2005/11/23 - 2005/11/23
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しんちゃんさん
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「白河の関」 奥州三大関所のひとつ。昔々、越後及び関東から奥州に抜ける関所(せきしょ)は三箇所ありました。日本海に面した「念珠関(ねずがせき)」太平洋からは「勿来の関(なこそのせき)」そして下野の国(栃木県)からの「白河の関(しらかわのせき)」いずれも今は、新潟県から山形県、栃木県及び茨城県から福島県と県境になっています。国取り物語も“境”が証明しています。往時を偲ばせる白河の関を見学しました。里の秋も終盤です。枯れ葉舞う田園地帯を爆走しての歌碑巡り?一昨日(11月23日)の最新の写真です。色あせる前にご賞味ください。写真は「白河の関」北側の田から「がまの穂」「柿の木」「紅葉の里」です。
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昔々、又その昔、東北(蝦夷地)との境界はここ白河にあったといわれます。陸奥(みちのく)と関八州(かんはっしゅう)との境界はこの場所です。現在は東北、以前は陸奥(みちのく)もっと前は蝦夷というそうです。遥か昔、朝廷の支配に抵抗し服属しなかった人々を蝦夷と呼びここから南下しないように関があったようです。「国史跡。蝦夷民族の南下を防ぐための軍事的要塞」との白河観光協会の説明です。
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現在の福島県と栃木県の県堺から約2Km福島県に入った所に「白河の関跡」があります。関所と聞いて江戸時代ごろかな?「ブー」間違いです。七・八世紀から存在していた模様です。廃絶は十二・三世紀ごろだそうです。なんの変哲も無い小高い丘が、貴重な歴史の遺構とは…
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杉木立は200年から300年の歴史がありそうでした。(日光街道の杉と同じくらいの杉だからです)
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銅版とかトタン板でなく“かやぶき屋根”のほうが哀愁があります。
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参道の奥に「白河神社」があります。
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「古関蹟の碑」寛政12年(西暦1800年)白河藩主松平定信が調査しここが白河の関跡であると記念碑を建立しました。(古絵図や古歌、老農の話より策定したらしいです)松尾芭蕉はこれより100年前に訪れています。
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「矢立の松」1180年(治承4年)8月源義経は奥州平泉から平家討伐のため鎌倉へ行く事になり、ここ白河の関を通過しました。そのころはもう、「白河の関」はさびれて“山砦”(さんさい)だったとの事です。「山の中に作ったとりで」とか「山賊のすみか」の意味。そのとき、戦勝を祈願してこの社前の松に矢を射立てたと伝えられます。
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看板に書いてあるとおり、第二次世界大戦の時「無事と戦勝」を祈願して枯片を持ち去り根だけとなりました。可愛そうな松でした。
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「白河神社」
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白河神社の建物は、伊達政宗公によって改築奉納されたと伝えられるそうですが…
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神社の左手に七福神のようなかわいい社務所?がありました。ミニチュアです。春には綺麗に整列していましたが、秋には乱れていました。
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拝殿の奥、本殿でしょうか?
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白河の関跡」は別名を「関の森遺跡」といいます。昭和34年から5年間にわたり、発掘調査を実施しました。遺跡を、A・B・C地区に分け多くの遺構・遺物が発見されました。A地区の空湟(からほり)と土塁(どるい)。
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A地区の空湟(からほり)。
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東側の楓。早春にはカタクリが咲き、その後一輪草・二輪草が咲いていました。
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東側の遊歩道。
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南東のある説明の看板。すぐ南側には「白河関の森公園」があります。
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南東の角に絡みつく藤づる。
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大きな楓の葉はほとんどが落ちていました。霜枯れのように茶色がほとんどですが、中にはこのように最後の紅葉をしている“葉”もありました。
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「白河の関」中央付近の空湟(からほり)
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こんな漢字習った?空湟(からほり)は普通の国語辞典にありません。YAHOOにもGOOにもありません。Webでの検索でも数少ないです。
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松尾芭蕉「奥の細道白川の関」の碑
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枝は細く見えますが、一本が普通の杉の2・30年の太さです。
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「従二位の杉」鎌倉初期、従二位藤原家隆が手植えし奉納したと伝えられる老木。樹齢800年、周囲5mとの説明あり。
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「旗立ての桜」“矢立の松”と同じ日に(1180年8月)源義経が平家討伐のため鎌倉へ行く途中、戦勝を祈願、旗揃えをした時、源氏の旗印を立てたと伝えられる。
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西側にある小川がイチョウの落ち葉で囲まれました。
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幌掛の楓」源義家が安部貞任追追(前九年の役)のため、ここを通過するときに、この楓に幌をかけて休憩したと伝えられる。
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境内左側、農家の畑に色づいた柿がありました。
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「芭蕉庵ドットコム」に松尾芭蕉がこの白河の関所に立ち寄った件に関して載っています。参考にしてください。http://www.bashouan.com/psBashouPt07B04.htm 興味のある方は「百街道一歩の奥州道中」も参考に見てください。http://homepage3.nifty.com/hyakkaido/hyakkaidouipponoousyudoutyu.htm 興味ある記事です。
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なんの変哲も無い、小高い山ですが、重い歴史を背負っています。多くの歌碑と古歌を残し歴史を感ぜずにはいられません。現在の国道4号線から東側に国道294号がありますが、ここはさらに東側、福島県の主要地方道「坂本・白河線」こんなにも田舎?昔の道路?と思わずにはいられません。白河市からは、ん・ん〜説明が難しい!栃木県からは那須郡那須町伊王野からしか道がありません。見学の後は白河ラーメンが美味しいですよ!機会を作り紹介します。「白河の関」見学記終了です。
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