2006/01/15 - 2006/01/29
5606位(同エリア5906件中)
硝子玉さん
石垣島を拠点に、黒島・竹富島・小浜島・西表島と離島をめぐり、その後フェリーで宮古島へ。そしてまたフェリーで沖縄本島に行きました。 盛り沢山の内容の旅なので、写真が多い! どうぞゆっくり見ていってください(^^) 訪れた島ごとに、旅行記を分けています。これは6日目。石垣島をレンタバイクで一周しました。
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この日は朝はまあまあの天気。明日からまたくずれるとの予報だったので、晴れてる内にレンタバイクを借りて、石垣島一周をすることにした。
車でノンストップで回ると3〜4時間かかるという。「早めに出たほうがいいよ」という忠告にも関わらず、もたもたしていたら遅くなってしまった。宿のお客さんに教えてもらった、「南国屋」という店でレンタバイクを借りた時は、もう昼の11時ぐらい。24時間借りることにした。半キャップヘルメットと雨具はついてくるけど、サングラスか眼鏡(できればゴーグル)、手袋(私はすべり止め付きの軍手を持っていった)を持参したほうがいい。
中型普通免許は持っているものの、バイク(といっても50CCスクーター)に乗るのは久し振り。多少の緊張感とともに、出発。石垣島の海岸線を、時計回りに走ることにした。
走り始めると、実に爽快。車も少なく、左手には海が見える。天気もよく暑いぐらいだったが、走っていると風で涼しい。
スクーターは大してスピードが出ないので、後ろから車が来たら追いこしてもらうことにする。
最初に着いたのが、唐人墓。19世紀中頃、中国人奴隷がアメリカへ船で航行する途中、虐待に耐えきれずついに暴動を起こし石垣島で下船。その後、米英の兵隊に銃撃された。この事件で亡くなった中国人を弔うために建立された・・・とのこと。
修復中で、中には入れなかった。凝った細工と派手な色が中国っぽい。 -
唐人墓のすぐ横にはお土産物屋さんがある。黒糖製造工場もあって、見学できる。のぞいてみたら、ちょうどお昼休みに入ったところだった。それでもおじさんが、出来たてのまだ暖かい黒糖を試食させてくれた。味が濃くて美味しい。
これは唐人墓の先にある観音崎辺りで撮った、海の写真。(だと思う) -
これは観音崎灯台。
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観音崎にあったあずま屋。逆光になってしまった・・・。
この後、御神崎というところまで走ったのだが、その道中も色々見どころが多かった。なぜか写真は撮らなかった。
まず「石垣の塩」の製造工場。敷地内にはモンゴルのゲルがいくつもあった。バイクを止めたら、従業員のお姉さんが迎えてくれた。親切丁寧に施設を案内してくれる。ゲルの中では、これからタラソテラピーを行う予定だという。中も見学させてもらえた。「宿泊所かと思いました」と言うと、「それも面白いかもしれませんね」だって。臨機応変だ。
塩にはいくつもの製法があり、それによって味も変わる。ここでは試食もできる。(なめ過ぎに注意)「石垣の塩」の商品も売っている。街のお土産物屋さんで買うより安くなっているそうだ。
お土産に、月桃入りの卓上塩と、250g入りの塩を買った。ここはお勧めです。
次にみね屋工房というところに行った。ミンサー織りと沖縄本島の花織を取り入れた「花織みんさ」、「八重山ミンサー」、「八重山上布」を扱っている。機織り体験もできる。(これは予約したほうがいいだろう)素晴らしい工芸品だが、高価なものが多い。手軽なお土産物もあるので、のぞいてみると面白いかもしれない。
アンパル湿地帯(名蔵湾に流れ出す名蔵川流域をこう呼ぶ。マングローブが発達していて、多様な生き物が棲息している)を通り過ぎ、八重山民族園に寄ってみた。昔の八重山の集落を再現している。入園はしなかった。ツアーの観光コースに入っているらしく、客が多い。ここでひと休みした。
次に向かったのは、石垣焼窯元。何とも言えない渋くて美しい色の焼き物だ。パンフレットによると、「油の雫を敷き詰めたような」柄(というのか?)が特徴。ここもさすがにお高い。体験陶芸教室もあります。
そこを出た後は、一気に御神崎へと向かった。 -
今まで海岸線沿いを来たので、あまり高低差はなかったが、御神崎への道は登りだった。石垣島は、その周辺の島々より山が多い。地形が険しい印象だ。
