2006/01/01 - 2006/01/09
161位(同エリア284件中)
極楽蝶さん
特に理由はないが,今回のオランダ旅行で一番楽しみにしていた街がユトレヒトだった。
前日の夜,ユトレヒトに着いてホテルにチェックインした後,夕食をつるついでに,まずは街の主なところ(ドーム塔,ドーム教会,オルゴール博物館,市庁舎,Oudegracht運河沿い)をひとまわり見る。ここはオランダでは四番目に大きな街だそうだが,旧市街だけなら1時間もあればゆっくりと散歩できる。例えば,僕の泊まったホテル「グランド・ホテル・カレルV」(=ドイツハウス)からドーム塔までは徒歩で数分程度だ。その上,この町は夜初めて街を散歩しても,方向を見失うことはない。ライトアップされたドーム塔が街のどこからでも見えるからだ。
翌日朝起きるとどんよりとした雲が空を覆い,とても寒い。雪でも降ってきそうな気配だ。元日にオランダに着いたときには,思っていたより寒さを感じないので意外だったが,今日はちょっと違うようだ。オランダに来て初めて手袋をした。
でも,寒かろうが街に出ないわけにはいかない。気合いを入れて,まずは街で一番高いドーム塔に行く。塔の上から街を眺めてから,他を見るためだ。ツアーは大体1時間。塔の中にある数カ所のフロアで説明を聞きながら,階上階を目指すが,塔の頂上に近づくにつれて,階段は狭く急になり,最後は人一人がやっと上れるぐらいの階段になる。最後の数十段はカリヨンからさらに上に行かなければ行けないが,足の踏み場も足ひとつがおけないぐらいのものなってしまう。ちょっと怖いが,しかし最上階からの眺めはとても気持ちが良い。ユトレヒトの街が360度視界に入る。
頂上から見ると街の姿がよく分かる。西側にはOudegracht運河がS字を描きながら流れ,運河沿いには商店やカフェが並んでいる。オルゴール博物館の脇を真っ直ぐに走る道は中央駅まで続いている。運河から中央駅までの間には高いビルなどはなく,昔ながらの煉瓦造りの家が並び,ビルは中央駅の西側から多くなっている。北側の眺めも,昔ながらの煉瓦造りの家でいっぱいだが,そこからズンと飛び出している聖WILLIBRORD教会と聖ヤンス教会がすぐに分かる。東側は眼下のドーム教会が視界を占める。そのためか東側に広がる街並みは,賑やかな西側の街並みとは対照的な印象を受ける。
ところで,ドーム塔を降りて,ユトレヒトの街を実際に歩いてみると,塔の上で感じたのと同じ印象を持つ。賑やかな西側の街と静かな東側の街。聖WILLIBRORD教会と聖ヤンス教会の付近の北側の街もまた独特の雰囲気がある。
Oudegracht運河にはお店やカフェ,露店も出て,夜まで賑やかだ。同じようにオルゴール博物館から中央駅まで延びる道沿いもお店が並び,たくさんの人が行き交っている。それに対して,ドーム教会の付近は,まるで聖域のように静かだ。ドーム塔の脇にはカフェや土産物屋がいくつかはあるが,ここがユトレヒト観光の中心地のひとつであると考えると,意外なほど少ない。でも,むしろドーム塔,ドーム教会そしてピータース教会が集まる場所には,この方が良いだろう。
オランダはどこの街にも運河があり,これを中心に町が作られているが,ユトレヒトのOudegracht運河は随分と感じが違う。運河が地表から数メートル下にあるのだ。高い土地がなく,海抜下の土地も多いオランダの中ではOudegracht運河の風景は独特だ。今回は冬だから,この運河沿いにカフェの
パラソルが並ぶことなかったが,絵はがきを見ると,道路から数メートル下がった運河沿いにいくつものパラソルが開いている。暖かい時期に来れば,ここにもたくさんオランダの花が咲くのだろう。次にこの町を訪れるときには,是非ともこの景色を見てみたい。
(ところで,Oudegracht運河のクルーズはどんな風景が見えるのだろう??? 運河の壁しか見えないということはないでしょうね???)
