■[ドイツ] ヴェルニゲローデ(1)-Wernigerode-

2005/10/21 - 2005/10/21

小さいけどハルツ地方の観光拠点として賑わう街。
ここからSL列車で“魔の山”ブロッケン山に登れると知って来ました。
2005年のドイツ最後の観光は「山」で〆ようってことで。

ハノーファーからヒルデスハイム、ゴスラー経由で約2時間でやってきました。

2005年10月21日-1人日帰り旅行-
[ハノーファー]→ヴェルニゲローデ（ブロッケン山）→[ハノーファー]

エリア ヴェルニゲローデ(ドイツ)

ハノーファーからヴェルニゲローデ（Wernigerode）へ、さてどうやって行こう・・・。

こういう時に大活躍なのが、DBの新型自動券売機です。

駅に設置されている紅白の『Fahrkarten』と表示された機械、私も最初はただ券売機だと思っていました。
ところがコヤツはすごい有能な機能を備えていたのです！
某yah○o路線検索のように、経路＆時刻検索機能があるのです！（^O^）b

出発駅、目的地、時間帯を入れると、自動的に経路を検索してくれます。（英語表示の「Timetable」を選択するほうが操作しやすいです）
乗り換え駅、時間、ホーム、列車名、すべて乗っているのでかなり使えます。このように印刷することも可能で、コンパクトなので持ち歩きしやすいです。

そうそう、乗り換えの時間がタイトなものはオススメできません。列車の遅延は当たり前のごとく起こるからです。（＾＾；）

帰り際に撮った夕方の写真なので暗いですが・・・、ヴェルニゲローデ駅前の写真です。

小さいけどこぎれいな駅で、駅前の広場も広くてきれいでした。

正面奥の山の上に見える城が、ヴェルニゲローデ城です。

ヴェルニゲローデ駅横にあるSL列車の駅、「ハルツ狭軌鉄道駅（Harzer Schmalspur-Bahnen[HBS]）」です。
帰りがけに撮った写真なので暗いですが・・・。

今回はここからSL列車に乗ってブロッケン山頂へ行くのが大目的です！

運行本数が少ないので、早めに時刻表のチェック及び切符は手に入れておいたほうがよいと思います。

駅の中に時刻表があるのでゲットして計画を立てます。

切符もあらかじめ買っておくことに。
ヴェルニゲローデ〜ブロッケン山頂は往復24ユーロとちょっと高めです。
（ガイドブックには往復22ユーロとあったのですが、値上がりしたようですね）

ヴェルニゲローデ駅からブロッケン山頂駅までの地図です。

駅が少なくすぐ着きそうに見えますが、片道2時間近くかかります。

2005年10月の際の時刻表ですが、参考にどうぞ。
※画像保存でDLしたほうが見やすいと思います。

ヴェロニゲローデ→ブロッケン山頂駅（行き）

ポイントは、途中標高540m地点の「Drei Annen Hohen」駅です。ここまでしか行かない列車もありますので注意してください。
ここまででも十分SL列車の旅は楽しめるので、ここで降りていく人もそこそこいました。

ブロッケン山頂駅→ヴェロニゲローデ（帰り）

2005年10月の際の時刻表ですが、参考にどうぞ。
※画像保存でDLしたほうが見やすいと思います。

あとで書きますが、「山頂で何をしたいのか」各自のモチベーションにあわせて計画を立てたほうがよいかと思います・・・。

ハノーファーから到着したのが10時くらいでした。
13:10発のSL列車に乗ることにしたので、それまでヴェルニゲローデの街を散策することにします。

駅前の通り（Rudolf Breitscheid str.）を5〜10分くらい歩くと行き当たる道がブライテ通り（Brite str.）で街のメインストリートです。
この通りを右折してマルクト広場を目指します。

ブライテ通りの道沿いにたくさんお店が並んでいて、楽しいです。＾＾
かわいいお店も多くて、「時間が足りない！」と思ってしまいました。ｗ

ハルツ地方は魔女伝説が多数残る地。

“魔の山”ブロッケン山への入口となる街であるヴェロニゲローデの至るところにも魔女がｗ

ブライテ通りのお土産屋さんの魔女人形です＾＾

「ベンチで休憩中」

ブライテ通りのベンチに腰掛け休憩中の魔女＾＾

公園で遊ぶ親子＾＾

そうそう。左奥に写っている、カラフルな積み木のような家をよく見かけました。

街の中心地、マルクト広場にたどり着きました。
広場にはたくさんのマーケットが立ち並んでいました。
ここでソーセージを食べ、おいしそうなバームクーヘンをお土産に買いました。＾＾

奥のトンガリ屋根の建物が市庁舎です。
カップルが結婚式を挙げていたようで、花嫁を見ました。
今回の旅はよくよく結婚式に出逢います。

山上にそびえるヴェルニゲローデ城が建物の間から見えます。

時間がタイトなのだが、やっぱり行っておかねば！

ヴェルニゲローデ城は標高350mの山上にそびえる山城です。

私は歩いて登りましたが、けっこう山道がきつくそこそこ歩きます。
市庁舎裏からSLを模した観光列車が運行していてヴェルニゲローデ城まで連れて行ってくれますので、列車に乗ったほうがよいと思います。

マルクト広場からMarkt str.を進むと大きな通りに出るのですが、この道沿いを城方面に歩いていくと、Burg str.という通りとぶつかります。（Burg str.はブライテ通りに通じています。マルクト広場よりも前で左折すれが来れたということにもなります）

そこには城壁の一部があり、本当はこの城壁横の小さな坂道を上ればよかったのですが、またしても私はまた「まさかこんな小さな道ではあるまい」と思い込んでしまい、あやうく遠回りをしそうになりましたが、途中で「ヤベ、間違ってそうだ・・・」と気づいて、その本来行くべき道に戻りました。

この馬車の写真は間違った（というか遠回りになるほう）道で撮りました。
こっちは馬車や観光列車の通り道なので、大回りの道です。
徒歩の場合は、城壁横の道から上ってください。距離が全然違います。＾＾；

ようやく到達しました「ヴェルニゲローデ城（Schloβ Wernigerode）」です。

12世紀にヴェルニゲローデ伯爵に建てたもので、19世紀に大改装されたらしいです。

城に到達するまでけっこうな山道を登るので、日ごろの運動不足がたたり、息が上がるほどにキツかったのですが（−−；）、

この景色を見て疲れもぶっとびました。
苦労して上った甲斐があろうというものです。

標高350mのヴェルニゲローデ城から見下ろすヴェルニゲローデの街並みです。

同じく山上のヴェルニゲローデ城から撮影した風景。

もっとゆっくりしたい！と強く思ったのですが、ブロッケン山が待っています。
後ろ髪をひかれる思いですが、13:10発のSL列車に乗るために、ヴェルニゲローデ駅に戻ります。

ヴェルニゲローデ?に続く。