アジア・バックパッカーの旅【１】　タイ・バンコクで鉄道体験

2005/11/07 - 2005/11/09

バックパッカーの旅は１９７１年、シベリア鉄道でヨーロッパに入り、ユーレイルパスで鉄道を利用、ユースホステル中心に宿泊しながら２ヶ月余りヨーロッパを放浪して以来、３４年ぶりの試みだ。自由なバックパッカーの旅にはずっと憧れていたが、短期間に効率良く回れる便利なツアーに頼ってきた。今回は体力面、安全面、計画と実行面など不安はあったが、４Travelの皆さんからたくさんの情報をいただき、ようやく憧れのバックパッカーの旅を試行する決心がついた。いずれヨーロッパ、アメリカなど長期に回る夢を持っているが、バックパッカー見習い試行期間は１１月７日から１２月５日までの約１ヶ月。関西空港発タイ・バンコク経由ネパール・カトマンズ往復のタイ航空４５日間有効格安航空券を４Travelから検索し購入、バンコクのストップオーバーを活用してミャンマーとラオスにも訪問することにした。ネパール・カトマンズからは訪問予定まで１ヶ月弱でビザ、航空券取得などの期間的な問題があったのだが旅行社を通してブータン訪問の可能性を確認したところ可能だとのことで、結果的にタイ、ミャンマー、ネパール、ブータン、ラオスの５カ国を２８日間で回るという忙しい旅になってしまった。これも短期間に詰め込んでたくさん観光するツアーの習慣から抜けきれないからかも知れない。持ち物はやはりトラベラーの皆さんのアドバイスをいただきながら中型のキャスター付きリュックサックと小型のリュックサックに詰め込んだがかさばってしまった。インスタントラーメンやみそ汁など持って行ったがどの国のコンビニでも買えるし、不要だったと反省している。
１１月７日の夜に自宅を出発し夜行便で１１月８日早朝にバンコクのドン・ムアン空港着。鉄道（５B−１５円）でフアランポーン駅、地下鉄（２６B−８０円）でナショナルコンベンションセンターまで行きタクシー（４０B−１２０円）で４Travelで紹介いただき予約していた民宿日出（ひで）にチェックイン。日出のオーナーは日本語が堪能で宿泊客は日本人ばかりで１０人以上、その多くは長期滞在しながらタイ式マッサージを勉強している。雨期の名残り雨なのか、２時間ほど雷雨に見舞われたが小降りになった後、月―金曜の９−１６時のみ見学可能な法医学（シーウィー）博物館に向う。さすがにまだローカルバスに乗る自信が無くタクシーで２００B、シリラート病院に着く。病院内にある法医学（シーウィー）博物館も４Travelで情報をいただき世界的にも珍しい博物館なので是非訪問してみたいと思っていた。博物館には凶悪犯の死体標本、縦に２つに割られた男の頭部、解剖標本などたくさんの人体標本が並び、気味が悪い。だが、タイの女子高生や大学生は談笑し記念撮影しながら見ている。遺跡から発掘されたミイラや白骨には慣れているのだが、ホルマリン漬け人体標本は生々しい。これも死体に対する日本とタイとの文化、習慣の違いなのだろうか、と思いながら珍しい博物館を見学した。
（写真はタイの鉄道）

エリア バンコク(タイ)