御神崎はあまり晴れていることがないそうだ。この日も雲が多く、時々霧雨が降っていた。
これは御神崎灯台。 -
灯台へと続く遊歩道。御神崎は、絶景ポイントだ。
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荒々しい断崖に激しい波が砕けては散る。南国の植物群と相まって、見ごたえのある風景だ。
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巨岩によせては返す波を見ていると、時間を忘れる。同じような波に見えても、同じ波は二度と現れない。海の色は曇り空を映してか、微妙に灰色がかっていた。
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不思議な形の岩が多い。遊歩道があって、あちこち見て回れる。4月から5月には、テッポウユリが咲くそうだ。
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この写真からは見えないが、男の人が座っている岩の下は、断崖絶壁。落ちたらひとたまりもない。それなのにこの人は、かなり長い時間海を見ながらタバコを吸っていた。落ちるのではないかと、ヒヤヒヤした。
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男の人が立ち去った後、その断崖絶壁に近付いてみた。自力で近付ける範囲まで行き、写真を撮ってみた。その割にはあまり迫力が伝わらない写真になってしまった。波が狭い岩の狭間に押し寄せ、砕け散る様子は、すさまじかった。
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御神崎から、美しい景勝で有名な川平湾まで来ました。雲行きがだいぶ怪しくなってきた。しかし、海はさすがにきれいです。
ここではグラスボートに乗ることを勧められた。(宿の人に)グラスボートとは、船底がガラス張りになっていて、船の中から海中観察ができるボートです。
複数の業者が営業してますが、勧められたのはオレンジ色のTシャツを着たお姉さんがやっているボート。業者によって湾内の観光ルートが違うそうです。
目当ての業者はすぐに分かった。乗船チケットを買う。私は一人だったので、この後来る予定の団体さんと御一緒させてもらうことになった。団体さんが到着するまで、浜のベンチでひと休み。 -
団体さんは予定より少し遅れて到着。観光バスツアーのお客さん達でした。先に船に乗り込んでいると、後から後からおじさん、おばさんが入ってくる。船は寿司づめ状態。できるだけ詰めて座ったけど、窮屈だったなー。
ようやく全員乗船が終わって、船は湾内に出ました。観察ポイントまで一気に走り、ポイントに着くとそこでしばらく海中を観察。船の運転をしてるお兄さんが色々と説明してくれます。
お兄さんは説明をしながらも、お客さんによくサンゴや魚が見えるように巧みに船を操ります。大変な技術だと思います。
写真だと分かりませんが、海の中はとてもきれいだった。水族館などとは比べものにならない。これが自然の海だとは・・・。関東近辺の海でしか泳いだことがない私には、とても信じられない美しさでした。 -
海中の美しさに夢中になって、やたらと写真を撮ったけど、まともに写っているのはなかった(^^;)
人気のカクレクマノミも、何種類か見られました。種類によってイソギンチャクに隠れてなかなか出て来ないものや、よく外に出て姿を見せてくれるものがいるそうです。
それと、川平湾では熱帯魚の餌付けに成功しているとのことです。 -
海中観察は楽しかったが、団体さんからの「この人、誰?」的な視線が痛かった。確かにみんな知り合いの人ばかりの中に、一人だけ知らない人がいたら気になるだろうなー。
この写真の大きなサンゴは、名前は忘れてしまったが、とても珍しい種類だそうです。それがここまで大きく成長するのは、世界的にも稀だとか。
基本的にサンゴは有毒。海に入っても決して触らないように、と注意されました。中には猛毒の種類もあるので、気をつけなくてはいけません。 -
これが私が乗ったグラスボート。浜に戻ってきたところを撮りました。お兄さんが後片付け中です。
グラスボート観光は30分ほど。気軽に海中を眺められるので、時間がない時や年配の方にはお勧めです。 -