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ドーム塔
ユトレヒトに来たならば,何よりもまずドーム塔に登ることです。
僕もホテルから真っ直ぐにここに来ました。ドーム塔に登るにはガイドツアーに参加しなければいけませんが,冬期は不定期になると聞いていたので,時間も心配だったし,また1回のツアーの参加人数にも制限があることも理由のひとつです。ドーム塔のすぐ近くにあるミュージアム・ショップでツアーの時間を確認すると,一番最初が11時。ちょっと待つだけで参加できました。
時間を待っている間に,まずはドーム塔の写真を一枚。遠くまで行くことができなかったので,見上げるように写真を撮りました。 -
ドーム塔の内部(1)
ドーム塔はいくつかの階に分かれていますが,その一番下の階(二階・登り初めて最初の部屋)がこの写真の所で,地上から11メートルの場所にあります。
とても天井が高い部屋で,これがドーム塔の中なのかと疑いたくなるような所です。 -
ドーム塔の内部(2)
この写真は三階の部分です。地上からは25メートルの所。ドーム塔のミュージアムになっています。ドーム塔の歴史や構造がパネル展示されていたり,オリジナルのガーゴイルがあったり,カリヨンを奏でる装置の模型などがあります。また,完成当時のドーム教会の絵があり,ガイドの人が詳しく教会の歴史を話してくれます。
本来,ドーム塔はドーム教会の一部としての塔でしたが,1674年の嵐の際に飛梁(フライングバットレス)に支えられていなかった部分が倒壊し,現在のように塔と教会が分かれてしまいました。倒壊した部分は,現在は広場となっています。 -
ドーム塔の内部(3)
ドーム教会の一番高いところです。ここには15の鐘により構成されたカリヨンがあります。昔はオルガンのような装置で人が演奏していましたが,現時は15分毎に機械が自動的に清らかな音を町中に響かせています。
ところで,実は前の写真の階とこの階上部の間に,もう一つの階があります。地上から49メートルの場所で,14のベルがあります。昔は,このベルを20人の人間で鳴らしていました。中世には,このベルが市民に時を知らせ,さらに敵の侵入を知らせたと言うことです。 -
ドーム塔からの街の眺め(1)
地上から100メートル強のドーム塔の展望台からはユトレヒトの街が360度眺めることできます。さすがにここまで来ると地上と違い,かなり風が強くなります。冬のこの日は,ここに5分も居れば,寒くて塔の中に駆け込みたくなりました。
これは東側,ドーム教会方面を見下ろしたと写真です。ドーム教会の先には,ピータース教会が見えます。また,ドーム教会の左端には旧図書館の赤い屋根の先が,右端にはユトレヒト大学本部が見ています。 -
ドーム塔からの街の眺め(2)
これは塔の西側を見下ろした写真です。Oudegracht運河がS字に曲がりながら流れ,左側にはBUUR教会(オルゴール博物館),右側には市庁舎や WINKEL VAN SINKEL が見えます。 -
ドーム塔からの街の眺め(3)
これは塔の北側を見下ろした写真です。画面の左上には市庁舎と WINKEL VAN SINKEL が,右上には聖WILLIBRORD教会と聖ヤンス教会が見えます。 -
ドーム教会(1)
オランダで最も古いゴシック様式をしたドーム教会の前に広がる広場は,1674年まではドーム塔まで続く長い身廊があった部分です。ここから教会を見ると,明らかに崩れた部分を煉瓦で覆い,新しく教会としていることが分かります。それにしても,もしも嵐によって教会が破壊されなければ,とても巨大な教会であったと思われます。 -
ドーム教会の内部
やはりオランダの教会。とてもシンプルです。 -
ドーム教会内のフレスコ画
磔刑のキリストの足下にドラゴン?が描かれています。 -
ドーム教会内の顔を削られた聖像
ドーム教会の中には顔が全て削られた聖像があります。顔が削られたのは宗教改革の時代です。偶像崇拝として徹底的に破壊されたのでしょう。このようなことが行われたことは残念ですが,ここを訪れる人たちは,これを見て何を感じるでしょうか?? この顔を削られた聖像は,そのことによって私たちに多くの示唆を与えているように思います。 -
ドーム教会内のステンドグラス
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ドーム教会(2)
ドーム教会の回廊の中庭からドーム塔を入れて撮った写真です。どちらも素晴らしいゴシック建築です。この中庭から見上げる姿が一番綺麗だと思いました。 -
ドーム教会の回廊
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ドーム教会の回廊の庭園の像
