しとしても、今年分のハネムーンは難しいかなぁ。どこかに行けたら、また、UPしたいと思います。
夫:文章を長〜くしてしまっている張本人です(笑)。根が貧乏性な上に、あんまり旅行に行けないので、ついつい長くなっちゃうんですよねぇ(笑)。読みにくいと思われますが、その点はご容赦ください。
イタリアは確かにクセになるところだと思います。時間にルーズなところや治安がよろしくないところなど、憎たらしいところがあるものの、憎みきれないというような…。不思議です(笑)。
それでは、またご訪問ください。よろしくお願いします!
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