バンコク国際空港に近いドン・ムアン駅の光景。

バンコク国際空港に近いドン・ムアン駅の光景。

バンコク国際空港に近いドン・ムアン駅の光景。列車が到着。

列車内の人達の光景。

列車から見る鉄道沿いの民家。

列車から見る鉄道沿いの光景。

バンコクのフアランポーン駅。

バンコクのフアランポーン駅の光景。

バンコクのフアランポーン駅に到着した列車。

バンコクのフアランポーン駅の構内。

バンコクのフアランポーン駅にあるキリン像。

バンコクのフアランポーン駅にある草木で造られた動物達。

バンコクのフアランポーン駅にあるかわいい石像。

バンコクのフアランポーン駅の地下道。地下鉄に向う。

バンコクの地下鉄の内部。

バンコクの地下鉄の駅。

法医学（シーウィー）博物館のホルマリン漬けの人体標本。

法医学（シーウィー）博物館の２つに割られた男の頭部のホルマリン漬け。

法医学（シーウィー）博物館の凶悪犯の死体標本。

法医学（シーウィー）博物館の凶悪犯の死体標本。

この旅行記へのコメント （4）

• チビケイさん 2005/12/10 23:32:55

  バックパッカーの旅１にお邪魔させて貰いました(o^∇^o)ﾉ

  さすらいおじさんさん(* ^-^)ﾉこんばんわぁ♪
  
  今回の長い旅の始まりにお邪魔させて貰ってます(*^^)v
  東南アジアへの自由な旅！
  色んな事に遭遇されたんだろうなと期待でワクワクです♪
  
  それにしても‘法医学（シーウィー）博物館’凄いです。
  以前adsawinさんのＨＰで拝見した時も驚きましたが
  本当に生の人間の標本があるんですね。
  私達日本人はテレビでもある程度しか見る事がない
  究極的なもの、、、さすらいおじさんさんが
  仰るように国民性の違いもあるのでしょうが
  日本人には少し刺激が強いものだろうなぁと
  思いつつも現実的なものを真正面から受け止める…
  これも大切な事なのかもしれませんネ。
  
  バンコクの地下鉄や駅がこんなに綺麗だとは知りませんでした(^^♪
  電車も綺麗ですネ。
  
  この続きも少しづつお邪魔させて下さいm(__)m
  今年も残り少なくなりましたが
  さすらいおじさんさんお体を大切に
  何時までもお元気に２００６年も流離って下さい(*^。^*)
  
  バックパッカーの旅明日も楽しみにお邪魔しまーす(^_-)-☆
  
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2005/12/11 10:53:53

  RE: バックパッカーの旅１にお邪魔させて貰いました(o^∇^o)ﾉ

  チビケイさん
  
  バンコクをご覧いただきありがとうございます。
  体調がだいぶ戻りやっと旅行記にかかり始めました。
  法医学（シーウィー）博物館はすごかったです。他の国でもこのような博物館は見たことがありません。医師なら普通のことで大学の医学部にはどこでもあるのかもしれませんが、一般の人達に公開した点では世界的にも貴重な博物館だと思います。
  
  バンコクの地下鉄の建設には資金面で日本がかなり協力したそうで地下道、エスカレーターなどの設備も立派です。バンコクでは鉄道、地下鉄、スカイトレイン、バス、船、タクシー、バイタク、ツクツクなど乗り物も多く、いろんな乗り物に乗って見たことも楽しかったです。
  
  

• naniwa ladyさん 2005/12/10 08:10:12

  おはようございまーーす\(^o^)／

  バックパッカー、初体験、そして無事ご帰還、おめでとうございまーーす。到達感と達成感で、今はふむふむと満足感でいっぱいになって、コーヒーでも飲んでおられるのでしょうか。私は不勉強で、バックパッカーという言葉はスマトラ沖地震で、初めて耳にしました。一人で生活しながら外国各地を回られる方と勝手に想像しています。辞書で引けばいいのですが、じゃまくさがりです。さすらいおじさんは今までずっとひとり旅と理解していました。ツアーだったのですね。バックパッカーとひとり旅の違いはなんなのかなぁ・・でもさすらいおじさんの一歩ジャンプアップした気持ち、そうして到達した満足感、うーーん僭越ながら、十分わかるんです。私が一人旅に憧れて、日夜行かして欲しいと主人を説得していますから・・私の場合は一人旅ツアーのことなんですが、一人参加が条件のツアーがあるので、まずはそちらに参加したいのです。なんか後悔するかもしれないけど、独り立ちがそこから始まって、なにか大きく成長できるような気がするのですが、ダメみたいです。それではこれからも楽しみにしています。

  さすらいおじさんさん からの返信 2005/12/10 10:42:06

  RE: おはようございまーーす\(^o^)／

  naniwa ladyさん
  バンコクをご覧いただきありがとうございます。
  ツアーは移動、ホテル、観光などすべてお膳立てされており、参加すればおまかせの旅ができますが、個人旅行はすべて自分で手配しなければならないので手配に時間と神経をかなり使います。個人旅行の中でもリュックサックをかついで安価な旅をするのがバックパッカーだと思っています。
  今回、女性の個人旅行者にたくさん会いました。
  ツアーに一人参加される女性も多いですね。naniwa ladyさんも一度体験されたらいいと思います。