庭園の真ん中には,足を組み,大きなノートを広げて何かを書いている修道士の像がありました。 -
ユトレヒト大学本部
大きくはありませんが新ルネサンス様式をした綺麗な建物です。 -
旧図書館(VOORMALIGE OPENBARE LEESZAAL)
旧図書館はドーム教会からピータース教会に向かう道沿いにあり,新ルネサンス様式の建物はすぐに目に留まります。 -
旧図書館の窓
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ピータース教会
ピータース教会は,一部がゴシック様式になっているとはいえ,ユトレヒトの教会の中で最もよくロマネスク様式を残している教会です。この教会は11世紀に最初のものが造られています。
日本のガイドブックにはこの教会の詳しい内容は説明されていません。しかし,ハーレムのフランス・ハルス美術館の絵の中にこの教会を題材にしたものが数点あり,この教会の重要性が覗えます。 -
BUUR教会
ユトレヒトを訪れたことのある人でも,Buur教会がどの教会のことなのか分からないのではないでしょうか。でも,この教会の一部がオルゴール博物館になっていると言われれば,すぐに気付くと思います。オルゴール博物館の入口がある通りは,お店が並び,人通りが多く賑やかですが,この写真に写っている教会の西正面の部分は住宅街で昼間でも人通りは多くなく,静かです。
現在は一部がオルゴール博物館として利用されているBuur教会は11世紀まで歴史を遡ることができる由緒ある教会です。また,1125年まではユトレヒトで唯一の教区教会でした。このことは教会の名前にも現れていて,Buur教会とは”市民の教会”という意味です。
教会は何度も改修・増築を繰り返されたため,初期の教会部分はほんの僅かしか残っていません。一番大きな改築工事は1435年から1540年にかけて行われ,現在の(ユトレヒト特有の)ゴシック様式の教会になりました。この写真の塔は1370年に建築が始まりましたが,未完成のままとなってしまいました。
写真からも分かるとおり,ゴシック様式とは言いながらも飛梁を見ることができません。ドーム教会も,嵐で倒壊した部分は飛梁がありませんでした。これがユトレヒト特有の様式なのでしょうか? -
WINKEL VAN SINKEL(1)
Oudegracht運河沿いにあり,現在はカフェになっている Winkel van Sinkel(Sinkel\'s Shop) はオランダで最初のデパートです。 -
WINKEL VAN SINKEL(2)
Winkel van Sinkel の正面は,4本の鋳造された鉄の女神像が支えています。この柱はイギリスで造られ,ここに運ばれてきましたが,運河から柱を引き上げる時,あまりの重さのためにクレーンが壊れてしましまた。そのため,これらの像は「堕落したイギリス女」と渾名されています。 -
聖WILLIBRORD教会(1)
ユトレヒトの町で,ドーム塔の他にもう一つ高い塔ですぐに目に付くのが聖Willibrord教会です。教会の屋根に付けられた細く長い円錐形の塔が遠くからでも見えます。
この教会の歴史は,まだ130年程ですが,ヨーロッパで最も美しいネオ・ゴシック様式の教会のひとつに数えられています。建築はオランダ人の建築家 Alfred Tepe とドイツ人彫刻家 W.F. Mengelberg によって行われ,教会は1875年から1879年にかけて造られ,室内装飾は1891年に完成しました。彼らはケルン大聖堂の修復を手がけたことから,この新しい教会の建設を任されました。
この教会は周りが家に囲まれた場所に造られていることも特徴です。そして,周りを囲む家から教会が分かるようにするためでしょうか,教会は周りの家よりもさらに高い壁を持っています。 -
聖WILLIBRORD教会の入口を示す看板
道路に面した入口には,この写真のようにお店のような看板が出ています。多分,この看板がなければ,この道を歩いている人は,どこが教会の入口なのか分からないでしょう。 -
聖WILLIBRORD教会(2)
ここが教会であるとすぐに分かるのは,この裏通りに面した部分だけです。 -
聖ヤンス教会
聖ヤンス教会はユトレヒトの中でも最も古い教会のひとつで,1040年まで遡ることができます。長い歴史の中で,何度も増改築が行われたため,ロマネスク,ゴシック,ルネサンスなどの様々な建築様式が混在しています。 -
聖ヤンス教会の西正面
この教会の西正面は1682年にルネサンス様式で作られ,柔らかなラインが特徴です。設計者は Gijsbert Theunisz van Vianen です。 -
聖ヤンス教会前のアンネ・フランク像