展望台に登って、川平湾の写真を撮りました。観光写真でも同じアングルで撮っているものを見かけますねー。
湾にいくつも浮かぶ小島が可愛い。天気が良ければ、最高の眺めでしょう。
この時、すでに時刻は3時半ぐらい。まだ先は長いのに、大丈夫か? 旅行先だと言うのに、常に時間に追われている私です。 -
先を急ぐことにします。車が少ないのをいいことに、リミッターがかかるまでスピードを上げて、バイクを走らせた。天気はますます悪くなり、時々小雨が混じってきた。風も強い。
この写真は、79号線沿いの仲筋あたりの風景かな? よく覚えていません。手前のススキみたいなのは、たぶんさとうきびです。 -
79号線は、交通量も少なく、海岸線沿いの気持ちのいい道(天気が良ければ)。この日は、午前中天気が良かったので、上着を持ってこなかった。ここら辺りから、それを後悔し始める。バイクに乗る時は、いくら暑くても上着が必要だ。風で体温が奪われてしまう。
それでもなんとか米原ヤシ林入口に到着。ここから右折してヤエヤマヤシ群落があるところまで行きました。駐車場にバイクを置いて、遊歩道を入ると、すぐに薄暗い熱帯のジャングルの中。気軽に入れるせいか、観光ツアーバスも来ていた。おじいちゃんやおばあちゃんもいましたが、足元が滑りやすいので、普通の靴だと危ないと思います。
これがヤエヤマヤシ。巨大です。 -
これがヤエヤマヤシの根元。普通の木の根元とは、全然違います。
ジャングルの中は湿気が多くジットリしている。どこからか珍しい鳥の鳴き声が聞こえるが、姿を見るのは難しい。そこらへんに何か動物が潜んでいるような気はするのに、ほとんど見かけられなかった。夜行性の動物が多いのでしょうか。
遊歩道は縦横無尽にジャングルの中に延びています。登りがきついところもあった。あまりあちこち行くと、日が沈んでしまうので、ほどほどにすることに。 -
ジャングルの中を抜けて、開けた場所に来た。濃いピンクの花がたくさん咲いていた。何だかホッして、写真を撮りました。
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ヤエヤマヤシ群落を抜けて、高台からの眺め。駐車場から歩いて来て、かなり上まで登ってきたようだ。
ここから近くにヤシ博物館というのがあった。トイレを借りようと入ろうとしたら、トイレまでの通路に線があり、「ここから先は有料です」とのこと。入場料を払わないと使用できないらしい。展望台などもあったが、ちょっと感じが悪いので入らなかった。
ここで入らなくても、駐車場にトイレがあります。 -
ここから先が大変だった。もうすでに夕方になりつつある。石垣島一周は無理・・・と、諦めようにも市街地からは遠く離れている。とりあえず見どころはすべてすっ飛ばして、ひたすら79号線を走り続ける。
そして、舟越という分岐点に着いた。ここから左に行くと、石垣島最北端の平久保崎への206号線の道、右に行くと石垣市街へと戻る(と言ってもかなり長い道のりだが)島の東海岸を通る390号線。どちらにしようかしばし迷ったが、どうしても石垣島最北端に行きたかった。無理を承知で左折。
206号線は、開けた海岸をのぞめる場所あり、山道ありの変化に富んだ道路。これまた天気が良くて昼間なら、最高でしょう。
ものすごい風に耐えながら、ひたすら道を走る。バイクが横倒しになるかと思った。途中では道路工事をやっていたり、目の前をヤエヤマオオコウモリが横切ってビックリしたりと、色んなことがあった。しかし、もう写真を撮ってる余裕はない。
意地になってやっと平久保崎に到着。見よ、この無気味な灯台の写真を。オバケが出てきそうです。
ただこの写真を撮るためだけに、ここまで来たみたいだ。すぐにUターンした。辺りを見ようにも、暗くて何も見えなくなりつつあった。
この後はひたすら夜道を反射板を頼りに走る、苦行にも似た行程。寒いし雨は降ってくるしで、散々でした。絶景ポイントも数多かったらしいが、完全に夜になって何も見えない。
8時ぐらいにやっと石垣市街へ入った。その頃には雨も本降り。全身ビショぬれで、宿にたどり着いた。でもまあ、無事に帰れて本当に良かった。旅先で無茶をするのはいけませんねー。(と言いつつ、つい無茶をしてしまうんだな)
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