「世界で最も美しい谷」ランタンを歩く.チベット村は素晴らしい。

2005/11/18 - 2005/11/18

11/18 ランタン（8：00）-キャジン・ゴンパ(11：25）
　　　　　3500m　　　　　　　3800m
村を抜ける道中にはマニ石が続く。チョルテン、メンダンとチベット仏教の色濃い地を歩く。
ヒマラヤ襞が素晴らしいガンチェンボ（6387m）が正面に見える。4000mの高所に住むチベット人の居住地は、今まで歩いてきたネパールの地とは違う宗教色のこい別天地を感じる。
ここだけにある不思議な空間、信仰に生きる山間民族の地は平和な里でもあった。
歴史のはざまで生きる民族の暗さは感じなかった。

ガンチェンボが輝く。

エリア ヒマラヤ(ネパール)

悠久のかなたからの神秘な光りを放つヒマラヤ襞は美しく輝く。時を想像するだけでもロマンを感じる。
このヒマラヤ襞に魅せられて。
ガンチェンボの襞も輝いている。

青い空に映える霊峰。
静かな山間の村、ランタンに聳える。

休憩をした茶店で、記念に撮らせてもらう。
外の社会とは隔絶されたチベット村は空気が違う。
笑顔も人柄も優しい。

石造りの民家はヒマラヤの大地に似合います。
どこの家にも祈りの旗チョルテンが風になびきます。

小さな村をカメラウオッチング。
デジカメは優れている。撮った映像を子供達に。
あっという間に腕白坊主がカメラの前に集った。

2005・フェステバルの歓迎担当の村民。
我先にポーズを作り、カメラの前に。
画像を見てもらう。嬉しそうな表情が何ともいわれなくて。

この彼女、上半身だけリルンを入れて撮ったら全身を
撮ってほしいとポーズをとります。

ランタン山群が青空に映えます。
この向こうの奥ははキャジン・ゴンパ。

美しい山、ランタンリルンは青空に
神々しく聳えます。

フェステバルの催しの行事。
民族衣装に着替えた男性による弓の競技
的に向かって矢を射る。
村人がこぞって楽しんでいた。素朴な村のお祭りを見る。

馬術競技。キャジンゴンパの村内を5週して早さを
競います。
優勝すると祝福の賞品を。ビールをもらいインタビュー。高見の見物と楽しませてもらった。

女性群も負けじと、チベット民謡を歌います。哀愁を帯びた歌声がチベット村に響きます。

厳しい自然の中で生活をするチベット人の集落
一見閉ざされた社会のような感じもするが、同一種族だけの社会は幸せな里なのかも知れない。
この最奥の村がいつまでも平和な村でありますように。

ゴンパにあったマニ石
経典が刻まれている。
一字一字、永い時間をかけてノミで彫られたマニ石の経典、祈りが込められている。

キャジン・ゴンパのタルチョが風にたなびく。
早朝のゴンパ周辺はガスがかかる。幻想的な雰囲気の中に「チベット仏教」の祈りを感じる。

貴重な燃料、ヤクの糞を干すロッジのおばさん。
　
この夜も村の集会所の庭ではファイヤーの火の元で
ランタンフェステバルの踊りが披露された。
スローテンポのリズムに合わせて哀調をおびた
メロディがヒマラヤの最奥の村に響きます。