聖ヤンス教会の西正面入口の所にはアンネ・フランクの像がありました。像の前には,大きな花束が置かれていました。 -
ドイツ・ハウス(Grand Hotel Karel V)の正面入口
ドイツ・ハウスと呼ばれ,現在はホテル「グランド・ホテル・カレルV」となっている建物は,1348年から1359年にかけて建設されたチュートン騎士団(ドイツ騎士団)の本部でした。
チュートン騎士団は12世紀末(1190年)にドイツ人商人がパレスチナ(聖地)に作った病院が起源であるとされています。13世紀には神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世の支援を受け,ユトレヒトの城壁の外に本部を作ります。この時の本部はオランダの伯爵ウィリアム4世によって破壊されてしまいます。現在のドイツ・ハウスはこの後に,現在の位置に新たに建設されたものです。ドイツ・ハウスは1808年にはナポレオンの支配下に入り,1811年に陸軍病院となりました。 -
ドイツ・ハウスの裏庭
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ドイツハウスの食堂
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ドイツハウスの廊下
左の壁の奥には,前の写真の食堂があります。廊下の展示ケースには,ここから出土した遺物などが展示されています。また,天井には昔の木組みの屋根を見ることができます。 -
ドイツハウスから発掘された遺物
このケースには,発掘された装飾用レリーフや鉄の釘などが展示されていました。別のケースには,コップや壺などのガラス器や陶器,古い医療用具などが展示されているものもありました。 -
運河の風景
ユトレヒトの運河の特徴は,道路から数メートルしたに位置していることです。このため地面から見れば地下1階にあたる運河と同じレベルのところにカフェなどがあります。このときは冬でしたので,カフェのパラソルが開いていることはありませんでしたが,暖かい時期であれば,パラソルが運河に色を添えて,オランダの中でも独特な町の景色を作るのでしょう。
また,ユトレヒトの運河は凍りにくいのでしょうか,僕が訪れた町ではアムステルダム以外で冬のこの時期に運河クルーズを行っていたのはここだけです。 -
運河沿いの建物
地表の道路から一段下がった所に,カフェがあることが分かると思います。 -
夜のユトレヒト(1)
運河沿いに見るドーム塔です。ドーム塔はユトレヒトの町のどこからでも見ることができますが,夜はライトアップされるので,なおさらその高さが目立ちます。 -
夜のユトレヒト(2)
市庁舎の前から見たドーム塔です。 -
夜のユトレヒト(3)
BUUR教会の脇の小路から見たドーム塔です。 -
夜のユトレヒト(4)
ユトレヒト大学本部の前から見たドーム塔です。この夜は空に雲が厚くなっていましたので,雲に反射した光がドーム塔により幻想的な雰囲気を与えました。その上,どうでしょうか,ドーム塔の高さがとても強調されたように思います。バベルの塔のようではありませんか??
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この旅行記へのコメント (5)
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- pulseraさん 2008/01/04 12:48:52
- 大好きな写真!!!
- 極楽蝶さま!ご無沙汰しております。私は、以前、
極楽蝶さまの「ユトレヒト」のブログに、いたく感激し、
メールさせて頂いた者です。
ドイツハウスの事、レストランのサイトを教えてくださって、
誠に、ありがとうございました!!!そして、
お礼が、大変、遅くなりまして、誠に、申し訳ございません!!!
言い訳になりますが、まったく、私は、PCの使い方がダメダメで、
アクセス出来なかったのです!お正月に夫に教えて貰いながら、
やっと、辿り着けた次第です。嬉しい〜!!!とにかく、帰りが遅いので、
このお正月は、夫にやっと、
極楽蝶さんのブログを、自慢して(何故、私が?)、見せてあげました!
1.私の好きな写真!アンネ・フランク像:もう、背景のぼかし具合に、
惚れ惚れします。カメラ・マンさんなんですか?今度、カメラを買う時は、
アドバイスしてください!よろしくお願いします!
2.夫の感動した写真!夜のユトレヒト(4):夜の撮影は難しいのに、とか、
三脚を使って撮っているのでは?とか、永遠に語っていました。
3.ドイツハウスの食堂!:夫も凄い綺麗だと言って、是非、行ってみたいのですが、
ドレスコードは、もちろん、G-パンは、ダメですよね?
極楽蝶さまの朝食は、美味しかったですか?朝から、正装ですか?
