2005/08/19 - 2005/08/22
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macchanさん
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ダムノン・サドゥアク水上市場からアユタヤまで2時間ほどかかった。一度バンコクに向かい、その後北上して世界遺産の町・アユタヤに入った。その途中、トイレ休憩を兼ねて家具や民芸品の木工所に立ち寄った。タイでは木工も盛んである。タイから日本への家具の輸出額は375億円に上る。
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ジャングルや動物などを透かし彫りにするのはかなりの技術が必要ではないかと思った。豪華な応接セットが日本にも輸出されていると言う。暑い中での細かい細工には相当な精神力も必要と思われた。ややもすると暑い国の人々は余り集中力がなく、細かい作業が出来ないように思われがちだが、バンコクやアユタヤの寺院に祀られる仏像や寺院を見ると、それらの推測が全くの誤りであることを痛感する。木彫に励む人々を見て彼らの祖先が作り上げた技術の高さを見る思いがした。
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バンコクの周辺では田んぼをつぶして塩田や養殖場になったものがあちこちに見られた。米を作るよりエビや魚を養殖したほうがお金になるという。日本の高度成長と似た雰囲気をタイのあちこちで感じた。微笑みの国をいつまでも大切にして欲しいと思うのは、経済大国日本のおじさん旅行者だけだろうか。
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私たちの車を追い抜いていったトラック、と思ったら荷台には座席が装着され、満員の乗客であった。タイにはこのような車がけっこう多い。これで高速道路もかなりのスピードで走っているように思ったが。
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アユタヤに向かう道路の両脇には広々と水田が広がっていた。タイは世界でも有数の米の生産国である。かつては”浮稲”という水中で高く成長する米作りが中心であったが、最近は日本と同じような米作りが多いそうだ。
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バンパイン宮殿はアユタヤの南にある。タイ王室の夏の離宮だ。チャオプラヤ川を使ってバンコクまで船で往来も出来る。この宮殿のシンボル、プラ・ティナン・アイサワン・ティパヤは代表的なタイ様式の建物である。内部にはラマ5世像が置かれているそうだ。
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バンパイン宮殿には広々とした緑の庭園と巧みに配置された池があった。その中に像の親子をかたちどった盆栽があった。像はまさにタイの人々と王宮のシンボルなのだろう。
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宮殿内にある天文台。これを使ってラマ4世が天体観測をしたのだそうだ。この天文台にはポルトガルから持ち込まれた機材が使用された。16〜17世紀にこの王朝は国際貿易で繁栄し、多くの外国人が往来した。
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アユタヤの繁栄を表す建物の一つ、中国式の明天殿、室内には床・壁・天井に細かな装飾が施されているがすべて中国から持ち込まれた資材が使用されている。
宮殿の警備に当たる若いタイ軍兵士は凛々しい。規律も訓練も行き届いているように思う。欧米諸国では厳しい警備に警察や軍人姿が目立つが、タイではソフトな警備が多かった。さすがにこの宮殿には各所に警備兵がいたが、その表情はおだやかであった。 -
アユタヤ王朝初代ウートン王が1357年に創立したワット・ヤイ・チャイモンコンにそびえる72mの戦勝記念塔、1592年、第16代ナレスワン王がビルマ皇太子との戦いで勝利を収めた記念塔だ。アユタヤは度々ビルマと戦っている。
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ワット・ヤイ・チャイモンコンの涅槃像。
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ワット・ヤイ・チャイモンコンの本尊、黄金に輝く仏像はどこかおだやかである。線香と花を奉げ参拝した。
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14世紀に建立されたワット・プラ・マハタート、黄金製の奉納板や仏像・宝飾品も出土しているが、この寺院を有名にしているのはこの木の根に挟まれた仏頭の像である。慈悲に溢れたその表情を見ると、不信心な私でも手を合わせたくなる。
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ワット・プラ・マハタートにはビルマとの戦争で失われた首のない仏像がある。このような仏像に会うのは初めての経験であった。同じ仏教の国でありながら、戦いは凄惨を極めたことだろう。同じ仏教徒でありながら、仏像の首を切断する時のビルマ軍兵士の気持ちはどのようなものであったろうか。
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15世紀末に建立されたワット・プラ・シー・サンペット、スリランカ様式の3基の仏塔には王の遺骨が納められている。アユタヤのシンボルとして目にすることが多い仏塔である。
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アユタヤの遺跡群はラマ公園周辺に多い。その一角にタイ様式の壮麗な寺院がある。ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットである。中にはタイで最大の19mの黄金の仏像が輝いていた。建立は1603年と言うから、わが国では江戸幕府が開府された年である。
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アユタヤの遺跡群の横に像乗り場がある。4mほどの乗り場から手助けを受けて乗った。像の背中は良く揺れた。しかも高い。像使いの青年は尖った金具で像の首に乗り、像を操っていた。人と動物、一身同体の世の中なのだ。像の目はどこか悲しげであったが、タイに行ったら是非体験して欲しい。
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アユタヤからバンコクへかけては広々とした平原が広がっていた。あちこちに水田をつぶして工場や住宅に変えるところもあった。だが、平原の向こうに集落らしい建物の中に、小さな仏塔も見えた。タイの人々の穏やかな表情の中に仏教がどっしりと居座っている気がした。
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