1972/10/18 - 1972/10/18
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ソフィさん
1961年10月18日(水)
今日はどうしたことか、一日中ついていなかった。
第一にスタートからして悪かった。
9時の約束があるので、8時前に家を出て地下鉄に乗りラスパーユまで来た時、電力会社のストのため突然の停電。
こんなことは事前に予告されていたのだろうが、ニュースに疎い私には寝耳に水だ。
しかしお客さんは皆平然と構えていて、半分以上の人が降りる。
降りない人は、情報に取り残されている人か、ごく少数の時間にゆとりのある人なのだろう。
情報ギャップの怖さを、しっかり知らされる。
私は長続きしないだろうと高をくくり、薄暗い車内でじっと我慢することにする。
しかし2時間待っても動かないので、その挙句諦めて下車し、1時間掛け目的地のオペラまで歩く。
約束を2時間も遅れて目的地に辿り着いたところ、相手は「研修生など受け入れる余地はない」と、ケンもほろろの対応で、ほとんど門前払いに近い。
ここの技術には興味を持っており、日本への土産と期待していたところだった。
パリの人はスト慣れしていて、誰も文句を言わない。
この日はパリ全市が停電したらしいが、年中行事で珍しいことではなく、停電で困る病院などは予備電源を完備しているようだ。
通勤客も慣れていて、時間の余裕を見てバスや自家用車の伴乗りなどを事前に用意していて、ストを理由にした欠勤や遅刻は多くないらしい。
一般市民は、ストを労働者の権利として認めており、むしろ労働組合に同調する気風が強いようだ。
しかし見方を変えれば、こんなにストをやりながら社会が治まっているのは、国の恵まれた立地条件が背景にあるからではないだろうか。
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