4.フェルメールの”ふぁん”です。(デルフト編)も熟読して、
極楽蝶さんのような旅に、少しでも、近付けたら、最高だろうなぁ。
- 極楽蝶さん からの返信 2008/01/09 23:59:42
- RE: 大好きな写真!!!
- hiromi様
こんにちは。極楽蝶です。
私の旅行記で感動して頂き,大変に嬉しく思っております。
ドイツハウスは,ホテルとしても,レストランとしてもとても素敵な所ですからユトレヒトにご旅行の際はご利用されることをお勧め致します。ご主人様ときっと良い思い出になると思います。
ところで,ドイツハウスでの食事ですが,夕食での服装は分かりませんが,朝食の時にはGパンで大丈夫です。想像ですが,夕食も多分正装の必要はないと思います(ハッキリとは言い切れませんが)。ただし,値段はある程度覚悟しないとですね。でも,ご夫婦で行くなら,このホテルに宿泊し,街を散策し,ここでディナーをされたら良いのではないでしょうか?
それから,写真のことですが,決してプロではありません。以前は旅行に行っても,自分で写真を撮るより,絵葉書の方が良いと思い,旅行に行くと絵葉書をたくさん買っていました。けれども,自分の見た風景,季節,時間,天候などが絵葉書では思い出せない。だから,自分の旅行は自分で写真を撮ろうと思い,カメラを買いました。5年ぐらい前です。そのあとは,構図などの本を買って独学。デジタルカメラなので,とにかく枚数を撮っています。
そうそう,アンネフランクの背景のぼかしですが,特に狙ったわけではなく,夕方で暗かったので,絞りを開けただけです。結果としてhitomiさんは感動してくれましたが! それと,夜のユトレヒトの写真は,ご指摘の通り,どれも三脚を使っています。いつも,コンパクトなものを持っていきます。
夜のユトレヒト(4)は,雪が降りそうな寒い日で,空一面に厚い雲があり,この雲に教会の照明が色を与えて,結果として不思議な雰囲気の写真になりました。とにかく,この日はオランダ旅行中,一番の寒い日でした。裏話ですが,三脚を立てて写真を撮っていたら,モンゴルから絵の勉強に来ているという酒に酔った若い男に話しかけられ,「ここからの塔が良いから,ここから写真を撮れ」とか,「あのパブで一緒に呑もうとか」とか,この男をまくのが大変でした!! でも,写真を見ると,こんな思い出が湧いてくるのも,自分で写真を撮るからだと思います。絵葉書では,こんなことにはなりませんよね。
では,これからもよろしくお願いします。
hitomiさんの旅行記も楽しみにしています。
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- pulseraさん 2007/11/18 21:27:26
- 教会!!
- とにかく、極楽蝶さんは、お写真を撮るのが、お上手ですね!文章も!写真集か、旅行記なんか、出されているのですか?本になったら、買いたいでーす。ユトレヒトの空気が、行かずして、伝わって来ます。
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- pulseraさん 2007/11/18 21:21:32
- ドイツHouse!!!
- この食堂で、食事ができるのですか?何か、召し上がりましたか?お薦めが、あったら、教えてください。日本に帰る最後の「昼餐」にしたいのですが。素晴らしい建物ですね。今は、ホテルとの事、ホテルとしては、敷居が高いのですが、お昼くらいの贅沢は、出来るかな?
- 極楽蝶さん からの返信 2007/11/20 00:54:03
- RE: ドイツHouse!!!
- hiromiさま
はじめまして。極楽蝶です。
ご投稿頂き,有り難うございます。
お褒めの言葉を戴き,嬉しく思います。でも,旅行記も写真集も出すことはありません。最初はこのブログを利用して,友人に自分の旅行の思い出を読んでもらいたかったからはじめました。学生時代と違い,働きはじめると同じように都内で働いても,会う機会が少なくなりますので。
ところで,ドイツハウスの食堂ですが,僕はここに泊まったので,朝食のために利用しました。「Grand Hotel Karel V」のHP(http://www.grandrestaurantkarelv.nl/)を見ると,夕食は多分ワインを含めて一人100ユーロぐらい考えた方が良いのではないでしょうか? でも,とても素敵なレストランです!!
ちなみに記録を調べてみると,当時僕はこのホテルに1泊1万8800円で宿泊しました。今だとユーロが高いので,もう少し高くなると思います。
では,hiromiさんのオランダの旅行記を楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします。
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